【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2022.12.23
公開日:2019.03.04
お世話になっております、藤本です。 皆さんはビジネスにおいてどのようにチームをまとめていますか?いろいろな方法がありますね。 今回は、成果や目標の可視化によりそれに向かって自律的に動けるチームを目指してみましょう。
※ ちょっとエンジニア寄りで書いていますのでご了承を。
なぜ可視化、つまり見えるようにするのでしょうか?
たとえば、チームの目標が 「信頼されるシステムをつくる」 だとします。
皆さんは信頼されるシステムという目標に対して、何をしますか?どのようにすれば信頼されるシステムであるといい切れますか?
評価は必ず他人、他チーム、会社など自分や自分たち以外の人がします。 そんな時、当事者以外の人たちが評価できるようにするにはどうすればいいのでしょうか? 目標に対してのアクションが有効であることを知るには? 現在の進捗を知るには? これらを知るにはどうすればいいでしょうか?
これらを解決するのが「見えるようにすること」可視化です。
では、「信頼されるシステムをつくる」を可視化してみましょう。
信頼されるシステムとは?どんなシステムでしょうか? たとえば、次のような内容が思い浮かびます。
これらそれぞれに対して、客観的に見てそうであると言えるようにする必要があります。
これは、システムの稼働率を見ることで、わかりそうです。
たとえば、稼働率が99.99%を維持していれば常に使えているとわかると思いますが、80%だとどうでしょうか? 使えない時間が多い! と思われる事が多いかと思います。 このように主観ではなく数字を出すことによってしっかり「使いたいときに使える」と言いきれそうです。
これは、不具合報告数を可視化するといいかもしれません。 日別に不具合報告数を可視化しておくと、いつ不具合が多いのか? もしくは、ほぼ報告が上がって来ないということからもバグがないことが見えて来ます。 その他には、自動テストの結果などの方法もありそうです。
これは、サポートなどのお問い合わせ発生日時から問題解消日時の平均時間を出すなどでわかりそうです。
この例では、お問い合わせ解消にかかっている時間を可視化します。 なので、この値が短いと問題対応が迅速に行われているということになります。
では、具体的にこれらの数字を何を使って可視化したらいいでしょうか? いくつか業務で使ってみたものを雑に比較してみます。
※ ちなみにこのようにデータの可視化や分析を行うツールをBIツールと呼びます。
※ 環境構築にエンジニア的アレが必要かもです。あしからずご了承ください。
ざっくり比較
ツール名 | 対応DB | 使い勝手 | 見た目 |
Redash | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
Metabase | ★ | ★★★★ | ★★★★ |
Apache Superset | ★★ | ★ | ★★ |
そつなくこなす優等生って感じでしょうか。
対応DBは一般的なものに対応しています、グラフ等も必要なものが揃っています。見た目使い勝手も悪くはないです。
推しポイントとしては以下です。
転校してきた美少女。青髪系ヒロインです。
推しポイントとしては以下です。
柔道部主将です。厳ついです。
▼参考コラム:可視化に関する関連記事も参考にしてみてください
今回は、最近チームで良く使っているMetabaseで可視化をしてみたいと思います。 どのような機能があるかといいますと
と、必要なものは大体揃っています。
対応DBとしては、
可視化の種類としては
これらの機能や可視化を組み合わせて、現状の見える化をします。
ただ、データが何かしらのデータベースに溜まっていることが大事です。 業務設計などでしっかり追いたい数字が貯まる仕組みを考えておくことも大事です。
※ 執筆時点の情報です。Metabase v0.31.2
では早速他立ち上げてみましょう。
方法としては何通りかあります。
この中でも、Javaさえ入っていればすぐに使える「Running the Metabase Jar File」で触ってみたいと思います。
※ 他の入れ方も簡単です。 弊社ではDockerで運用しています。
前提条件
WindowsならコマンドプロンプトかPowerShell
Macならターミナルを立ち上げて、次のコマンドを入力してください。
java -jar metabase.jar
※ metabase.jarを配置したディレクトリで実行してください
次のURLをブラウザで開きます。
http://localhost:3000/setup/
※ ポートはデフォルト3000ですが、環境変数により変更も可能です。
最初のユーザーの情報を入力
最初のデータベースへ接続します
あとで追加もできるのでこの時点で接続しない場合は「後でデータを追加する」を選択してください。
Metabaseへ匿名で情報提供するかを設定します
どちらでも構いませんので、会社的に判断して設定してください。
これで完了です
「Metabaseを使いはじめる」ボタンを押してください。
自動でログインされます
ここがトップページです。
次のURLをブラウザで開きます。
普段はこちらを使います。
http://localhost:3000/
今回は、簡単に可視化の紹介とMetabaseの立ち上げまでを紹介しました。
可視化はまだこれからと言う現場ではぜひ参考にして、できる部分から始めてみていただければと思います。