SEOコンサルティングとは
SEO(Search Engine Optimization = 検索エンジン最適化)をお客様のサイトで実施するサービスのことです。
弊社が定義するSEOコンサルティングサービスは、「無機質にキーワードの順位を上げる」だけでなく、「目的達成」に向けて「SEO戦略」を決め「戦略に紐づいた戦術・施策」を連続的に行っていき、「ビジネスの成長」を助けることであると考えております。
SEO施策は掛け捨て型のWeb広告施策とは違い、サイト内の最適化とユーザーファーストなコンテンツ運用により、中長期的に検索エンジンからの集客が可能であると同時に、検索上位に表示されることで、企業としてのブランディング効果も得られる、非常に費用対効果の高い施策といえます。
アドテクノロジーを始めとするデジタル広告が加速度的に進化していく中でも、古くから最も重要視されているデジタルマーケティングの施策の一つでもあり、常に動向に注目が集まるソリューションです。スマートフォンの登場などにより、ユーザーの検索行動は変化し続け、AI技術の導入により検索エンジンも進化し続けているため、常に最新の知見・ノウハウが求められる領域でもあります。
SEOお取引実績も多数あり、継続率95.3%を誇る技術の会社だからこそ成し得る確かな施策を是非とも一度お試し下さい。
こんなお悩みありませんか?
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別のSEO会社にお願いしているが、
中々成果に繋がらない…。 -
セッションは増えるものの、
CV増に繋がらない…。 -
社内でSEOに割く
リソースが無い…。 -
自社でSEOに取り組んでいるが、
更なる成果のために
プロの知見を借りたい…。
PLAN-Bが解決します!
PLAN-Bの
SEOコンサルティングの特徴
売上につながる戦略を明確にする
SEOコンサルティング
PLAN-BではSEO観点で売上につながる戦略をご提案いたします。
要望があったキーワードで順位を上げるのみでなく、
お客様の事業特性やターゲットを深く理解し
事業貢献に最もインパクトする戦略構築を行います。
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01
お客様の事業に最も貢献するSEO戦略の構築
SEO対策において最も成果に差が出るのは戦略です。
PLAN-Bでは担当のSEOコンサルタントがお客様の事業特性やサイト特性、狙うべきターゲットを深く理解し、事業貢献に最もインパクトする戦略構築をいたします。お客様の事業貢献に繋がったSEO戦略の事例
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02
継続率は95.3%!
SEO歴18年という歴史から蓄積された
成果の出るSEOメソッドPLAN-Bは戦略立案に加え、施策実行においても他社を圧倒します。
お取引いただいたお客様の継続率は95.3%、日本国内では最大級の規模を誇るSEO事業です。これまでのご支援の中で培った、膨大な施策の成功ノウハウを保有しております。
長くSEOと向き合ってきたPLAN-Bだからこそ、どのような状況においても成果の出る施策をご提案いたします。 -
03
業種業界、Webサイトの特性ごとに特化した
コンサルティングチームPLAN-Bでは長年の実績から特定の業種業界、そしてサイト特性に特化してコンサルティングチームを形成しております。
特に以下に示している領域においては専門コンサルタントを配置し、日々知見を集約しております。
またWebサイトの特性を6つの型と15の組み合わせに分類しており、それぞれにおいて最適な施策をご提案いたします。
PLAN-BのSEOコンサルティング
の得意領域
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BtoBサービス オウンドメディア
弊社オウンドメディア「PINTO!」ではSEOに関連する多くのキーワードで上位表示を達成し、月間800〜1,000件のリード獲得に成功しております。
自社のマーケティングで培ったノウハウを活かし、SEO経由でのセッション獲得だけでなく、リード獲得数増加に向けてのコンサルティングが可能です。 -
ECサイト/ポータルサイト
大規模なECサイト/ポータルサイトは普通のメディア型のサイトと違い、複雑な内部テクニカル施策が多く発生します。またページ数が多いため必然的にデータ分析の難易度が高く、経験の少ないコンサルタントでは質の高いコンサルティングが難しいです。
