SEOとは?SEO対策で上位表示する効果的な施策と事例
SEO対策
2024.12.05
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更新日:2024.05.07
公開日:2017.11.29
Googleの検索エンジンは、ユーザーに対して常に最適化した検索結果を表示しようとしています。
最適化の精度を上げるため、Googleは様々な努力をしています。今回はその中でも「ベニスアップデート」について紹介していきます。
ベニスアップデート(ヴェニスアップデート/Venice Update)は、ユーザーが検索している場所の情報を生かして、最適な検索結果を表示するアルゴリズムです。2014年12月ごろを境に、対応したと思われる変動が発見されました。
検索しているワードがエリアに強く結びつきがある場合、検索しているエリアに近い情報が検索結果に表示されます。そのため、調べる場所によって検索結果が大きく異なります。簡単に言うと、「歯医者」と調べるユーザーは検索エリアに最適化した歯医者のホームページが表示されるようになっています。品川で検索すれば、品川の歯医者さんの検索結果が出ますし、北海道で調べれば北海道の歯医者さんの検索結果が表示されます。
ベニスアップデート実装前は、単一ワードとしては「歯医者」や「美容院」というワードは検索ボリュームがかなり多かったため、これらのワードを上位表示するだけでもかなりのアクセス数を稼ぐことができました。
アルゴリズム実装後はエリアにより検索結果が大きく異なるため、アクセスが減少したケースも多数あります。そのためSEOでこういったベニスアップデートの対象となるワードでの上位表示を狙う時は、想定アクセス数は全国ではなく自分の近くのエリアの検索母数になるということを覚えておきましょう。
以下はあくまで参考ですが、ベニスアップデートの影響を受ける可能性があるワードです。
他にも店舗やエリアに関連がある単一ワードは、影響を受ける可能性があるため定期的にチェックをするようにしましょう。
ピジョンアップデートもユーザーのエリアによって変化するアルゴリズムですが、ベニスアップデートとは少し違います。ピジョンアップデートは、人によって呼び方が違う地名や名称でも最適化した検索結果を表示するものです。
例えば、「ユニバ」と「ユニバーサルスタジオジャパン」は同じところですが、ユーザーの検索方法により「ユニバ」と検索される場合があります。それもこのピジョンアップデートの影響で同じような検索結果が表示されます。ベニスアップデートと地域性の関連があるアップデートなので覚えておきましょう。
ベニスアップデートはSEOを行う上で覚えていて損がない情報です。
「初めて聞いた!」という方は他のアップデート情報も漏れている可能性があります。「【保存版】Google検索アルゴリズムアップデートの歴史と最新SEO」をチェックして最新情報をおさらいしましょう。
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