SEOとは?SEO対策で上位表示する効果的な施策と事例
SEO対策
2025.01.08
更新日:2024.12.06
公開日:2021.08.02
今回は、自社サイトの検索順位を確認することができる検索順位チェックツールについてご紹介します。検索順位を上げるための施策についても解説しますので、お悩みの方はぜひご覧ください。
自社サイトが競合他社と比べてどこにいるのかを把握していなければ、正しいSEO対策はできません。自社サイトの現状の順位を把握できていれば、今すぐにSEO対策を行うべきなのか判断することができます。
また自社サイト内の記事ごとの検索順位をチェックすれば、優先的に改善すべき記事を判別できます。
検索順位チェックツールで公開した記事の順位を確認し、問題が起きている場合対処することもSEO対策においては重要です。例えば想定外のページが上位で表示されていて、上位表示したいページに評価が集まっていない場合はいち早く気づいて対処することができます。
検索アルゴリズムの大きな変動があった際、普段から検索順位を確認していないと自社サイトがどう影響を受けたのかを把握しづらいですよね。検索アルゴリズムの変動によって自社サイトが悪い影響を受けたとすぐにわかれば、改善のために施策を行うことができます。
ここからは、主なチェックツールの種類について紹介します。
検索順位チェックツールには、無料のものから月5万円程度のものまでさまざまなものがあります。
無料のものと比べると、有料のものはコンテンツ調査機能、キーワード分析機能など多くの機能を持っていることがほとんどです。
例えば「他にSEOツールを使っていてSEOアクセス解析ツールや被リンクチェックツールは不要だから、検索順位チェック機能のみが使える無料ツールを使おう」「他にSEOツールを使っていないので、検索順位チェックだけでなく他の数値も分析できる機能がほしい」など、各ツールの機能を確認し状況に合わせてツールを選ぶことが重要です。
ツールによって、登録できるキーワード数やURL数は異なります。企業や担当者によっては複数サイトを定期的に確認していることもあるかと思いますので、利用したいツールに全てのキーワードとURLを登録できるか、事前に確認しましょう。
検索順位チェックツールでは、過去の順位履歴を保存できるものもあります。こういった機能を使えば、アップデート後の変化を確認可能です。
過去データはやはりサイトの改善に役立ちますので、サイトの改善を本格的にやりたいという方は過去の順位履歴を保存できるツールを選びましょう。
検索順位チェックツールには主にWeb型・クラウド型・インストール型の3種類があります。それぞれのタイプの特徴とどんな方におすすめかについて表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
検索順位チェックツールの種類 | 概要 |
Web型検索順位チェックツール |
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クラウド型検索順位チェックツール |
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インストール型検索順位チェックツール |
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PINTO!で選んだ検索順位チェックツール10個を表にまとめました。ツール名をクリックすると詳細部分に飛ぶことができます。
ツール名 | 料金 | 一度に確認できるキーワード数/URL数 | タイプ | 過去の検索順位を保存できるか | 競合サイトの順位変動を閲覧できるか |
検索順位チェッカー | 無料 | 1URLにつき5キーワードまで | Web型 | × | × |
ohotuku.jp 順位チェック | 無料 | 1URLにつき3キーワードまで | Web型 | 〇 | × |
SEOチェキ | 無料 | 1URLにつき3キーワードまで | Web型 | 要問い合わせ | × |
SEOラボ | 無料 | 1URLにつき1キーワードまで | Web型 | 要問い合わせ | × |
SEO TOOLS 順位チェックツール | 無料 | 1URLにつき1キーワードまで | Web型 | 要問い合わせ | × |
GRC | ¥495/月~ | 3URLを閲覧可能。1URLにつき10キーワードまで(無料版の場合) | インストール型 | 〇 | 〇 |
Gyro-n SEO | ¥500/月 (3か月無料プランあり) | 1URLにつき10キーワードまで | クラウド型 | 〇 | 〇 |
SEARCH WRITE | ¥40,000/月 (1週間無料プランあり) | 1URLにつき10キーワードまで | クラウド型 | 〇 | 〇 |
BULL | ¥1,150/月 | 要問い合わせ | クラウド型 | 〇 | 〇 |
キーワードファインダー | ¥50,000/月 (1週間無料プランあり) | 要問い合わせ | クラウド型 | 〇 | 〇 |
出典:http://checker.search-rank-check.com/
検索順位チェッカーではスマホ版の順位も確認可能です。操作画面がシンプルなので、ツールを使うのが苦手な方でも簡単に使うことができます。
試しに検索順位チェックツールを使ってみたいという方には、こちらの「ohotuku.jp 順位チェック」がおすすめです。無料で順位変動の確認や順位情報のダウンロードができるため、部内などでの共有も簡単に行うことができます。
出典:https://seolaboratory.jp/search_rank_check/
SEOラボでも複数のツールを利用することができます。タイトルやメタディスクリプションを検討するときに便利な文字数カウントツールや、ドメインの状況を競合と比較することができるドメイン評価チェックツールなどさまざまなツールがあるため、ぜひチェックしてみてください。
SEO TOOLSでは、GoogleだけでなくBingでの順位も確認することができます。また、無料で過去3か月分の順位履歴をみることができるため、手軽に順位変動を追いたい方にはおすすめです。
インストール型の検索順位チェックツールはあまりないため、会社のセキュリティが厳しくクラウド型ツールは使いづらいという方はGRCがおすすめです。
Gyro-n SEOでは検索している地域ごとの検索順位も閲覧することができるため、地域に根差したビジネスをされている方におすすめです。
BULLの大きな特徴は順位変動の理由がわかることです。特に初心者の方は、なぜ記事の順位が下がってしまったのか判別をつけるのが難しい場面が多くあるかと思います。そんなとき、BULLでは他サイトに順位を抜かされたのか、Googleのアルゴリズムが変更されたのか教えてくれるので、対処がしやすくおすすめです。
キーワードファインダーは検索順位の確認だけでなく、キーワード選定機能に強みを持っているツールです。対策すべきキーワードをおすすめしてくれるので、SEO対策を総合的に行いたい方にはおすすめです。
最後に、自社サイトの順位を上げる方法を6つ紹介します。
被リンクとは、外部のサイトから自社サイトに張られたリンクのことを指します。
良質な被リンクがついているとサイトの評価が高まり、サイトの評価が高くなると、自ずと検索順位も上がります。
良質な被リンクとは?