弊社では多くのECサイト/ポータルサイトのコンサルティングも行ってきたため、経験をもとにした高品質なコンサルティングが可能です。 -
YMYL領域のWEBサイト、クリニックのWEBサイト
YMYL領域のSEOは難易度高く、信頼性を向上させるための施策が多く必要となります。またクリニックのWEBサイトはコラムからの流入だけでなく、「施術名×エリア名」キーワードでの上位表示獲得が売上向上のためには最も重要であると考えています。過去に多くのサイトを対策してきた経験豊富なコンサルタントが難易度の高いYMYL領域のサイトを成功に導きます。
※YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、人の将来的な幸福や健康、金融にまつわる情報のことを指し、Googleの「検索品質評価ガイドライン」の項目の一つです。
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コンセプト設計が必要なBtoCコンテンツマーケティング
BtoCのコンテンツマーケティングは他の施策と比較し、マーケティングファネルの上流にアプローチする認知/ブランディング向けの施策であることが多いです。
ただ単にキーワードを決め、コンテンツを追加していくだけでなく、伝えたいメッセージ、ユーザーに与えたい印象、自社の強みから、メディアのコンセプトを立案し、独自性に優れたコンテンツマーケティングをご提案いたします。
SEOだけでなく、マーケティング全般に強いPLAN-Bだからこそ可能な領域です。
SEOコンサルティング内容
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SEO戦略設計/対策キーワード選定
SEOコンサルタントがターゲットユーザー/ペルソナに関するヒアリングを行い、検索市場キーワード分析、競合サイト分析、自社サイト分析といったクロス3C分析を通じて、戦略を設計します。
弊社では戦略を「Webサイトの検索エンジン最適化を促進するためにキーワード戦略・SEO戦術・SEO施策などで構成される総合的な方針」と定義しており、具体的にはWebサイトの目標に合わせたキーワード選定、そのキーワードを狙うためのページ群の作成計画、Webサイト内のコンテンツや内部リンクの最適化などの手法を考えていきます。
また、KPI数値、マイルストーンならびに全体対策スケジュールを策定し、自然検索における集客戦略を立案します。 -
SEO戦術・施策提示
設計した戦略に基づき、担当のSEOコンサルタントが対策キーワードで上位表示させるためのサイト改善施策を立案・提案します。
検索エンジン上の順位は、サイトコンテンツの内容、ドメインパワー、内部テクニカルという、大きく3つの観点から、他サイトとの相対評価で決まります。これらの観点を踏まえ、内部コンテンツの改善、内部テクニカル施策(エラーの解除やサイト速度の改善など)、外部施策、一般的なコンバージョン率(CVR)改善施策などを網羅的に立案・検討し、優先度の高いものを毎月ご提案いたします。 -
定点観測・レポーティング・定例会
Google Analytics、Google Search Consoleを用いて、全体状況からKPI進捗、注力キーワード順位、ランディングページの流入分析、施策の効果計測などをレポーティングし定例会でご報告いたします。
定例会では、毎月施策のPDCAを回していくため、担当のSEOコンサルタントより翌月の改善施策のご提案及びご説明も行います。また、SEO動向レポートを添付し、お互いに最新動向をキャッチアップできる体制を構築していきます。
SEOコンサルティングの
費用とプラン
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スタンダードプラン
- 費用
- 50万円/月~
- 契約期間
- 半年~
おすすめサイト
- サービスサイト
- 記事メディア
- 企業オウンドメディア
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プレミアムプラン
- 費用
- 70万円/月~
- 契約期間
- 半年~
おすすめサイト
- ECサイト
- ポータルサイト
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戦略設計プラン
- 費用
- 150万円/式
- 契約期間
- 1ヶ月
