Facebookの動画広告とは?概要やメリットと成果を上げるポイント

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5Gの登場など通信回線の進化もあり、通常のテキストや画像を使ったバナー広告だけでなく、動画を活用した広告も多く登場してきています。中でも、Facebookの動画広告は、認知度向上やコンバージョン増加をふまえた手法として多くの企業で出稿される傾向が高まってきています。

Facebookは国内のアクティブユーザーが2,600万人以上おり、特に30代~40代の利用者が多い傾向にあります。さらに、実名制で行われていることからビジネスとして活用するユーザーも多く、BtoB系の広告と相性が良い傾向もあります。また、リーチできる層も細かく設定でき、訴求したい自社の商材やサービスを効果的にアプローチすることができます。

とはいえ、ただ単にFacebookの動画広告を出稿したからといって効果につながるわけではありません。成果につなげるためには広告手法を正しく理解し、アプローチしていくことが重要になります。

そこで今回は、Facebookの動画広告について、その概要や特徴、メリットなどポイントを中心に紹介していきます。

Facebook広告について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

Facebookの動画広告とは?

Facebookの動画広告とは、Facebook上の投稿記事やストーリーズなど、多くの場所に表示される広告枠に他のバナー広告と同様に表示される動画の広告のことを指します。

Facebookを普段利用しているユーザーに対して自社の商材やサービスを動画で訴求することができるため、高い視認性が期待できます。動画広告というとYouTubeが一般的ですが、YouTubeはユーザーが視聴する動画の前や途中に広告として訴求します。

一方でFacebookの動画広告は、通常のFacebook画面に自然と訴求されているため、認知度向上につながりやすく、且つビジネスユーザーが多いFacebookにおいてはBtoB系の商材やサービスはコンバージョンにもつながりやすい傾向にあります。

Facebook動画広告の種類と特徴

Facebookの動画広告では、細かなターゲティングを設定することができるため、自社の商材やサービスに応じたターゲット層に対してピンポイントでアプローチすることが可能です。

この動画広告のアプローチ方法としては、インストリーム広告とフィード広告、ストーリーズ広告の3つの手法が存在します。それぞれの種類と特徴について紹介していきます。

インストリーム広告

インストリーム広告とは、Facebook上で動画がユーザーによって投稿された際に、その動画の再生中に流すことができる5秒~10秒の動画広告のことを指します。

YouTubeでいうところのTrueView広告のような手法となります。

映像や音声、テキストなどをフル活用して大画面で訴求できるため、ユーザーにインパクトを与えることができます。さらに、ユーザーが投稿したどのような動画コンテンツに自社の動画広告を配信するかターゲットを絞ることができるため、より自社の商材やサービスを強く訴えることが期待できます。

フィード広告

フィード広告とは、Facebook内のニュースフィード(タイムライン)で、ユーザーが投稿された投稿と投稿の間に表示させる動画広告のことを指します。

ユーザーが投稿した動画と同じような形式で表示されるため、あたかもユーザーが投稿したかのように自然にアプローチすることが可能です。PCの場合には中央に大きく表示され、スマートフォンでは一列に表示されるため、他の投稿となじみやすく、嫌悪感を与えず、且つユーザーの目を引く訴求が期待できます。

ストーリーズ広告

Instagramと同じくFacebookにもストーリーズ機能があります。ストーリーズ広告とは、Facebook上でユーザーが投稿したストーリーズの間に表示させる動画広告のことを指します。

スマートフォンの画面いっぱいに動画を出稿できるため、非常にインパクトがあり視認性が高い特徴があります。

また、ストーリーズ広告では動画内にランディングページへの導線を設置することも可能ですので、コンバージョンも期待できます。

掲載時のルール及び要件

ここまでFacebookの動画広告に関する種類と特徴を紹介してきましたが、動画広告を出稿するにあたってはいくつかルールや要件も存在します。このルールや要件を守らなければFacebookの動画広告掲載の審査が下りなくなりますので注意が必要です。