被リンクを増やすためには、質の良いコンテンツを作成したりSNSで認知度を高めたりするのが効果的です。被リンクを増やす方法や良質な被リンクについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
SEOにおけるサイテーションとは、他のサイトで特定のサイト名やブランド名を記載している状態のことです。
Googleではサイテーションが検索順位に直接影響するとは明言していませんが、「視認性の高いものが上位に表示されやすくなる」と言及しており、サイテーションは検索順位に間接的な影響をもたらすといえます。
視認性の高さとは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。
(中略)
たとえば、有名な博物館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。
サイテーションを増やすには、以下の方法が有効です。
特にSNSでの認知度向上は手軽に始められる施策です。自社のSNSアカウントでユーザーにとって有益な情報を発信する、インフルエンサーにPR依頼をするなど、SNSで認知度を高める方法はさまざまです。
自社に合った発信方法を見つけて、自社サイトやブランドの認知度を上げましょう。
PLAN-Bではインフルエンサー施策の支援も行っています。詳しく知りたい方はこちらをクリックしてください。
検索順位を上げるために、コンテンツを定期的に更新することは非常に重要です。
検索順位チェックツールを使うと、ユーザーが検索しているキーワードを把握できます。ユーザーの興味に合わせてコンテンツを更新することで、流入数の増加が見込めます。
また、アクセス数を確認することも重要です。アクセス数の多いコンテンツは人気があるといえるので、人気のあるコンテンツを把握し定期的に更新することで検索順位の改善につながります。
E-E-A-Tの「T-信頼性」の観点で考えても、情報の鮮度を保つための更新は非常に重要です。特にアクセス数の多いコンテンツに古い情報が載ったままだと、流入してきたユーザーは期待外れだと感じてしまうでしょう。
記事のリライト(=コンテンツの改善)にご興味のある方は、以下記事もご覧ください。
サイトの専門性を高めるための施策の一つとして、監修者をつけることが挙げられます。
監修者とは、サイトで正しい情報を提供しているか確認する専門家です。正しい情報を提供することでサイトの信頼性が高まり、順位を上げやすくなります。
例えば医療サイトなどの専門性の高いサイトでは、医師や看護師などの専門家を監修者として設定することがあります。医療や金融系のジャンルは「YMYL」と呼ばれ、正しい情報を掲載することを特に強く求められます。「YMYL」について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
また、サイトで扱うテーマを絞ることもサイトの専門性を高めることにつながります。一つのテーマについてサイト内で深堀ることで、内部リンクを張りやすくなる、検索エンジンから「このサイトは専門性が高い」と判断されやすくなるなどの効果があります。
内部対策とは、サイトの内部を改善することです。
内部対策をする際の観点と改善するための施策について、表にまとめましたので参考にしてみてください。
観点 | 改善するための施策 |
Webサイトが検索結果に表示されているか |
|
クローラーが巡回しやすい状態になっているか |
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マイナス要因となりうるものがないか |
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内部対策についてもっと知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
検索順位を一時的に取得する場合はWebサイト上で検索が完結するツールが便利ですが、継続的にチェックしたい場合はツールを使うのがおすすめです。PLAN-BではSEARCH WRITEの他にもSEOコンサルティングなどのサービスを展開しておりますので、SEOにお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。
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SEO対策やインターネット広告運用などデジタルマーケティング全般を支援しています。マーケティングパートナーとして、お客様の課題や目標に合わせた最適な施策をご提案し、「ビジネスの拡大」に貢献します。
■SEOサービスについて
①SEOコンサルティング
5,200社を超える支援実績に基づき、単なるSEO会社ではなく、SEOに強いマーケティングカンパニーとして、プロのSEOコンサルタントが並走しながらお客様の事業貢献に向き合います。
②SEOツール「SEARCH WRITE」
「SEARCH WRITE」は、知識を問わず使いやすいSEOツールです。SEOで必要な分析から施策実行・成果振り返りまでが簡単に行える設計になっています。