プラン内容
- 初期分析
- SEO戦略・戦術
- スケジュール作成など
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コンテンツライティング
- 費用
- 8万円/記事〜
- 契約期間
- 半年~
おすすめサイト
詳しくはコンテンツライティングのページ
をご覧ください
SEOコンサルタント紹介
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馬谷 達也SEO専門執行役員
行政機関や大手EC、大手メディアから町の歯科医院といった中小企業まで幅広く、数多くのサイトの改善に10年以上従事。
2015年よりSEO事業の責任者に就き、国内最大規模の売上・取引社数まで成長させることに貢献。
現在も現役でサイト分析からレポーティングまで手掛けており、最高難易度のお客様を主に担当する。 -
出田 晴之デジタルソリューション事業部 部長
「お客様に利益をあげていただくことが最も重要である」との考えを持ち、サービス改善に取り組んでいる。
WEB領域にとどまらず、事業上の問題解決を目的にコンサルティングサービスを提供する。
愛読書は『ストーリーとしての競争戦略』であり、戦略の本質は”特定の文脈に埋め込まれた特殊解”との一節に強く影響を受けている。 -
北村 隆汰SEOコンサルティングユニット マネージャー
月間3,500万PVの娯楽業サイトや、日本有数のファッションECサイト、導入社数50,000社を超えるクラウドサービスなど、幅広く担当するSEOコンサルタント。直近ではYMYL領域での対応を中心に行っており、過去20サイト以上の継続的なサービス提供を実施。
成果創出のために実装まで推進力を持って行うSEOサービスの提供を心掛けている。 -
高橋 佑輔SEOストラテジスト
年間で100サイト近くのSEO戦略設計、WEBサイトの課題分析に従事。
SEOという領域だけに囚われず、WEBマーケティングの全体像からSEO戦略に落とし込んでいくスタイルで分析、プランニング、ご提案までを一気通貫で対応。
得意なサイト型はECサイトやポータルサイトといった大規模サイトやBtoBサービスのオウンドメディアのSEO。 -
日髙 伸哉SEOコンサルタント
大手求人、旅行の大規模DBサイトからニッチ領域のBtoBサイトのSEOコンサルティングに幅広く従事し、現在はBtoB領域をメインで担当。
エンタープライズ領域のフロントや広告運用の経験もあり、SEOのみではなくデジタルマーケティング全体の知見を有するSEOコンサルタント。 -
石橋 和勢SEOコンサルティングユニット マネージャー
2021年に中途入社以後、一貫してコンサルタントとしてSEOコンサルティングサービスを提供。
不動産やブライダル、WEBメディアなどBtoC向けのサイトを主に担当し、現在はECサイトに注力。
大手企業・大規模サイトを中心に担当。好きな事は整理整頓。
全ての物事に対して綺麗に整理したいタイプ。
SEOコンサルティングの実績
野村不動産ソリューションズ株式会社様の事例
2021年6月から
コンテンツSEOの取り組みを開始し、
現在では対策前の2021年5月と比較し、150%を超える実績を記録!
ご相談時の課題
- 複数の事業部が絡み追加に追加を重ねてできている大規模サイトのため、ページ数は多いがGoogleからの評価を受けづらい構造だった。ゆえにSEO対策を考えたサイト構造になっていなかった。
- 不動産査定業界は競合サイトがSEOに強く、検索結果上では流入シェアを奪われてしまっていた。
解決策
- タイトルタグ、ディスクリプションタグ、headタグといった基本的な項目から弊社が見ている約70項目ほどのSEOの内部施策を順次確認していき、修正の千本ノックを実施。SEO内部対策の全面見直しを行った。
- 競合他社が力を入れているSEO型コンテンツの制作をスタート。司法書士、弁護士、税理士、宅建士などの専門家を監修者としてアサインし、E-E-A-Tを担保したコンテンツ制作を行った。
施策結果
- コンテンツSEO開始から9か月後で自然検索経由でのセッション数150%越えを達成。
- 一般キーワードである「土地 名義変更」、「マンション 名義変更」、「空き家 活用事例」などの複数のキーワードで上位表示を獲得。
- BIGキーワードでもある「不動産売却」も順位改善傾向に。
株式会社プラスワンインターナショナル様の事例
コンテンツSEOの取り組みを開始し、
自然検索流入については、
昨対比200%を達成!
