SEOとは?SEO対策で上位表示する効果的な施策と事例
SEO対策
2024.11.01
2019.09.06
2022.12.23
数あるウェブマーケティングの中で、SEO対策は最も導入のハードルが低く、ウェブサイトさえあればすぐに始めることが出来ます。
ただし、集客効果が現れるまでに時間がかかってしまうので、即効性の高いリスティング広告や、アフィリエイトなど、広告予算を使いならがSEO対策と同時に行うパターンが多いです。
特に近年では集客効果だけでなく、実コンバージョンにも繋がり易い「インフルエンサー」を利用したマーケティング手法が主流になっています。
またインフルエンサーマーケティングはSEO効果を高める可能性がある為、業界的にも注目が集まっています。
SEO対策にも利用出来るインフルエンサーマーケティングですが、そもそもの広告効果についておさらいしておきましょう。
インフルエンサーマーケティングを実施することで、芸能人、一般人問わず影響力のある人(インフルエンサー)により、SNSやブログなどを通じて自身の商品やサービスをユーザーに広めることが出来ます。
通常の広告と比べ、インフルエンサーが勧める商品は信頼性が高く、購買に繋がり易いというメリットがあります。
また最近はアドブロック(広告を非表示にする)機能の普及に伴い、ウェブ広告がユーザーの目に触れる機会が失われつつある為、従来のウェブマーケティング手法よりも、広告効果が高くなる傾向にあります。
インフルエンサーマーケティングで利用される主なSNSは、以下の通りです。
投稿内容のメインが写真なので、サービスよりもブランドの認知や商品の販売促進に効果があります。
Instagramが始まった当初のユーザー層は女性がメインでしたが、最近では男性ユーザーも増え、2019年6月現在では男性43%、女性が57%の比率となっています。
月間利用者数も3300万人を超えており、インフルエンサーマーケティングには欠かすことの出来ないツールと言えます。
ただし、URLのリンク設置が出来ない為、広告としての効果を数値で図ることが難しいというデメリットがあります。
文字数が制限されているので長文での訴求は出来ませんが、リツイート機能による拡散性の高さが最大の特徴です。年齢層としては10代~20代の若年層の利用者が多いので、若者向けの商材などは相性が良いでしょう。
また、投稿した文章内にURLでリンク設置が出来るので、サイトへの誘導も可能です。
動画による訴求としては、群を抜いて効果が期待出来ます。
取り扱う商材と相性の良いユーチューバーを起用することで、その広告効果は計り知れません。
ウェブサイトへの誘導も可能なので、商品購入への流れもスムーズに行うことが出来ます。
また、動画再生回数だけでなく、評価ボタンやコメント欄から、ユーザーの反応を伺えるのも広告として扱う際に便利なポイントです。
本来インフルエンサーマーケティングはSEO効果を高める目的としたものではありませんが、結果として良い影響を与える可能性があります。
インフルエンサーによりコンテンツが拡散されることで、自然な被リンクを獲得することが出来ます。
基本的に趣味嗜好の近いユーザーに広まっていく為、テーマ性が似ているブログや、SNSからの被リンク獲得に期待が持てます。
全く内容と関係の無いサイトからリンクを受けるよりも関連性のあるリンクの方が、SEO効果が高い傾向にあります。
なるべく拡散されやすいコンテンツを考え、自身のサイトテーマに当てはまりそうなインフルエンサーを選ぶ様にしましょう。
サイテーションは被リンクの効果よりもSEO効果は低いと言われていますが、対象となるブランドやサービスについてSNSやブログなどにポジティブな内容が多数言及されることにより、SEOに良い影響を与えます。
被リンクの効果が以前よりも重要度が下がってきている中で、近年このサイテーションが注目を集めています。
良い内容のサイテーションを増加させるには、既に一定数のファンを抱えている、インフルエンサーを起用することが最も効果的と言えます。
上述した様に、インフルエンサーを起用することによるSEO効果を期待する場合は「拡散される可能性」「ポジティブなサイテーション」の2点を押さえる必要があります。
そこで、まずは「拡散される可能性」を見極める為に、SNSでのフォロワー数と、投稿に対する反響の多さ(どれ位リツイートやシェアがされているなど)を確認します。
また、被リンクの価値を高める為に、興味関心がサービスの内容とマッチした投稿が多いインフルエンサーを探しましょう。
次に「ポジティブなサイテーション」を獲得する為に、炎上リスクの有無を確認します。
投稿内容に批判的な内容や、ユーザーに対して攻撃的な態度などがわずかでも見受けられた場合、ブランド価値を下げる恐れがあると共に、ネガティブな内容を含んだサイテーションの増加に
繋がる可能性があります。
インフルエンサーの見極めには、細心の注意を払いましょう。
SEOが上手くいかない場合は、まずコンテンツの質を調査し、ユーザビリティの改善やサイト内部の構造などに目を向ける必要があります。
検索結果の順位が悪いからと言って、インフルエンサーを利用するのは得策ではありません。
あくまでも広告効果を上げる目的でインフルエンサーマーケティングを実施した方が良いですが、
ついでにほんの少しだけSEO効果を上げる様に意識してみてはいかがでしょうか。