推奨されるアスペクト比

動画広告に限らずFacebookの広告には、配置やフォーマットによって適切なサイズで用意する必要があります。Facebook広告では、この画像や動画のサイズの規格をアスペクト比で表しています。

アスペクト比とは横×縦の比率のことを指し、正方形であれば1:1、640×480ピクセルのようなサイズは4:3と表わされます。Facebook広告における推奨されるアスペクト比は1:1(1,080×1,080ピクセル)となります。

1:1を使用することで全ての広告パターンにおいて配置をカバーできるため、最も汎用性が高いサイズ規格となります。

動画ファイルにおける要件

アスペクト比とあわせ、Facebook動画広告には広告出稿用の動画ファイルに関する要件も存在します。

例えば、動画形式は「.mp4」「.mov」「.gif」が推奨されており、ファイルサイズは最大4GBまでと制限が設けられています。また、動画の長さはインストリーム広告、フィード広告、ストーリーズ広告によって異なりますが、最大240分までとなります。

Facebook動画広告の掲載時には、このようなルールや要件をふまえておく必要があります。とはいえ、ルールや要件に則っているからといって効果につながるわけではありません。

例えば、100分近くある動画やファイルサイズの重い動画を用意したとしても、長すぎたり表示に時間がかかるなどしてユーザーが離脱してしまうことも起こり得ます。

ユーザーが興味を持たなければ離脱が増えるだけになりますので、ルールや要件をふまえた上で、いかに興味を引く動画を訴求できるのか検討すると効果的です。

Facebook動画広告の課金形態

続いて、Facebook動画広告の課金形態についても紹介してきます。

Facebook動画広告の課金方式は、「クリック課金(CPC)」「インプレッション課金(CPM)」「動画の再生数(CPV/ThruPlay)」の3種類が用意されています。それぞれの特長については以下の通りとなります。

クリック課金(CPC)

クリック課金(CPC)とは、Cost Per Clickの略で動画広告がクリックされた段階で初めて課金対象となる形態のことを指します。

Facebook広告では、1クリックあたりの料金はオークション形式で決定されるため常に変動しますが、クリックされなければ課金対象とはならないため、効率的に動画広告を運用することが可能です。

インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金(CPM)とは、Cost Per Mileの略で動画広告がFacebookの画面上の表示された回数に応じて課金対象となる形態のことを指します。

表示回数1,000回あたりで課金対象となり、こちらも料金はクリック課金同様にオークション形式で決定されるため常に変動します。認知度拡大を狙い、多くの出稿を狙う際にはインプレッション課金は効果的となります。

動画の再生数(CPV/ThruPlay)

動画の再生数(CPV/Thruplay)とは、Cost Per Viewの略で動画広告の視聴が1回行われるごとに課金対象となる形態のことを指します。

動画の視聴とみなす時間は2秒、10秒、15秒のように設定することが可能です。

また、ThruPlayとは動画広告が最後まで再生されたり、15秒以上再生された回数のことを指します。そのため、CPVをThruPlayと表現する場合もあります。

動画広告が特定の時間再生されない限り課金対象とならないため(仮に15秒で広告設定した場合、5秒や10秒の視聴では課金対象にはなりません)、効果的に広告出稿を行うことが可能です。

Facebook動画広告のメリット

ここまでFacebook動画広告の概要について紹介してきましたが、数ある広告フォーマットの中でどうしてFacebook動画広告が効果的なのか、続いてメリットについても紹介してきます。

潜在顧客に広くアプローチできる

まずメリットとして挙げられるのは、潜在顧客に広くアプローチできる点です。

Facebookは現在、国内のアクティブユーザーが2,600万人以上おり、特に30代~40代の利用者が多い傾向にあります。さらに、実名制で行われていることからビジネスとして活用するユーザーも多く、BtoB系の広告とも相性が良い傾向もあります。