ご相談時の課題
- 自社でSEO対策を行ったり、複数のSEO専門の業者に委託したりしたものの、なかなか思うような効果が出なかった。
- お願いしていたSEO業者が被リンクを購入する施策を行ったが、アルゴリズムのアップデートでペナルティを受けてしまい、解除された後もSEO対策に関して満足いくような結果は出なかった。
解決策
- PLAN-Bで目標に掲げたのは「注力キーワードの順位上昇」と「セッション数の増加」の2点。そのために内部対策と外部リンクのクリーニングを合わせて行っていった。
- 記事のディレクションから制作までを一手に担い、取材に基づいた良質なコンテンツを定期的に配信していき、サイトの独自性が高まり、外部からの自然なリンクが増え、サイトの信頼性や権威性を高めることにしていく。
施策結果
- 良質なコンテンツ制作やキャンペーンの実施などの施策を行ってきた結果、さまざまなキーワードでの検索結果上位表示を達成。2017年3月時点では「Tシャツ」という単体ビッグワードでの検索結果1位表示を実現。
- Facebookページでコンテンツを配信したことで、フォロワー数の増加と投稿へのいいね数の増加を実現。
- 自然検索流入については、昨対比200%を達成。
SEOコンサルティングの
よくあるご質問
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Q
成果が出るまでにどれくらいの期間を想定していればよろしいでしょうか?
開く -
これまでのSEO対策歴、ドメインパワー、施策の実装スピード、競合性など様々な要因で成果までのスピード感は異なります。
平均して半年~1年くらいかかるケースが多いです。ドメインが強く、SEO設計がしっかりされているサイトの場合、サイト実装後すぐに効果が表れるケースも もちろんございます。
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Q
将来的にはSEOの内製化を考えているのですが、内製化の支援も可能でしょうか?
開く -
可能です。弊社ではSEOの内製化を支援する「SEARCH WRITE」というSEOツールを独自で開発しております。お客様によってはまず、SEOコンサルティングサービスのご契約をいただき、その後SEARCH WRITEを使用して内製化に成功した方もいらっしゃいます。
また、ツールだけでなくウェビナー開催も行っていますので是非ご参加くださいませ。
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Q
SEOだけでなくサイトへの実装まで可能でしょうか?
開く -
可能です。弊社ではサイト制作サービスも展開しております。別途制作サービスのご契約をいただくことで、SEOコンサルティングだけでなく、改善施策の実装まで可能です。一気通貫でお力添えできることがPLAN-Bの強みです!
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Q
成果報酬型のSEOコンサルティングは可能でしょうか?
開く -
恐れ入りますが、新規での成果報酬型のSEOコンサルティングサービスはお受けしておりません。
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Q
SEOだけでなくWEB広告なども併せてお願いすることも可能でしょうか?
開く -
可能です。PLAN-Bはインターネット広告運用代行事業や、WEBマーケティングコンサルティング事業を展開しております。WEBマーケティングの上流から設計を行い、施策の選定から実行まで対応しております。インターネット広告事業についてはGoogle、Yahoo!から公式の認定パートナーをいただいているので、運用力についてもご安心ください。「代理店とのコミュニケーションを一本化したい」「WEBマーケティングの上流から依頼したい」という方は是非ご相談いただけますと幸いです。買取業界のお客様だと、リスティング広告も含めたSEM(検索エンジンマーケティング)に取り組む会社も多く、面として検索結果を取り合う戦いになっています。
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Q
複数サイト運営していますが、費用の相談は可能ですか?
開く -
複数サイト分のお打ち合わせなどを同時に行わせていただくことでボリュームディスカウント可能です。遠慮なくご相談くださいませ。
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Q
スポットでのコンサルティングは可能でしょうか?
