【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
インターネット広告
2024.11.28
更新日:2024.07.04
公開日:2019.07.12
Webデザイン初心者だけではなく、広告代理店で運用する多数の方が誤解するユーザーの行動があります。
それは、全てのユーザーがホームページに書かれたテキストやイメージを読んでくれると思っていることです。
しかし、ユーザーはホームページを読むことはなく、数秒だけサイトに滞在することで次の段階に行くか離脱するかを判断します。
ホームページに訪問したユーザーをできるだけ多く獲得するために、ユーザーの読み方のパターンを理解することが必要です。 ホームページの読み方のパターンは何なのか、広告結果にどのような影響を与えるか、広告代理店が注意するべきルールを整理しておきましょう。
ユーザーはサイトを読まずに滞在することで、目を引く一部分のみ止めて読みます。
効率的に構成されているサイトは
などの政策をし、広告の運用や売り上げを改善しています。
F字型パターンは、最も一般的なユーザーの読み方のパターンです。
ユーザーの視線が、「左上→右上→少し下に下がって左→右→下」とアルファベットの『F』のように動くことから『Fの字型』と呼ばれています。
ユーザーは、以下の3つの要素が揃った場合に、F字型に流し読みをします。
つまり、F字型というパターンは、情報の量が多く動線が整理されていないことの証でもあります。なので情報を整理して、重要なポイントに目がいくような設計が必要です。
Z字型の読み方の流れは、ホームページの左上から「右上→右上から左下→左下から右下」の順で移動し「Z」の形になるパターンです。
Z字型はテキストより重要な要素があり、会員登録や購入などのページの目的が明確であるホームページに効果的です。
<Z字型の海外ホームページ例>
このZ字型パターンを拡張すると、一度に大きくZ字型で動く代わりにジグザグに何度も動くパターンになります。
次のDropboxの例では、製品の主要な機能の説明にZ字型パターンを繰り返し使用して、最後の部分に「無料会員登録」を配置しています。
このデザインでは、訪問者が全体の内容を読むことなく、興味のある部分については、関連ページに移動することができます。
<拡張Z字型の海外ホームページ例>
Dropbox
Dropbox 2つの読み方パターンで、共通しているのは、最初に見る場所が左上であることです。 左上から右にかけてのラインは非常に見られやすいことが想定されるので、重要なコンテンツはできるだけ上に配置する方がより効果的な結果を生みだします。
また画像やクリック誘導バナーなどを用いる場合はZ型パターンになりやすいので、動線部分を下のラインにうまくレイアウトすることで遷移がスムーズになります。
サイトの制作者、運営代行者側からすると「あれもこれも載せたい!」と情報を伝えることに集中してしまいがちですが、
「ユーザーがどのような情報を欲しているのか?」
「ユーザーがどういう順序で見たら読みやすいか?」
といったことを一番大事に考えなければなりません。