
【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
インターネット広告
2025.02.03
更新日:2024.07.05
公開日:2017.12.14
Facebook広告に「関連度スコア」という指標があることはご存知でしょうか?
これは広告を運用する方にとって、大切な指標の1つです。知らないという方も知っている方もこれを機に関連度スコアについての知見を深めてみてください。
Facebook広告の関連度スコアは、広告を見た人のいいね!や広告のクリックなどの肯定的・否定的な反応のデータをもとに広告の評価を数値化したものです。
クリックしたり、いいね!したりする広告に対しては関連度スコアが高くなり、逆に非表示にされたり悪意のある広告などと報告されたりする広告は、関連度スコアが低くなります。
関連度スコア10がもっとも良い評価で、数字が下がるにつれて評価も下がっていき、関連度スコア1が最低の評価になります。関連度スコアは固定的な数値ではなく、広告に対する好意的あるいは否定的な反応を反映して上下動します。
関連度スコアの活用によって、広告キャンペーンをより低コストかつ効果的に運用できるようになります。
ではなぜそうなるのか、具体的に説明していきましょう。
入札価格や広告の最適化の方法に関係なく、関連度スコアが高ければ高いほど配信価格が低くなります。配信価格が低くなれば、いままでリーチできていなかったターゲットにも配信できるようになり、チャンスが増えていきます。
複数広告を用意して同じターゲットに対して複数の広告を配信する、あるいは1つの広告をさまざまなターゲットに対して配信する、そのなかで関連度スコアの高い広告を抽出していきます。
どのパターンの広告がどんなターゲット層に響くのか、どういったメッセージや内容が刺さりやすいのかなどなど、関連度スコアを見ながらテストを進めていくと、広告の勝ちパターンだけでなく、ターゲットの絞りこみも行いやすくなっていきます。
関連度スコアを見ていくと、スコアが下がってくる場合があります。スコアが下がったということは、ターゲットとのマッチングがうまくいかなくなりつつあるという兆しなので、新しい広告に替えたりターゲットを変更したりして効率的に運用していきます。
関連度スコアを上げる方法はいくつかあります。
ターゲットの設定は広くすればするほど、広告との関連度が低い人が多くなり、その分関連度スコアが下がってしまいます。それを避けるためにはターゲットの設定を具体的に行うこと。
地域や年齢、趣味、行動といったセグメントで細かく絞り込み、広告との関連性の高い人を中心にターゲットに据えましょう。
広告はテキストだけのものよりも、画像や動画つきのクリエイティブのほうが目につきやすく、また印象的です。テキストコピーは具体的な方が良く、シンプルに、宣伝に関連したメッセージを書きましょう。
新鮮さが大切なのは食べ物だけではありません。広告も同じで、いくらターゲットとの関連性が高いからと言って、同じものを何度も何度も見せられては飽きが来ます。飽きられたら広告が非表示にされる可能性もあり関連度が下がってしまいます。そうならないように広告は新しい物を用意しておきましょう。
関連度スコアを確認するには、まず広告マネージャの画面を開きます。
キャンペーン名からスコアを確認したい広告をクリック。この画面で「広告セット」のちょうど下あたりに「パフォーマンス」があるのでそちらをクリック。
列をカスタマイズをクリックすると画面が移動します。
関連度スコアにチェックを入れます。ここではいろいろな情報が見られますが、好意的な意見、否定的な意見にもチェックを入れて、付加的な情報を得るとより参考になります。設定が終わったら「実行」をクリック。
広告の詳細画面にもどって関連度スコアが表示されていれば設定完了です。
最後に関連度スコアに応じた広告主のリアクションをご案内します。関連度スコア7以上がいわゆる「良い」状態です。特に9と10ならそのまま何もせず掲載し続けても問題ありません。7,8ならそれ以下にならないように注視しましょう。
関連度スコアが3~6の場合はターゲットか広告のどちらかに問題がある可能性が高いと言えます。様子をみながらクリエイティブのテストやターゲットの組み替えを行いましょう。関連度スコアが1,2の場合、ターゲットもまるでかみ合ってないし、広告自体ダメな可能性があるので、まずは広告を停止し原因を究明しましょう。
ただ、ここで1つ注意があります。
関連度スコアは広告の運用をしやすくするものではありますが、広告の良し悪しを判断する指標として使ってはいけません。Facebookを見ている人に対してアプローチするためのコストを抑える、あるいは広告や広告を見てもらう人々を選ぶ際に、その判断が正しいものかどうか確認したい場合には有効です。
関連度スコアが下がったからと言ってもまったく焦る必要はなく、むしろ慌てて広告を止めたり、ターゲットを強烈に絞り込んだり、クリエイティブに凝り過ぎて誰が見てもわからないようなものにしてしまうのは、誤りです。
このようにFacebookの関連度スコアは、広告の運用に大きな意味を持っています。日々の運用の中で数字に気を配りながら活用してみましょう。
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