【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2022.12.23
公開日:2018.02.26
昨今、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSを運用している企業も多くなってきています。SNS運用にあたって、「実際に思っていたような反応が得られない」「どうすればいいのかわからない」といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
そういった悩みを解決するために、まず最初にとれる方法が「SNSアカウントの分析を行う」ということです。 今回は、「SNSの分析が必要な理由」と、Twitter、Facebook、Instagramの3つのSNSを対象に、それぞれのアカウント分析方法をご紹介します。
また、Instagramを活用したマーケティングの一つとしてインフルエンサーマッチングプラットフォーム「Cast Me!」もぜひご活用ください。
まず最初に、SNSのアカウント分析が必要な理由について考えてみましょう。
SNSマーケティングは、広告やCMといった一方方向でのマーケティングではなく、ユーザーからの反応や気持ちを汲み取れる双方向のマーケティングであることが特徴です。 企業とユーザーの双方向でのマーケティングということを意識せずに一方的に発信し続けているだけでは、SNSマーケティングの持つ可能性を充分に引き出すことができません。
SNSマーケティングは、双方向でのマーケティングを行うことができるからこそ、ユーザーがどのようなことに興味があるのか、商品や企業についてどのような印象を持っているのかということがより具体的に知ることができます。 そういったユーザーの反応を伺うために行うのが「SNSアカウントの分析」です。
SNSアカウントの分析を行うことで、発信した各投稿に対するユーザーの反応を数値化して捉えることができます。 数値化して捉えることにより、どの投稿にどれほどの反応があったのかがわかり、何が効果的だったのかを考察することで、効率的にSNSを運用できるようになります。
SNSを効率的に運用するにあたって、SNSアカウントの分析を行うことはもはや必須であるといっても過言ではありません。 それでは、実際にTwitter、Facebook、InstagramのSNSアカウントの解析方法を紹介していきます。
SNSアカウントの分析には大きく分けて2つの方法があります。1つめは「インサイト」と呼ばれる、各SNSごとに設置されているサイト内のページにて数値を見る方法で、2つめは各SNSごとに開発された外部ツールを使用して数値を見る方法です。
SNSや目的によって、インサイトと外部ツールを使い分ける必要がありますが、このページでは比較的簡単に行うことができるインサイトでの分析方法についてご紹介します。
Twitterではインサイトに「Twitterアナリティクス」という優れた分析ツールがあります。 「Twitterアナリティクス」では、ひとつひとつのツイートごとの数値を見ることが可能となっています。
「Twitterアナリティクス」で確認できる数値は以下のようになります。
また、動画や画像などのメディア、URLをツイートしている場合には 、メディアの再生数、ユーザーがメディアを再生した回数 、メディアのエンゲージメント(ユーザーがメディアにクリックまたはタップした回数)、リンクのクリック数(ユーザーがURLにアクセスした回数)が確認できるようになっています。
「Twitterアナリティクス」の使い方は簡単で、まず確認したいツイートをクリックします。
次にツイートの下部に表示されている「ツイートアクティビティを表示」と書かれたグラフのアイコンをクリックします。
すると、「ツイートアクティビティ」というウィンドウが表示され、
それぞれの数値が確認できるようになります。
続いて、Facebookアカウント分析方法を見てみましょう。
Facebookインサイトでは、Facebookページのパフォーマンスや投稿への反応などを数値化して確認することが可能です。
Facebookインサイトで確認できる情報は以下のようになっています。
また、Facebookページでイベントを作成している場合にはイベントページでのユーザーの反応や動向、動画などのメディアを投稿している場合には投稿された動画の再生回数、再生時間などの反応を確認することができます。
Facebookページ上部の「インサイト」タブをクリックすることで、Facebookインサイトを表示できます。
インサイトを表示すると、最初に「概要」というページが表示され、Facebookページのパフォーマンス、投稿への反応などが表示されます。