開く -
原則としては、継続型のSEOコンサルティングを中心にサービス展開しております。
場合によって、「初期キーワード選定のみ」「初期内部テクニカル修正指示書のみ」といったサービスでもお受けしておりますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。 コンサルタントが目標達成に向けて最適なプランニングをさせていただきます。
SEOコンサルティング
ご利用の流れ
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1
ヒアリング/サービス概要説明
WEB会議にてお打ち合わせを設定させていただき、SEOに取り組んでいこうと思われた背景、過去の施策状況、現状の課題点、お客様の事業やターゲットユーザーについて細かくヒアリングさせていただきます。 また、この場でPLAN-BのSEOコンサルティングサービスについてご説明をさせていただきます。
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2
事前調査・分析
SEOコンサルタントがGoogle Analytics、Google Search Console、その他外部ツールを使用し、検索市場調査、競合サイト調査、自社サイト調査を行います。分析内容をもとに、ご提案内容を立案させていただきます。
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3
ご提案
改めてお打ち合わせのお時間をいただき、目的・目標達成に向けたSEO戦略・戦術・施策のご説明をさせていただきます。同時にプランについてもご案内させていただきます。
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4
すり合わせとご契約
ご不明点の解消を始め、お取り組み内容のすり合わせを行います。コンテンツ本数やコンサルティングのプランを最終確定します。最終的なプランが確定したのち、正式にご契約を行います。書面での契約、クラウドサインどちらでも可能でございます。
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5
施策開始
スケジュールに合わせた施策展開と、定例会の実施をいたします。月1のサポートだけでなく、SEOコンサルタントからのお電話やメールでのトピック共有や、急遽対応を要する案件ではWEB会議システムなどを用いたサポートも可能です。
SEOに関するコラム
SEO動向レポート
2025年9月度
※2025年10月10日更新
Google検索に「AIモード」が日本語で登場
一言で言うと…
Googleの検索体験が、「AIモード」の導入によって変わろうとしています。
従来検索は「キーワード」中心の世界でしたが、「AIとの対話」を通じて答えを見つける方策が新たに加わります。
今回は、AIモードについての現状の要点をまとめました。
1. ユーザー体験はどう変わるか? ― より賢く、直感的な検索へ
AIモードの登場で、ユーザーの検索方法はこれまで以上に便利で直感的になります。
- 複雑な質問も一度で解決
これまで「京都 観光」「京都 グルメ おすすめ」「京都から大阪 移動」のように何度も検索を繰り返していたような旅行プランの立案も、 「京都駅発で伝統工芸を巡る1泊2日の旅行プランと、おすすめのディナーを教えて」といった一度の質問で、AIが包括的な回答を生成してくれます。これはGoogleの「クエリファンアウト」という技術により、一つの質問をAIが複数のサブクエリに分解して検索を実行するためです。 - テキスト以外の検索が当たり前に
AIモードは、文字入力だけでなく、音声や画像を使った質問(マルチモーダル検索)にも対応します。
例えば、海外のレストランでメニューの写真を撮り、「この中でベジタリアン向けの料理はどれ?」と質問すれば、AIが翻訳し、内容を解説してくれます。 - ブラウザがより賢いアシスタントに
PC版のChromeブラウザでは、アドレスバーから直接AIモードを呼び出せるようになります。閲覧中のページ内容を踏まえた質問をしたり、複数のタブを開いたまま「このタブの内容を要約して」と指示したりすることも可能になる見込みです。 - ショッピング体験がより豊かに
特にショッピング関連の検索では、AIモードはビジュアルイメージを伴って回答を提示します。
例えば、「北欧風のインテリアに合う椅子を探して」と検索すると、テキストだけでなく画像一覧を表示。さらに「この中でダークブラウンのものは?」といった対話形式で絞り込んでいくことが可能です。 これはGoogleが持つ500億件以上の商品リスト「Google Shopping Graph」を活用しています。