このようなユーザー層に広くアプローチできるため、リード獲得の面で非常に効果的なメディアとなります。

ターゲティングの精度の高い

また、Facebookは先ほどふれた実名制でもあることから、広告出稿に際して精度の高いターゲティングを行うことが可能な点も魅力の一つです。

性別や年齢、地域だけでなく、ユーザーが興味のあるカテゴリやいいね!を行った興味関心、行動などから細かく配信ターゲットを絞り込むことが可能です。ターゲティングを絞ることができれば、広告効果を高めるだけでなく無駄なコストを軽減させることにもつながります。

少額から出稿可能

もう一つFacebook動画広告のメリットとして、少額から広告出稿をスタートできる点も挙げられます。

動画広告を行う上で、制作費は別途必要になりますが、広告出稿としては数万円程度から始めることが可能です。

さらに、課金形態でも紹介したクリック課金やThruPlayなどを選択し、ターゲティングを絞って運用すれば自社の商材やサービスを効率よく訴求することができます。そのため、スタートアップ企業や個人事業主からも動画広告は注目を集めています。

Facebook動画広告で成果を上げるポイントとは?

このように、Facebookの動画広告には非常に高い効果が期待できますが、とはいえ闇雲に広告出稿を行っても効果にはつながりません。Facebook動画広告で成果を上げるためにはいくつかポイントを押さえておく必要があります。

アテンションに気をつけ3秒でユーザーの心を掴む

まず、Facebook動画広告で成果を上げるためには、ユーザーを意識した動画の制作を行う必要があります。

全てのユーザーがみな最後まで動画を視聴してくれるわけではありません。見始めたとしても途中で飽きてしまえばすぐに離脱してしまいます。そのため、動画広告ではアテンションと呼ばれる最初の引きが重要となります。

特に最初の3秒が重要となり、ここでユーザーの心を掴むキャッチコピーやイメージを訴求すると効果的です。また、サムネイルと呼ばれる動画広告の表紙にも、視聴してもらえるよう工夫するといいでしょう。

字幕を用意する

Facebookに限らず、多くのユーザーはスマートフォン経由で場所を問わず閲覧することが日常になっています。そのため、基本的に動画が流れたとしてもマナーモードでいることが多いため音声が流れる機会は少ないのが現状です。

このような場合、いくら動画広告内に魅力的なBGMやナレーションを入れていたとしても、実際にユーザーには届かない可能性が高くなります。そこで、出来る限り動画広告の中には字幕を用意すると効果的です。

また、単調な字幕ではなく、メリハリをつけ視聴者に分かりやすく訴求できるようにするといいでしょう。

ストーリーを意識する

Facebookの動画広告では、ストーリーを意識して用意することも効果的です。

Facebook動画広告の利用目的は出稿する企業によって異なりますが、ただ単に自社の商材やサービスを打ち出すだけでは、ユーザーには響かず逆にマイナスにつながる可能性も有り得ます。

動画広告は、一般的には15秒から30秒程度と限られた時間ではありますが、ターゲットとなる視聴ユーザーを意識し、ストーリー性を持たせた運用を行うことは重要です。

最後にアクションを促す訴求を盛り込む

もう一つ、動画広告の最後にはアクションを促す訴求を盛り込むことも重要です。

広告用の動画を用意していると、動画のクオリティにばかり目が行きがちですが、広告である以上最終的なコンバージョンを意識したものでなければなりません。

自社の商材やサービスの購入なのか資料請求か、問合せ用の内容を組み込み、ユーザーが動画を観終わったあと、次に何をするべきかイメージできる訴求を行うと効果的です。

まとめ:Facebook動画広告を活用しよう

Facebookの動画広告には様々な種類があり、アプローチできるターゲットも細かく設定できることから、自社の商材やサービスを効果的に訴求することが可能です。少額からスタートできることもあり、多くの企業が動画広告に注目しています。

とはいえ、広告効果を最大化するためには、Facebook動画広告を正しく理解し、その上で自社の目的と合わせて展開していくことが求められます。

今回紹介した概要や特徴、成果を上げるためのポイントなどを参考に、コンバージョンにつながるFacebook動画広告の運用につなげていきましょう。