
【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
Web広告
最終更新日:2025.02.03
更新日:2025.04.02
データフィードとは、企業が持っている商品データを媒体に合わせて変換し、広告プラットフォームと連携させるためのデータとその仕組みを指します。商品データにはECサイトの商品情報や求人サイトの求人情報などが含まれます。
この仕組みを用いて広告配信をするのが、データフィード広告です。
広告主は自社の商品情報をリスト化し、広告媒体に送信します。広告媒体側では、データを媒体の広告フォーマットに変換した上で広告として配信します。
価格、商品画像、在庫状況などのデータフィードに含める項目は、柔軟に設定可能です。
他のWeb広告の場合は、商品情報が変わるとクリエイティブも変える必要があります。一方でデータフィード広告は、媒体が指定するフォーマットに合わせた自社の商品データを用意すれば、クリエイティブが自動で作られる仕組みであるため、事前にクリエイティブを用意する必要がありません。
また、同じデータを使って複数媒体に出稿することも可能です。
データフィード広告では、データを項目ごとに詳細に入力することが必要です。その広告に対してクリックなどのアクションがされると、ユーザーの興味関心を細かく知ることができ、機械学習の精度を上げられるのも特徴です。
例えばユーザーが「白いソファ」という情報が登録された広告をクリックした場合、媒体はソファに関連する幅広い商品を表示します。一方「二人掛けのひじ掛けのある白いソファ」という具体的な情報が登録された広告をユーザーがクリックすると、媒体はそのユーザーが興味を持つ商品を予測しやすくなります。
このように広告に登録されている情報が具体的であるほど、ユーザーのニーズに合った広告を表示することができるため、広告を効率的に運用することにつながるのです。
データフィード広告を効果的に活用していくためには注意点をしっかり押さえておく必要があります。ここでは注意点を4つご紹介します。
データフィード広告を始める際は、データフィードやタグの設定などの少し難易度の高い作業が必要です。
商品数の多いECサイトでデータフィード広告を出稿する際は、準備の際にデータを作る必要があるため、初期設定時に工数が多くかかります。
データフィードは、商品の在庫状況に関わらず毎日更新するようにしましょう。
商品情報には日々在庫切れ、再入荷などの変化があります。毎日メンテナンスを実施し、常に最新の情報を維持することが必要です。
データフィードの情報は広告内のさまざまな部分に活用されるため、可能な限り埋めるのがおすすめです。情報を多く連携することで、ターゲティングの精度を上げたり、表示回数を増やしたりすることができます。
データフィード広告を始める際は、データを確実に集められるよう、商品ページなどの関連ページにタグを設置しましょう。
設置した後は、タグが正常に動いているか確認することも重要です。