2. AIモードの裏側はどうなっているのか? ― 従来とは異なる評価軸
AIモードが生成する回答は、従来のGoogle検索とは少し異なる仕組みで動いています。
- 「FastSearch」という独自の高速検索技術
Googleの反トラスト訴訟に関する資料から、AIの回答生成には「FastSearch」という独自技術が使われていることが明らかになりました。これは、速度を優先するために、通常の検索よりも取得する情報量を絞った仕組みです。 - 「リンク」よりも「ユーザーデータ」を重視か
FastSearchは「RankEmbed」というディープラーニングモデルに基づいています。このモデルは従来のSEOで重要視されてきた「被リンク」よりも、ユーザーの検索ログやクリックデータ、そして人間の評価者による品質スコアを主に利用しているとされています。 - 品質は発展途上
FastSearchは速度を優先していることから、品質面では通常の検索に劣る場面があります。初期のAI Overviews(AIによる概要)で品質の低いサイトやスパムサイトが表示されたのは、この仕組みが影響している可能性があります。
3. SEOとビジネスへの影響 ― これから何をすべきか
Webサイト運営者やマーケティング担当者の皆様は、新たな打ち手を手札に加えておきましょう。
- 「LLMO(大規模言語モデル最適化)」の重要性
これからのWebマーケティング戦略では、従来のSEOに加え、AIにいかにして自社の情報を引用・参照させるかという「LLMO」の視点が不可欠になります。AIが学習・参照しやすいように、オウンドメディアだけでなくアーンドメディアにおいても、正確で信頼性の高い情報を一貫して発信し続けることが重要です。 - E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の価値向上
AIが生成する一般的な情報との差別化を図るため、そのサイト独自の経験や一次情報、専門家による深い知見(E-E-A-T)の価値がさらに高まります。AIでは生成できない、書き手の実体験に基づいたコンテンツが評価される時代になると言えるでしょう。 - 対話型コンテンツと視覚コンテンツの強化
ユーザーの検索行動が「キーワード入力」から「対話」に変わるため、一つの質問に答えるだけでなく、そこから派生するであろう次の質問まで想定したコンテンツ作りが求められます。また、ショッピング領域での変化を見ても、魅力的で高品質な画像や動画といった視覚コンテンツの重要性は増すと考えられます。
参考:Google Japan Blog|Google 検索における「AI モード」を日本語で提供開始
AIによるブランドへの「指向性バイアス攻撃」のリスク
一言で言うと…
大規模言語モデル(LLM)は事実検証を完全には行いません。
そこから、特定のブランドに対するネガティブな情報を意図的に拡散させる「指向性バイアス攻撃」のリスクが生まれていると考えられます。
指向性バイアス攻撃とは
LLMは、学習データに含まれる情報の真偽を検証する能力が完全ではないため、意図的に生成された誤情報や偏った情報を事実として学習してしまう可能性があります。これを悪用して、特定のブランド名とネガティブな概念(例:「製品Aは危険」「B社は詐欺」)を結びつけたWebコンテンツ(レビュー、ブログ記事、SNS投稿など)を大量に生成・拡散することで、LLMの知識ベースに意図的なバイアスを植え付けることができるのです。これを指向性バイアス攻撃と呼びます。
結果として、ユーザーがそのブランドについてAIに質問した際に、AIが汚染されたデータに基づいて「〇〇社には安全性に関する懸念が報告されています」といった、事実に反するネガティブな要約を生成してしまう危険性があります。これは、従来のネガティブSEOとは異なり、広範なWebコンテンツおよびAIを介して誤情報が拡散されるため、より対処が難しい問題です。
マーケターやSEO担当者はどうするべきか
マーケターやSEO担当者は、AIの回答の検査と、万一ネガティブな情報が語られていた際にはブランドイメージの最適化を行う必要があります。具体的には下記です。
- ブランドに関する情報の監視
自社ブランドについてAIがどう認識しているか、またどんな情報源から情報が引用されているか、定期的に監視しましょう。
AIが自社ブランドについて不正確な情報を生成していた場合は、その引用元に対する対応策を検討しましょう。 - 正確な情報の発信強化
公式サイトだけでなく、信頼性の高い第三者メディアを通じて、正確かつポジティブなブランド情報を発信しましょう。これにより、AIが学習する情報源の質を高めることができるはずです。
参考:デュアン・フォレスター|AI発見における隠れたリスク
みなどう対応しているのか?
