
【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
インターネット広告
2025.02.03
コレクション広告とは、一画面に複数の画像を表示する広告を指します。
コレクション広告ではユーザーがサムネイルをクリックすると、商品の詳細情報が掲載されているページに遷移します。
ECサイトと連携することができ、BtoCの有形商材との相性が非常に良い広告です。
コレクション広告は、広告上で提案される商品情報とECサイトの商品内の情報を先に連携できるのが大きな強みです。連携することで、広告に表示される商品の詳細情報や在庫状況を最新の状態に更新することができます。
ユーザーが広告上で興味を持った商品の画像をクリックすると、直接ECサイトに遷移することが可能です。
コレクション広告は、スマホユーザーのエンゲージメント獲得に優れた広告手法です。
メインの画像や動画に加えて複数の商品画像を一度に表示することで、ユーザーの興味関心を高めます。さらに、ユーザーは広告をタップするだけで複数の商品を閲覧できるため、商品への理解が深まります。また広告内のビジュアルが統一感を持って配置されることで、ブランドのストーリーや商品の特徴を明確に伝えることが可能です。
コレクション広告でいいねやシェアなどのエンゲージメントを獲得しやすいのは、大きな特徴です。
ユーザーの興味に基づいて関連商品を表示できる点も、コレクション広告の大きな強みです。
コレクション広告では、ユーザーの閲覧履歴やクリックパターンなどの行動データに合わせた商品情報を表示することができます。
コレクション広告を活用することで、ユーザーの興味に合わせた関連商品が効果的に表示され、コンバージョンに繋がりやすくなります。
コレクション広告では複数の画像を作らなければならず、それに伴い時間と費用が必要です。
コレクション広告を実施する際、複数の画像を制作するにあたり撮影や編集をする必要があります。また外部に委託する際には、制作過程でのやり取りが発生します。
コレクション広告はビジュアル中心の訴求に優れているため、アパレルなどのBtoC商材で効果を発揮します。
BtoB商材では購入の際に技術的な仕様や実績、信頼性といったデータが必要となるため、ビジュアルや商品情報だけでは購入に結びつかない可能性があります。また高額商材の場合は、購入決定に至るまでの検討期間が長い傾向があるため、コレクション広告の特長であるECサイトへの直接遷移がコンバージョンにあまり結びつかないことが多いです。
コレクション広告は短期的な購買意欲の刺激には有効ですが、長期的な検討を必要とする商品の場合にはあまり適さないといえます。
このような理由からBtoB商材や高額商材においては、コレクション広告単体では十分に効果を出すのは難しいでしょう。
コレクション広告は多くの情報を表示できる分、設定項目が多い点が弱みとして挙げられます。
コレクション広告でのみ必要な設定は以下です。
コレクション広告のみで必要な設定
広告最上部に表示される大きな画像や動画
サムネイル
各サムネイルのリンク
全画面表示コンテンツのデザインや構成
商品カタログ連携
動的コンテンツ管理
モバイル最適化の調整
ユーザーのタップやスワイプなどの操作に対応するエフェクトなど
運用担当者は各項目の内容を検討し設定する必要があるため、初めて利用する場合には時間がかかってしまう可能性があります。さらに、運用開始後にも設定した内容の調整が求められる場合があります。
コレクション広告を運用する際、カタログの情報を最新の状態に保つことが非常に重要です。
広告に表示される商品情報はユーザーのコンバージョンに直結するため、定期的に更新することが求められます。カタログの情報が古い場合、在庫状況や価格、キャンペーン内容に齟齬が生じ、ユーザーの信頼を損ねる可能性があります。そういったことを防ぐために、商品ラインナップの変更やプロモーションの更新に合わせて、カタログ情報を定期的に見直しましょう。