広告運用の自動化できる事・できない事

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    現代では技術の進化により、様々な業務が人の手を離れシステム化しています。
    2040年までには人間の今の仕事の8割ほどがAIに取ってかわると言われているほどです。

    その中で、広告運用でも自動化の流れが進んでいます。
    広告運用に関しては現段階では全てをAIに任せる事はできませんが、効果を改善して成果を出していくには、今後自動化をしていくことが推奨されます。

    そこで、今回は自動化できる事とできない事や、AI活用における広告運用自動化のポイントを紹介します。

    AIにお任せ!広告運用で自動化できる範囲

    まずは広告運用において、どこまで自動化が可能かを紹介します。
    自動化することが可能な範囲としては、以下の3点です。

    自動化できる範囲

    ①初期設定:キーワードの抽出

    広告運用を始める際、最初に行うのがアカウント構成です。
    その中で、狙ったターゲットに広告を配信するために重要になるのがKW設計です。

    今までの広告運用ではサジェストを調べたり配信するサイトを見たりと、手動でキーワードを設計することも少なくありませんでした。

    しかし、現在では配信するサイトのURLさえわかれば、システムが勝手にキーワードを抽出してくれます。
    その際ただサイト上のKWを一覧化するだけではなく、月間の検索ボリュームや、想定クリック単価なども一緒に抽出することができます。

    キーワードの抽出を人の手で行わないだけでも、かなり作業工数を抑えることができます。

    ②広告運用:入札・予算配分

    次にできる自動化は、広告運用を開始した後にできることに関してです。
    こちらは、入札調整と毎日の予算配分になります。

    この機能を活用することで得られるメリットには、クリック数の最大化やコンバージョン数の最大化やコンバージョンの獲得単価を理想値に合わせられることなどがあります。

    最もクリックやコンバージョンの多いKWに予算を自動的に配分することができるので、検索クエリを毎日細かくチェックして入札調整を行う手間が省けます。

    目標を達成するために入札単価と予算を最適に配分し、最適調整を行ってくれます。

    ③広告運用:レポーティング

    最後にできる自動化は、レポーティングです。
    広告運用を行なっていく上で数字の確認を行うことは非常に大切なことですが、内容によってはレポーティングにかける工数も膨大になりかねません。
    その際活躍するのが自動化機能です。

    こちらの記事ではグーグルアナリティクスのレポートをスプレッドシートに自動で抽出する方法を紹介しています。

    この他にもグラフや表も自動で生成されるレポーディングツールなどもありますので、ツールを頼る方法もまた1つの手段です。

    広告運用自動化を活用して成果を出すためには?

    広告運用の自動化により成果を出すためには、押さえておくべきポイントがあります。
    こちらは大きく分けて2つです。

    ①データの蓄積期間が重要

    自動化する際の必要条件として、情報量が充分であることが求められます。
    情報がなければAIが学習できず、何が効果にインパクトしているのかが分からないからです。

    例えば、Googleの検索広告のCV数最大化の自動入札場合、30日以内にコンバージョン数が15件以上なければ最適化できません。

    そのため、広告運用の自動化は最初から精度を求めすぎず、データの蓄積期間が必要ということを把握しておきましょう。

    データが蓄積されていない状態で自動入札などを設定してしまうと、逆にアカウントの成果が悪くなってしまう可能性もあるので、必ず推奨されているデータを蓄積してから自動入札を行ってください。

    ②手動と自動化は同時並行

    AIが行える広告運用自動化の範囲は、これまで紹介した通り、効果の良いキーワードや広告文に予算を寄せるなどの調整部分になります。

    しかし、角度の高い検索クエリをキーワードとして追加したり、逆に成果の出にくい低いキーワードの除外などは人力で行う必要があります。

    そのため、自動化で効率よく広告運用を進めていくためにはAIの動きを、手動で行える範囲のことを都度行って行きましょう。

    広告運用で自動化が難しいのは?

    今までは広告運用で自動化できることと、自動化を活用する方法などについてを紹介しましたが、
    逆に自動化できない部分のこともしっかり把握しておきましょう。

    自動化できない範囲

     

    ①アカウント設計

    キーワード抽出の項目で少し触れたアカウントの設計ですが、こちらは人的作業になります。

    ユーザーのニーズをベースに商品を分類しキャンペーンやグループを分けていくのですが、この作業を自動で行う事はまだできません。

    商品やサービスを理解し、その商品やサービスの市場まで把握する必要があるため、自動化されるには時間がかかりそうです。

    ②クリエイティブ軸の設定

    自社の商品・サービスを訴求する「軸」を決めることに関しても、どうしても人的な仕事になってきます。
    軸とは、ターゲットに対して効果的な表現方法の事です。

    ターゲットが気づけていない、潜在的なニーズを軸として表現できると、広告効果を大きく高める事が可能になってきます。

    AIが自動で良い軸を判断するツールもありますが、まだ完璧とは言い切れません。
    数値的判断から効果の高い軸の選定を行うのは可能であるものの、クリエイティブのイメージなどを読み取る力は今はありません。

    その部分はどうしても人の判断が必要になってくるため、このようなクリエイティブの軸を決める事も、今はまだ自動化は難しい範囲と言えます。

    まとめ

    ご紹介した通り、広告運用で効果を出す為に必要な作業は沢山ありますが、現在ではテクノロジーの進化と共に、自動化できる範囲が広がってきています。

    機械に任せられる作業はなるべく機械に任せ、人間にしかできない作業をに集中し、自動化しやすいアカウントを作っていくことが成果を上げる近道になります。

    弊社でもノウハウをためた運用者が自動化を活用し、成功事例を続々と生み出しています。
    広告運用にお悩みの方や自動化がうまく行かない方は、ぜひ弊社にご相談ください。