弊社では、企業担当者180名を対象に、「生成AIがブランド認知に与える影響と課題」について調査を行った結果、AIのモニタリングは7割超が実施しているものの、「古い情報の放置/統制不足」には課題があることが見えてきました。
調査についてより詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。
【調査】7割が「AIが誤情報を伝えるリスク」を不安視―企業担当者180名に聞く、生成AIがブランド認知に与える影響と課題
参考:PLAN-B|生成AIがブランド認識に与える影響と対策状況に関する調査
レビューシグナル、ローカル検索上位で影響力増大
一言で言うと…
検索キーワードと実店舗の近接性は、ローカルSEOの基本です。
しかし、上位3位以内に入るには、「レビューの量とキーワードの関連性」が最重要であり、特に100件以上のレビューが大きな差を生むことが調査結果から示唆として言えそうです。
調査の背景
ローカル検索結果で表示されるGoogleビジネスプロフィールのランキング要因については、Googleが公開していないことで、議論が繰り返されています。
そこで、アメリカのSearch Atlas社は、3,269社のGoogleビジネスプロフィールのデータから、「Googleビジネスプロフィールの掲載順位が、どういった指標と相関が強いのか」の調査を行いました。
今回はその結果と、そこから得られる示唆をご共有します。
調査結果
調査の結果、マップパックでの上位表示と最も強い相関関係を示したのは、検索者と店舗との物理的な「近接性」でした。そして、次点で相関が強い指標は、「レビューの総数」と「レビュー文中に含まれるキーワードの関連性」であったと報告されています。
特に、レビュー数が100件を超えるとその効果は顕著になり、上位表示の可能性が大幅に高まることが示されています。
これは、単にGBPが存在するだけでなく、「多くの顧客から頻繁にフィードバックを得ている」という事実が、Googleにとって強力な信頼性と人気度のシグナルとして機能していることを意味します。
調査結果をどうとらえるか
以上から、ローカルSEO戦略は2段階で考える必要があると言えそうです。
まず、特定の検索エリア内で候補として認識されるための前提条件は「近接性」です。
その上で、多数の競合の中からユーザーに選ばれる上位3位以内に入るためには、オンライン上の評判、特に顧客からの積極的なレビューを量・質ともに高めることが差別化要因となると言えます。
そこから、「『実際の顧客満足度』が、検索ランキングに直接的に反映される仕組みが強化されている」とも捉えられますね。
マーケターはどうしたらいいのか?
オンラインでの評判管理、特にレビュー獲得施策の強化が不可欠と言えます。具体的な打ち手としては以下が考えられます。
- レビュー獲得の仕組み化
サービス提供後、顧客からレビュー投稿をしてもらうための「業務の流れ」を構築しましょう。(メール、SMS、店内POPからレビューを依頼する、レビュー対応者へのメリットの提供等)。 - コンテキストが十分投影されたレビューを確保するための依頼
依頼時に「〇〇(サービス名)の感想を」のように、レビューに含めてほしいコンテキストを自然に促して、評価されたいトピックの情報をレビュー内に担保しましょう。 - レビューへの返信
全てのレビューに返信し、顧客エンゲージメントを高め、GBPの評価を向上させましょう。 - 定期的なモニタリングと活用
レビューの数と内容を定期的に分析し、ユーザーのインサイトや、サービスそのもの、マーケティングコミュニケーション戦略の改善に活かしましょう。
参考:Search Atlas社|ローカルSEOのGBPランキング要因についての調査
レポート詳細は、以下より無料でダウンロードいただけます。
SEOコンサルティングを受ける
メリット・デメリットとは?
