インスタグラムのQRコード(ネームタグ)の表示・加工方法から、スキャン・シェア方法まで解説します
インフルエンサーマーケティング
2022.12.23
2019.10.01
2024.07.04
2019年現時点で2,000億円にまで成長し続けてきたスマホ動画広告市場ですが、まだまだ成長は止まらず、2024年までには動画広告市場が4,957億円規模の市場にも成長するといわれています。
5G時代の到来に向けて、媒体各社もスマホ向けの動画広告フォーマットをローンチし、配信面も多岐に渡るようになってきました。
「動画広告が伸びてる!動画の時代だぞ!まだ動画やってないの?」
マーケティング界隈では、よく聞く話だと思いますが、実際のところ本当に効果があるのか、気になるところです。
特に動画広告は作成において、静止画よりも工数も費用もかかりますし、今すぐ簡単に手の出せる広告手法ではないですよね。
では、実際動画広告にはどれくらいの効果があるのか?
以下が実際に動画と静止画の効果比較をしたものなのですが、
やはり、動画の方がユーザーの記憶に残りやすいといった結果になっています。
商品の認知理解に関しても2倍近くの効果が出ており、商品・サービスの利用意欲に関しては、なんと約7倍にもなるらしいのです。
今後は認知だけでもなく、刈り取り目的でのダイレクトレスポンス動画広告も効果のある手法として伸びていくことでしょう。
ここまでのお話で動画広告に効果がありそうなことはわかりましたが、実際どんな広告が効果があったのか?気になりますよね。
ここからはバズる動画広告の成功事例を3つ上げたいと思います。
キッチンの販売をしているLIXIL様の事例。
「料理を楽しむリクシルのキッチン」を訴求する動画。「料理」をキーワードとして独自ツールでソーシャルリスニングを行った結果、生活者は「ビジュアルコミュニケーション
も料理の楽しみの一部と捉えている」というインサイトを導くことができたとされています。
商品の訴求は一番伝えたいワンポイントに留め、料理の失敗シーンも動画内のストーリーとして描き、LIXIL様のキッチンがある生活を楽しく見せる動画を制作し、結果としてSNS
上で大きくエンゲージメントを獲得することができた成功事例です。
商品・サービスのユーザー利用シーンを具体化し、思わず利用したいなと思ってしまう共感を呼ぶストーリーはとても効果的です。
空港でリアル「人生ゲーム」やってみた!https://t.co/AycDoEmFcg
— タカラトミー (@takaratomytoys) January 8, 2016
1月に実施された、タカラトミー様の人気商品「人生ゲーム」のリニューアルキャンペーン。なんとこの動画、Twitterで1週間に再生270万回超になりました。
内容は、親子という普遍的なテーマで、成人式というタイミングを狙って企画されたのですが、感動を呼ぶコンテンツになり、広範囲に拡散されるという、Twitterという拡散性のあるSNS広告媒体ならではの特徴がよく表れている成功事例です。
【閲覧注意!】
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) July 21, 2017
思わず声が出てしまうので、電車の中ではご注意下さい!
#金曜日の新垣さん #トヨタ #ノア ※動画は全画面でお楽しみ下さい。 https://t.co/hCPBT7GYqA
#Toyota #TOYOTA #NOAH pic.twitter.com/kxPO1NWApW
上記の動画は、トヨタ自動車株式会社様が作成した自動車「ノア」のプロモーション動画。
この動画は、新垣結衣さんがまるで自分の妻であるかのように話しかけてくれるアングルで撮影されたシリーズ動画です。
「いいね!」が3.8万回以上、「シェア」が7,000件以上、「再生回数」が220万回以上と、FacebookやTwitter上でかなり拡散され、話題となりました。
なぜ、この動画が人気になったか。老若男女問わず人気である新垣結衣さんが可愛すぎるのはもちろんですが、直接的な商品プロモーションではなく、商品を利用したユーザーの理想の生活シーンをリアルに描いているところでしょう。
特にその“リアルさ“でいうと、こちらに語り掛けてくれるガッキーはもちろん、自分がスマホで撮影したかのような盾形のフォーマットが大きい要因として挙げられます。
スマホの盾形フォーマットは画面の占有率もかなり高くなるので、動画広告を見ているユーザーは受け身ではなく能動的にコンテンツを認識しようとします。
さらに、このシリーズ動画は毎週金曜日に新たな動画を配信していたので、視聴者はトヨタ自動車株式会社のSNSアカウントをフォローします。フォロワーが増えると企業の商品やサービスを知らせることができますし、フォロワーが多いことで、企業の信頼度が高まります。このように、副次的にも大きな効果が見込まれるのです。
動画広告成功事例、いかがでしたでしょうか。
「バズる」ことが目的ではありませんが、事例にもあったように、ユーザーのインサイトをつかんだ動画や商品の具体的な魅力がわかりやすく描かれているような動画を作成し、“スマホ“や”SNS“というユーザーの可処分時間において接触の多い面へ広告配信を行うことで、当初の動画広告の目的として多かった認知だけではなく、商品購入やサービス利用といった新規顧客の獲得としても効果が得られることでしょう。
PLAN-Bのインターネット広告事業部では、動画の作成・運用・分析まで一気通貫でサポートしていますので、動画広告に関してご相談がありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。