
SEOとは?SEO対策で上位表示するための具体施策と事例を解説
SEO対策
最終更新日:2025.04.01
更新日:2025.02.05
Googleアナリティクスでは、世界中の地域のユーザー情報を調べることができます。
今回は、そんなGoogleアナリティクスの機能のひとつでもある地域情報の正確性と地域別のユーザー情報の見方等について分かりやすく解説していきます。SEO対策などを円滑に進めるべくぜひ押さえておきましょう。
※GA4への移行について気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
IPアドレスとは、いわばネット上の住所のようなものです。スマホやPCなどのネットワーク上のありとあらゆる機器を識別するために個々に割り振られており、それがどこから操作されているのかなど、地域情報も分かるようになっています。
Googleアナリティクスでは、このIPアドレスの特性を活かしてユーザーの地域情報を取得しているのです。
Googleアナリティクスでは、IPアドレスを元に地域情報を割り出しますが、実はこのIPアドレスでの地域情報は100%正確ではありません。その理由については実際にGoogleアナリティクス運営者側がサイト内で提示しています。
以下が、Googleアナリティクスサイトに提示してあるIPアドレスが正確でないという内容の文言です。
Google アナリティクスでは、市区町村、国、大陸などの多くの地域ディメンションを利用できます。
こうしたディメンションの値はヒットの IP アドレスから自動的に抽出されるため便利ではありますが、次のようなデメリットもあります。
• IP から導き出した地域情報は必ずしも正確ではない。
• 標準的な地域ディメンションの値はユーザーの言語に翻訳されるので、他の言語や他のツールを使用するユーザーとはデータの共有が難しいこともある。
• 事業活動は必ずしも国や行政区分の単位で行われるわけではない。たとえば、北米では複数の州を東部、中部、西部にグループ分けしてビジネスを展開する場合がある。ヨーロッパでは北欧、中欧、南欧などの区分が考えられる。
このように、Googleアナリティクス運営側が提示していることから、IPアドレスでの地域情報が必ずしも正確でないことがお分かりいただけると思います。
ですが、全くアテにならないと言うわけではないので、あくまでも参考程度に見ることに関してははなんら問題はありません。ただ、表示されている数字だけを鵜呑みにしてはいけないということです。
実際にIPアドレスを活用した地域別のユーザー情報の見方を説明していきます。見方に関しては、いたって簡単です。
Googleアナリティクスを開いて、ユーザー<地域<地域の順に進んで行くと上記の画面が現れると思います。
ここでは、ユーザーの閲覧者が多い国別に情報を見ることができます。各国の細かい地域情報を見る場合はそれぞれの国をクリックすれば見れるようになります。
日本の各都道府県別の情報を見たい場合は、「Japan」をクリックします。また、ここでは上記の大きい赤丸の部分を見てもらえたらお分かり頂けるように、市区町村<国<大陸<亜大陸の規模で各ユーザーの地域情報を調べることが可能です。
「Japan」をクリックすると、上記の画面が開きます。
このように各都道府県別に一番ユーザーの閲覧者が多い順にランキング形式で表示されます。ここでの数字はあくまでもIPアドレスを元に割り出されているので参考程度に見るようにしましょう。
Googleアナリティクスの地域情報は、IPアドレスを元にユーザーの情報を割り出しているため、正確性に問題があると述べましたが、あくまでも参考程度にするには問題ありません。
メディア運営をされている方は、その地域情報を踏まえてより効率的なマーケティングを行いましょう。
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