SEOコンサルティングを受ける最大のメリットは、プロのSEOコンサルタントによる専門知識や経験に基づいたSEO戦略の立案、施策実行の支援を受けられることです。Googleのアルゴリズムは日々細かなアップデートを繰り返しており、SEO対策を進める上では専門的な知識に加え、検索エンジンのルール変更やトレンドの変化に対応する必要があります。
自社にSEOのノウハウがない場合はこれらの対応は難しく、またWebサイトのマイナス要因にも気づかず効果が出るまでに時間を要してしまう可能性もあるのです。実績豊富なSEOコンサルティング会社であれば、多数のサイトをコンサルティングしており、アルゴリズムの変更などがあった際は複数サイトを横断しての調査が可能です。それらの調査結果に基づきSEOコンサルタントが傾向を把握し、素早く適切な対応ができます。
一方でデメリットとしては、やはりコスト面が挙げられます。SEO対策は効果が出るまでに時間がかかるため、SEOコンサルティングにおいても半年程度の契約期間が設けられることが一般的です。月額費用は最低でも30~50万円程度が相場となるため、それなりに費用がかさむことになります。
また、一般的には社内にSEOの知見が蓄積しにくいというのもデメリットでしょう。SEOコンサルタントと一緒に施策を進めていく中で施策実行部分の知見は培うことができますが、考え方や戦略といった上流部分はなかなか身につきにくいです。
ですがPLAN-Bでは、SEOツール「SEARCH WRITE」などを用いて、自走できるような体制づくりもサポートしています。コンサルティングを受けながら自社にノウハウを蓄積し、ゆくゆくは内製化を目指すことも可能です。
SEOコンサルティングにはこのようなデメリットもあるため、しっかりと成果を出すためにも次のポイント押さえ、自社にあった会社を選びましょう。
SEOコンサルティング会社の
選び方のポイント
SEO会社を選ぶときは、以下のポイントをチェックしましょう。
実績と評判を確認する
信頼できるSEOコンサルティング会社は、過去の実績や成功事例を公開しています。クライアントの声やレビューを参考にすることで、その会社の信頼性や成果を確認しましょう。
特に自社サイトと近しい実績があるかを確認できると安心です。例えば、業界・サイト規模・サイト型などの観点で、自社サイトと近しい実績があるかを確認しましょう。これらの要素が異なれば、ベストプラクティスも異なるためです。過去に事例を有していれば、失敗経験から学び、同様のリスクを回避できる可能性も高まります。
事業戦略・経営戦略に基づいたSEO戦略であるか
SEO対策を行う上で重要なのは、「ビジネスの成果」に繋がることです。仮に対策キーワードで上位表示ができたとしても、それが売上や利益に繋がっていなければ意味がありません。単なる順位向上を目的とせず、企業戦略や事業戦略を達成するためのSEO戦略をリードして考えてくれるSEOコンサルティング会社を選ぶことが大切です。
自社固有の提案であるか
SEO対策はベストプラクティスに誰でもアクセスしやすく、戦略が一般化し、企業ごとの差別化がしづらい状況にあります。ユーザーと検索エンジン両方から選ばれるには、自社の固有のSEO戦略を立てることが大切です。
例えば同じ不動産業界のポータルサイトでも、物件掲載数を増やすことで収益を拡大するのか、広告掲載により収益を得るために話題性の集まるキーワードで流入数を獲得するかなど、戦略は多岐にわたります。
市場や競合、自社の強みを深く分析した上で、自社固有のSEO戦略を提案しててくれるコンサルティング会社を選ぶことをおすすめします。
SEOコンサルタントのSEO知識が豊富であるか
SEOは変化の激しい分野であり、最新のアルゴリズムや市場動向に対して迅速な対応が求められます。しっかりと成果に繋げるには、このような変化に対して常に知識をアップデートしているSEOコンサルタントを選ぶことが大切です。最新のコアアルゴリズムアップデートに対する見解やサイト課題に対するアプローチ方法などを聞き、納得できる回答であるかを確認してみてください。オウンドメディアを運営しているSEO会社であれば、発信内容を確認してみるのも有効です。
SEOコンサルティングの費用相場
SEOコンサルティングは、初期費用に加え、月額固定費がかかるのが一般的です。また、前述したようにSEO対策は効果がでるまでに時間がかかるため、契約期間を半年程度とする会社が多くなっています。
月額料金は主に以下の要素によって決まり、月額30~100万円程度が相場となります。
- サイト規模や複雑さ: 大規模で複雑なサイトほど、必要なSEO施策の工数が増え、それに伴って費用が変わります。
- サイト型:ポータルサイトやECサイト、オウンドメディアといったサイト型により対策内容に違いがあり、費用にも差が出ます。
- 競合の状況: 競合が激しい市場では、上位表示のためにより多くのリソースが必要となるため、費用が変わることがあります。
- 目標: クライアントが目指す目標や期待する成果に応じて、必要な作業量や時間が変わるため、費用も異なります。
- 支援内容: キーワード調査、内部SEO、リンクビルディング(外部対策)、コンテンツ作成など、提供されるサービスの範囲によって費用が異なります。















