Googleダイナミック広告とは? 特徴とオススメの業種などを解説!

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直前まで見ていたショッピングサイトの広告が表示されたり、宿泊先を検索した後に同じ条件やタイプの宿泊先の情報の広告表示が多くなったりした経験はありませんか? ダイナミック広告とは、ユーザーが閲覧したサイトや商品情報から、ユーザーの関心に近い広告を表示させる仕組みの広告のことを指します。

ダイナミック(dynamic/動的)という名がつくとおり、ユーザーの嗜好に合わせて自動的に広告クリエイティブを生成する配信手法です。対照的に、あらかじめ決められた形式で配信されるバナー広告等はスタティック(static/静的)と呼ばれます。

本稿では、ダイナミック広告がオススメな業種や申請方法・予算感などを解説します。

Googleダイナミック広告とは?

ユーザーのサイト閲覧情報やネット上の行動を参考にして、興味関心の高そうな広告を配信する宣伝方法がGoogleダイナミック広告です。ユーザーの傾向に合わせて柔軟に掲載する広告を変更する動的(ダイナミック)な仕組みから、その名が付いています。

ダイナミック広告の仕組みは、以下のとおりです。

<1>山田さんが気になる商品を検索するために、あるサイト(A)を訪れる
<2>山田さんは、あるサイト(A)で商品を買わずにページを離脱する
<3>サーバーに「山田さんはあるサイト(A)で商品を購入せず途中で離脱しました」と情報が送られる
<4>サーバーに蓄積された山田さんの今までの行動履歴や、商品情報・年齢などのユーザー属性から、興味を惹きそうな広告を自動生成して配信する

大きなメリットは、Googleが運営するさまざまなシステムにダイナミック広告を出稿できる点です。Google検索の検索結果表示画面だけでなく、GmailやYouTube、食べログ・pixivなど、200万を超えるWebサイトへ広告配信ができます。

ユーザーの行動履歴だけでなく、パーソナル情報と類似性が高い他のユーザーの情報を元に、興味関心が高そうな商品を配信可能な点もメリットの一つです。ニーズに沿った広告配信を実施できるため、クリック率やコンバージョン率の高い広告配信ができます。

Googleダイナミック広告がオススメの業種

Googleダイナミック広告の導入に向いている業種や、導入することで得られる効果を紹介します。

小売業(ECサイト)

小売業は、ECサイトで数多くの商品を販売することが一般的です。静的なバナーや動画広告を用いて個別に商品を出し分けることも可能ですが、パーソナライズしづらく工数も多くかかってしまいます。

そんな時にダイナミック広告を活用すれば、一人一人に寄り添った案内が比較的少ない工数で可能です。ユーザーの行動履歴から関連性の高い商品を選択・広告表示できるため、購買意欲を高める新しい商品との出会いを作り出せます。

また、商品購入に至らず離脱したユーザーに再度接触することで、購買の後押しができます。

不動産業

ダイナミック広告は、情報を細かく調査して購入を検討する必要がある商品やサービス向けの広告に向いています。物件情報の検索では、住所・家賃・間取りなど、細かな要望を組みあわせた結果に表示された不動産の閲覧と検討を繰り返します。

ユーザーの検索項目は詳細なため、質の高い情報分析をして、マッチング精度が高い物件情報を広告にて提供可能です。

宿泊・観光業

旅行希望者をターゲットにした宿泊・観光業は、ダイナミック広告をうまく活用すべき業種です。宿泊に必要な情報は、目的地・日程・予算・部屋のタイプなど詳細で、複数の施設を比較する傾向があります。

ユーザーの検索内容を考慮しつつ新たなオススメを表示するダイナミック広告なら、ニーズに寄り添った広告配信が可能です。

Googleダイナミック広告の申込方法

Googleダイナミック広告を導入する際は、大きく分けて下記の3つの手順で行ないます。

<1>データフィードを作成する
<2>動的タグを設置する
<3>動的キャンペーンを作成してタグと連携させる

以下で解説していきます。

<1>データフィードを作成する

データフィードとは、自社の商品情報データ(商品ID、商品名、商品画像、価格、色など)を、複数の広告配信媒体に合うよう広告配信先のフォーマットへ自動変換して送信する仕組みのことです。手順は以下のとおりです

