meta refresh(メタリフレッシュ)とは?SEO効果や設定方法も紹介

特定のWebサイトを訪れた際に、別アドレスのWebサイトに遷移された経験はありませんか?これは、リダイレクトが設定されているためです。

リダイレクトとは、ユーザーがアクセスしたURLから、別のURLへ自動的に転送する仕組みを指します。

今回は、HTMLだけでリダイレクトを設定できる「meta refresh(メタリフレッシュ)」を紹介します。

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meta refreshとは?SEOへの効果は?

meta refreshは、設置すると訪れたユーザーを指定したURLへ自動的に転送するHTMLタグです。

使う場面として、Webサイトのドメインやページのアドレスを変更したときが挙げられます。また、旧サイトに訪れた人に対して、アドレスが変わったことを知らせることも可能です。

なんらかの理由で公開時のアドレスと異なる記事へ移転・変更した際、そのままにしておくと元のアドレスでエラーが表示されたり、古い記事が表示されたりしてしまいます。そうしたことが起こらないよう、元のアドレスにアクセスしてきたユーザーを適切なURLへと自動で転送してあげる(リダイレクト)のが、このmeta refreshの役割です。

meta refreshの効果

リダイレクトさせるまでの秒数を任意で指定できるため、既存ページに移転のお知らせやリダイレクト理由を掲載し、ユーザーに転送先を案内することも可能です。

meta refreshの設置方法

ここからは、meta refreshの設置方法を説明します。

meta refreshの書き方

meta refreshは、HTMLタグとして自身のサイトのソース内に記述します。

「秒数」の部分では、Webサイトを訪れた人を何秒後に転送するか、数値で指定します。 半角数字で「30」と入力すれば、ユーザーがサイトに訪れてから30秒後に指定したURLへ遷移させることが可能です。

「URL」の部分に転送する先のURLを入れれば、指定の秒数の後に、書かれたURLへ自動的に遷移します。それぞれ任意の数字とURLを入れましょう。

例えば以下の場合、ユーザーがサイトに訪れてから30秒経つと「https://www.sample.com」のアドレスに自動で遷移します。

自動で遷移されなかった場合を考えて、遷移される前のサイトには遷移先へのリンクを設置しておくと親切です。

meta refreshを書く場所

meta refreshはHTMLタグの中でも、metaタグと呼ばれるものです。

metaタグは通常のHTMLとは違い、bodyタグの中ではなくheadタグの中に表記しなければ実行されないタグです。 そのため、meta refreshはheadタグ内に記述する必要があります

他のmetaタグと同様に、headタグ内へ記述するようにしましょう。

meta refreshでリダイレクトされているか確認する方法

meta refreshを設置したページが無事にリダイレクトされているかは、アドレスバーに元のURLを入力することで簡単に確認できます。確認方法は以下のとおりです。

  • 旧URLへアクセスし、指定した秒数後に移転先URLへ遷移するかを確認する
  • Chromeのデベロッパーツールの「Elements」タブで、head内にmeta refreshタグが正しく設置されているかを確認する

meta refreshを設置する際の注意点

meta refreshを設置する際は、URLの移転目的に適したリダイレクト方法かどうかを確認しましょう。

meta refreshはHTMLだけで設定できる手軽な方法ですが、URLの移転ではサーバーサイドのリダイレクトが優先されます。そのため、基本的には301・302・308リダイレクトを使うのがよいでしょう。

それぞれの違いと適しているケースは、以下のとおりです。

名称設定する場所

主な用途

Google検索での扱い

meta refresh 0秒HTMLのhead内

サーバー側で設定できない場合の代替手段

恒久的なリダイレクト

meta refresh 0秒超HTMLのhead内

一時的な案内・遅延転送

一時的なリダイレクト

301リダイレクトサーバー

恒久的なURL移転

恒久的なリダイレクト

302リダイレクトサーバー

一時的な転送

一時的なリダイレクト

308リダイレクトサーバー恒久的なURL移転。POSTなどのHTTPメソッドやリクエスト内容を維持したまま転送できる
恒久的なリダイレクト

301・302・308リダイレクトと適切に使い分ける

301リダイレクトは、ページやサイトを恒久的に移転する場合に適しています。一方、302リダイレクトは、一時的なメンテナンスなど、将来的に元のURLへ戻す予定がある場合に利用します。

また、308リダイレクトも301と同様に恒久的な移転に利用することが可能です。301との主な違いは、POSTなどのHTTPメソッドやリクエスト内容を維持したまま転送できる点です。

Google Search Centralでは、恒久的なリダイレクトはリダイレクト先を検索結果に表示するための強いシグナルとなり、一時的なリダイレクトではリダイレクト元を検索結果に表示し続けることを示す弱いシグナルになると説明されています。

そのため、以下のような恒久的なURL変更では、meta refreshではなく301・308リダイレクトを優先しましょう。

  • サイトリニューアルに伴うURL変更
  • ドメイン移転
  • ページの統合・移転
  • SEO評価を新しいURLへ集約したい場合
  • 多数のページを恒久的にリダイレクトする場合

301・302・308リダイレクトはサーバー側で転送処理を行うため、移転元のHTMLページを残す必要はありません。

ただしmeta refreshのように、転送されるまでの秒数は指定できません。対策として301・302リダイレクトをかける際には、移転先にURLが変更となった旨を記載しておくとよいでしょう。

meta refreshはサーバー側で設定できない場合に利用する

meta refreshは、サーバー側でリダイレクトを設定できない場合の代替手段として利用するのが基本です。サーバーの設定を変更する権限がないなど、サーバー側のリダイレクトを実装できない場合には、HTMLに記述できるmeta refreshを利用しましょう。

ただし、検索エンジンにURLの移転を明確に伝えたい場合は、可能な限り301・308などのサーバーサイドリダイレクトを優先しましょう

まとめ

meta refreshは、HTMLのheadタグ内に記述することで、アクセスしたユーザーを指定したURLへ自動的に転送できる仕組みです。サーバー側でリダイレクトを設定できない場合の代替手段として利用できます。

リダイレクトの設定は、ユーザーを適切なページへ案内するだけでなく、検索エンジンにURLの変更を正しく伝えるうえでも重要です。meta refreshを利用する際は、設置後に正しく転送されるかを確認し、目的に合った方法で設定しましょう。

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