「コアアップデートは間もなく行われる」Web Creator Summit で発表– 先週の最新SEO情報まとめ(2024/10/26~)

SEO最新ニュース
SEOサービスのご案内
今すぐ無料ダウンロード

PINTO!編集部:山本です。

先週は、「コアアップデートは間もなく行われる」とWeb Creator Summit で発表されたことが話題になりました。これに対しSNS上では、「コアアップデート前の特徴であるクローリングの増加が観測されていないため、まだ先では?」という意見も見受けられています。動向が気になりますね。

それでは、今週もSEO最新情報をチェックしましょう。

無料で資料をダウンロード

※フォーム送信後、メールにて資料をお送りいたします。

SEOサービスのご案内

専属のコンサルタントが貴社Webサイトの課題発見から解決策の立案を行い、検索エンジンからの自然検索流入数向上のお手伝いをいたします。

※フォーム送信後、メールにて資料をお送りいたします。

STEP 1


フォームでの問い合わせが
完了いたしました。
メールにて資料をお送りいたします。

「コアアップデートは間もなく行われる」Web Creator Summit で発表

Googleが開催したWeb Creator Summit で、コアアップデートが近々行われると発表されました。

アップデートに関する発表内容の概要は次の通りです。(※このサミットの参加者である「過去1年ほどの間にGoogle 検索ランキングが低下したコンテンツクリエイター」に向けた発表であることにご注意ください。)

  • まもなくコアアップデートが行われるはずだが、このアップデートで回復が見られるとは約束できない
  • 2023年9月に行われたHCU(ヘルプフルコンテンツアップデート)前の状態に戻ることはない(※アップデートを行う中で徐々に回復していくことは可能性としてある)

特に真新しい発言ではなく、HCUで下落したサイトに対して「回復に期待せず、前に進もう」というメッセージのように受け取れます。

また、

  • Googleは検索順位を操作しようとするいくつかの大規模サイトを認識している。
  • 大手サイトが小規模で独立したコンテンツクリエイターから発言権を奪い取ってしまうのは健全ではないと考えている

といった発言もありました。Googleは先日、大手サイトのドメイン配下で運営されているメディアについて、「メインサイトと切り離して評価するシステムを改善している」と述べていました(※詳細は次で紹介)。

次のアップデートでこれが反映されるかもしれません。

サイト評価の不正使用に関するアルゴリズムをテスト中?Googleはこれを否定

直近のSERPsの動きについて、「サイト評価の不正使用に関するアルゴリズムをテストしているのでは?」という質問に対し、Googleは「していない」と明言しました。このような質問がでたのは、海外の有名なニュース系メディア配下で運営していたアフィリエイトサイトに下落が見られたためでした。

しかしGoogleは、サイト不正使用に関するテストは行っていないものの、「サイトのメインコンテンツと大きく異なっているか」を判断するシステムがあり、それを改善していると述べています。(つまり、メインサイトと切り離して評価するということです。)

ニュースサイトの下落は、このシステムが働いた可能性がありそうです。ドメインの恩恵を受けるためにサブディレクトリで別メディアを運営するという風潮がありましたが、あまり意味がなくなっていきそうですね。

AI Overview、100か国以上に拡大

Googleは、AI Overview(AIの概要)を100カ国以上に拡大しました。また、「今後さらに多くのユーザー、言語、地域で利用できるようになります。」とも述べています。

すでに日本では導入されていましたが、これにより毎月10億人以上のユーザーに提供されることになりました。

情報過多な現代においてもユーザーが情報をすばやく理解できるようになりますが、SEO対策に取り組んでいる人にとっては認知やクリック数にどのような影響があるのか気になるところです。

Googleの発表内容はこちら:https://support.google.com/websearch/answer/14901683?hl=en

💡予備知識
BrightEdgeによれば、2024年7月時点のAI Overviewの表示率は約7%とのこと。SGE時代から見れば減少していますが、今後精度が上がればこの数字も変わってきそうですね。

また、表示傾向については、「~とは」や症状を調べるようなクエリでは表示率が増加、ブランド固有のクエリや一般商品などのクエリでは表示率が減少しているそうで、このような状況を鑑みればSEOの方針にも影響がでそうです。

参考:https://searchengineland.com/google-ai-overviews-visibility-new-low-444048

Googleが推奨するファビコンサイズは48ピクセル以上

検索結果のファビコン

検索結果に表示するファビコンについて、ガイドラインを更新しました。変更点は以下の通りです。

Your favicon must be a square (1:1 aspect ratio) that’s at least 8x8px. While the minimum size requirement is 8x8px, we recommend using a favicon that’s larger than 48x48px so that it looks good on various surfaces. Any valid favicon format is supported.

【日本語訳】

ファビコンは、少なくとも8x8pxの正方形(縦横比1:1)でなければなりません。 最小サイズの要件は8x8pxですが、さまざまな表面できれいに見えるように、48x48pxより大きいファビコンを使用することをおすすめします。ここで紹介されている有効なファビコン形式(※Wikipediaへのリンク)はすべてサポートされています。

検索結果できれいに見えるよう、Googleは48×48px以上のサイズを推奨しています。

Googleはこれまで、検索結果のファビコン表示についてテストを繰り返していましたが、最近は安定して表示されるようになりました。E-E-A-Tの観点からも今後も表示され続けることが予想されるため、これを機に最適化しておきましょう。

まとめ

今週はコアアップデートに関する情報や、アルゴリズムに関する最新情報について紹介しました。

Xアカウントでも日々のSEO最新情報や小ネタを発信しているので、見逃さないようにフォローしてくださいね。ニュース以外にも有益な海外記事も紹介しています!

売上につながる戦略を明確にする SEOコンサルティング