STEP 01:Google広告アカウントにログイン
STEP 02:自社の業種と商品に関する詳細情報を登録する
STEP 03:Google公式アカウントにフィードをアップロードする
STEP 04:データスキーマを選択してサンプルデータを確認

手作業でデータ変換することもできます(こちらのページを参照ください)。ただし、更新の手間やミスをしてしまう可能性が拭えないため、データフィードツールの利用が一般的です。

<2>動的タグを設置する

動的タグは、ユーザーの行動履歴・商品閲覧情報などを広告媒体に伝えるために活用するタグです。ダイナミック広告における質の高い情報は、ユーザーの「行動」を取得することです。そのために、動的な情報を取得・送信するタグの設置が欠かせません。手順は以下のとおりです。

STEP 01:Google広告アカウントにログイン
STEP 02:画面右上にあるツールアイコン をクリック
STEP 03:[共有ライブラリ] 下部の [オーディエンス マネージャー] をクリック
STEP 04:ページメニューの [データソース] をクリック→「Google 広告タグ」カードの[タグを設定] をクリック
STEP 05:[広告のパーソナライズに使用する特定の属性やパラメーターを収集] を選択
STEP 06:自社の商品・サービスに当てはまる業種を選択
STEP 07:[続行] をクリック (編集の場合は、[保存して次へ] をクリック)
STEP 08:[タグを設定する] 内の[タグを自分で追加する] をクリック
STEP 09:Webサイトのページに表示されたタグコードをウェブ開発担当の方に送る場合、 [タグをメールで送信する] をクリック
STEP 10:[完了] をクリック

(引用:動的リマーケティング用のタグをサイトに追加する

<3>動的キャンペーンを作成してタグと連携させる

動的タグの設置ができたら、広告キャンペーンと連携させます。広告を管理する単位であるキャンペーンの設定を最適化することで、より効果的な広告配信が可能です。手順は以下のとおりです。

STEP 01:広告管理画面を開き「+」→「新しいキャンペーンを作成」をクリック
STEP 02:キャンペーン目標を選択して「続行」をクリック→「ディスプレイ」をクリック
STEP 03:キャンペーン設定画面で「その他の設定」をクリック→動的広告をクリック
STEP 04:「パーソナライズ度広告向けのフィードを使用する」にチェック
STEP 05:アップロード済みのデータフィードを選択
STEP 06:通常の広告グループを作成→レスポンシブディスプレイ広告を作成して連携完了

Googleダイナミック広告を専門企業に外注する

Googleダイナミック広告の設定には、データフィードの作成と動的なタグの知識が必要です。加えて、Webマーケティングの専門知識が欠かせません。自社が提供する商品点数が多い・セールで価格を見直すなどの場面では、データ更新の手間がかかるデメリットがあります。専門知識を持つ人員を確保することが困難であれば、専門企業への外注をオススメします。

広告運用の代行を依頼する場合の一般相場は、広告費の20%です。

代理店やサポートの手厚さによって費用が変動するため、気になる専門業者がある場合は、事前のお問合せをしましょう。弊社「PLAN-B」が運用する広告運用では、ご契約から10-15営業日程度で広告出稿の開始が可能です。新規アカウントの運用はもちろん、既存アカウントの品質向上も対応可能です。無料のアカウント診断を実施しているので、興味のある方はぜひ一度お問い合わせください

まとめ:Googleダイナミック広告の特徴はユーザー数の多さ

Googleダイナミック広告は、ユーザーの行動履歴を元に最適な商品・サービスの広告を提示するシステムです。代表的な特徴として、以下の要素があります。

  • GmailやYouTubeなど、200万以上のサイトで広告配信できる
  • 膨大な数のユーザーから最適なターゲットを選別して広告配信できる
  • 類似ユーザーの情報を活用したオススメ商品の宣伝ができる
  • 小売業(ECサイト)、不動産業、宿泊・観光業に特にオススメ
  • 広告配信費用は「クリック課金」と「インプレッション課金」の2種類
  • 高い効果を得たい場合は専門企業への依頼がオススメ

自社商品やサービスを、より多くのユーザーに効果的に届けるため、Googleダイナミック広告の有効活用に挑戦してください。

インターネット広告の運用は、実績のあるプロに任せることをオススメします。PLAN-BWeb広告運用サービスは、継続率93.7%で国内上位2%の運用力があります。目先の利益ではなく、顧客の持続的成長を第一に考えるとともに、期待以上の成果を出すことに注力しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。