デフォルトの表示期間は過去7日間のみですが、「最近7日間」をクリックすることで表示期間を選択することも可能です。 インサイトページの左側に表示されているメニューから、それぞれの項目ごとの数値を確認することができます。
例えば、「どのような投稿に反応があったのかを知りたい」という場合には、左側メニューから「投稿」をクリック、「公開済みの投稿」を選択することで、過去の投稿へのリーチ数、エンゲージメント数などの反応の数値を一覧表示することができます。 表示された過去の投稿一覧の中から、各投稿をクリックすることで、その投稿に対するユーザーの反応をさらに詳しく確認することができます。
このように、Facebookインサイトは項目ごとに細分化されており、目的に応じて詳しくアカウント分析を行うことが可能となっています。
TwitterやFacebookとは異なり、Instagramでインサイトを表示するためには、まずアカウントをビジネスアカウントの状態にする必要があります。ビジネスアカウントに切り替えると言っても、並行してFacebookアカウントを運営していれば方法はとても単純です。 ビジネスアカウントへの切替方法は以下のようになります。
まず、Instagramアプリのプロフィールページから「オプション」を選択し、「ビジネスプロフィールに切り替える」を選択します。
次に、Facebookアカウント連携に関する入力欄が表示されるので、自分のFacebookページのメールアドレスとパスワードを入力します。
最後に、メールアドレス・住所・電話番号を入力欄が表示され、入力欄に情報を入力します。
この3つの手順を問題なく行うことができれば、ビジネスアカウントへの切り替えは完了となります。 なお、InstagramのインサイトはスマートフォンのInstagramアプリからのみの閲覧となっている点には注意が必要です。
InstagramインサイトもFacebookインサイトと同様に、項目ごとの詳細な情報を確認することができます。Instagramインサイトで確認できる情報は以下のようになっています。
Instagramでインサイトを表示する方法は2つあります。
1つめは、Instagram個別ページ上部にあるグラフのアイコンをタップすることで表示できます。
グラフのアイコンをタップすると、インプレッションの総数、人気のある投稿などが表示される画面へと移行します。
2つめは、Twitterアナリティクスを表示する方法と同様に、各投稿の下部に表示される「インサイトを表示」というリンクをタップすることです。
「インサイトを表示」をタップすることで、各投稿ごとのいいね!数やリーチ、エンゲージメントなどの詳しい反応を表示することができます。 また、フォロワーが100人以上のアカウントに限り、インサイト画面にて、性別や年齢、地域などのフォロワーの属性、フォロワーがインスタグラムを利用している時間帯なども確認できます。
ここまで、Twitter、Facebook、InstagramでのSNSの分析方法についてご紹介しました。
ただ、SNSアカウントを分析できるようになったからといって、すぐに思うようにSNSを運用できるようになるわけではありません。SNSを運用するにあたって、注意するべきことは2つあります。
まず1つ目は、”続けること”です。 この”続ける”ということは、簡単なことのように思えるかもしれませんが、SNS運用初心者がもっともつまづきやすい点でもあります。SNS運用では、短期的に効果を発揮できる場合もありますが、数年単位で運用して初めて効果が見込めるケースも少なくありません。
また、ネット上では、情報の移り変わりが激しく、その時々によってどんな投稿に反応が集まるのかが常に著しく変化します。長期的なビジョンを持ち、ネット上の変化に対応するためには、”続けること”が必要となります。
2つ目は、”どれくらい効果があった投稿だったのか正しく把握する”ということです。 SNSを運用するにあたって、注意するべきことの1つ目に”続けること”を挙げましたが、ただ続けていればいいというものではありません。
SNS運用を続けていれば、反応の良かった投稿や、反応の悪かった投稿に差が表れ、日々の投稿の中で必ずユーザーの反応に変動が見受けられます。
ユーザーの反応の変動を見逃さず、「この投稿はなぜ反応が良かったのか」「この投稿はなぜ反応が悪かったのか」ということを常に考察する姿勢を持ち、投稿に対する分析を行うことで、より効率的な運用方法を追求することができます。
今回紹介した「SNSアカウント分析方法」は、ユーザーの反応の変動を確認するにあたって、非常に役立つものとなっています。「SNSを運用しているが、思ったような効果が得られない」「これからどうすればいいのかわからない」といった方は、まずはSNSアカウントの分析から始めてみてはいかがでしょうか。