【導入事例】株式会社大塚商会|ユーザー視点のキーワード戦略×CROで「CVを生むメディア」へ

【導入事例】株式会社大塚商会|ユーザー視点のキーワード戦略×CROで「CVを生むメディア」へ

IT機器・システム導入から保守・運用までをワンストップで提供するITソリューションプロバイダー、株式会社大塚商会様。

同社では、 ERP(基幹業務システム)を中心としたITソリューションの総合情報ポータルサイト「ERPナビ」を通して、企業が抱える経営課題の解決に役立つ情報を発信しています。

PLAN-Bマーケティングパートナーズ(以下、PLAN-B)では、2025年1月~現在まで、同社ERPブランド「SMILEシリーズ」の販売管理システム「SMILE V 販売」の売上拡大を目的に、同サイトのSEOおよびCROなどのマーケティング支援を行っています。

引用:https://www.otsuka-shokai.co.jp/erpnavi/

取り組み開始前からコンテンツSEOには取り組んでおり流入は一定数増えるなか、最重要指標であるCVは減少していたという課題があったそうです。しかし、取り組み開始から1年後の現在では、多くの大手競合をしのぎ「販売管理システム」のキーワードで1位を獲得。さらにセッション数・CV数ともに過去最高を記録しています。

この成果はどのようにして生まれたのでしょうか。今回は、ERPナビのメディア運営を担当されている山口様にお話を伺いました。

課題

  • 記事を増やしセッションは増加するも、CVが減少していた
  • 本来のターゲットと異なるキーワードも対策していた
  • コンテンツ自体の網羅性が低く、ユーザーの意図を十分に捉えられていなかった

成果

  • キーワード戦略の見直しなどにより、セッション数が前年比122%に増加
  • SEOとCROの組み合わせにより、CV数が前年比158%に伸長
  • 比較記事などユーザー視点のコンテンツ強化により、重点キーワードで検索1位を獲得

―最初に御社の事業についてお聞かせください。

山口様:大塚商会は、お客様のIT活用やDX推進を支援している会社で、IT機器の販売からシステム構築、ソフトウェア導入、保守・サポートまで幅広いサービスを提供しています。オフィスのIT環境をトータルで支援し、お客様ごとの課題に合わせた最適なソリューションを提案しています。


その中で当社の特徴の一つが、複数ベンダーの製品やサービスを組み合わせて課題解決を行う「マルチベンダー型」の提案です。IT機器やシステムの導入だけでなく、導入後の運用やサポートまで含めて、ワンストップで支援できる体制を整えています。

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    セッションCVともに過去最高を記録

    ―まずはSEOの成果についてお聞きできればと思います。弊社とのお取り組み開始から約1年が経ちましたが、成果についてはいかがでしょうか?

    山口様:おかげさまで、セッション数とCV数は共に過去最高を更新しています。

    取り組み前に一時は増加していたセッション数も、コアアップデートやAI Overviewsなどの影響を受け、減少傾向にありました。そうした中でも、新規記事の制作によってサイト全体のトラフィックを押し上げることができ、セッション数は前年比122%まで伸長しました。

    特に重視していたCV数も、前年比で158%まで伸びています
    これまでコラム経由のCVは伸び悩んでいたのですが、1年で安定的にリード獲得につながる状態を作ることができたことは大きな成果でした。

    SEOの特性上、成果が出るまで時間がかかる点は理解していつつも、施策に関与する人も多かったため、はやく期待に応えたいというプレッシャーもありましたが、今回の取り組みについては社内にも結果としてSEO投資の意義を示すことができたと思っています。

    株式会社大塚商会 マーケティング本部 山口様

    ー最近では、生成AI経由の問い合わせも増えてきていると伺っています。

    山口様: はい。AIに記事が参照され、回答生成時のソースになることも増えてきており、「生成AIで検索したらヒットしたので問い合わせました」 という声もいただくようになってきました。そもそも生成AIが回答を作る際のソースに自社の情報が含まれていないと候補に入らないので、SEOの重要性がより高まっていると感じます。

    コンテンツ改善とサイト改善、両面からアプローチ 

    ―現在の成果に至るまでの経緯を詳しく伺えますか。

    中村(PLAN-B):「ERPナビ」は山口様を含めて3名という限られたリソースでメディア運営をされていると伺っていたので、まずは「どの施策に集中するべきか」を明確にすることから始めました。

    大塚商会様はすでに強いメディア基盤をお持ちで、製品サイト自体も問い合わせにつながるポテンシャルがありました。一方で、既存コンテンツは一定の流入を獲得していたものの、CVにつながる構造には改善の余地がありました。

    そこで、3C分析(市場・自社・競合)を行いながら、実装難易度や工数対効果を踏まえて施策の優先順位を整理しました。少人数体制でも迷わず施策を進められるよう、ロードマップを明確にしたことがポイントです。

    ユーザー視点で再設計したキーワード戦略

    ―主に、どのようなSEO戦略を取られたのでしょうか。

    中村(PLAN-B):まず行ったのは、キーワード戦略の見直しです。

    製品名や機能名といったキーワードだけでなく、「業務のどのような課題を解決したいのか」というユーザーの検索意図を起点にキーワードを設計し直しました特に比較検討フェーズのユーザーを取りこぼさないよう、比較記事や解決策型コンテンツを強化しています。

    その結果、「販売管理システム」のような重要キーワードで1位獲得につなげることができました。

    ―課題としていた CV数の増加に向けては、どのような取り組みが大きかったのでしょうか。 

    中村(PLAN-B):SEO施策と並行して、CRO(コンバージョン率最適化)の観点からCV導線の改善にも取り組みました。コラム記事内のCV見出しの可視性を高めたり、ページ下部に吸着バナーを追加したりと、記事からLPへの導線を見直しています。

    また、大塚商会様側でもサービスページのリニューアルを進められており、LPの受け皿自体が整備されたこともCV改善に大きく寄与したのではないかと思います。

    山口様:まず受け皿となるLPを整えた上でSEOとCROを組み合わせたことで、SEOで増えたトラフィックをしっかり成果につなげることができたと感じています。

    転機となったコンテンツ戦略の転換

    ―実際に取り組みを進めていく中で、印象に残っている施策はありますか。

    山口様:「おすすめの販売管理システム15選」といった、他社情報も掲載する比較記事の取り組みですね。最初にこの施策を提案いただいたときは、「初手でこれをやるのか」と正直驚きました (笑)。

    これまでの記事型コンテンツでは、自社製品の一方的な紹介に終始するケースが多くありました。そのため、社内では「他社のリンクを掲載することで自社の機会損失につながるのではないか」という意見もありました。ただ、最終的にはSEOの本質に立ち返り、ユーザーが知りたい情報は何かを考えたときに、中立に検討を手助けする比較記事は避けて通れないと判断したのです。

    これが大きな転機となり、結果として比較系メディアを抑えて1位を獲得できました。現在では主軸の集客コンテンツになっていますし、類似の記事も増えてきているので、先行して取り組めたのは良かったと感じています。

    引用:【2026年最新】おすすめの販売管理システム15選! 種類や選び方・比較のポイントも解説 | 大塚商会のERPナビ

    中村(PLAN-B):今回の成果に繋がった要因としては、山口様が主体的に関わってくださった点も非常に大きかったと思います。

    大塚商会様は導入実績やサポート体制など、事業としての強みが非常に多い企業です。ただ、それらの強みをユーザーに伝わる形でコンテンツに落とし込むことが重要になります。山口様が強みや独自性をコンテンツに丁寧に反映してくださったことで、ERPナビ全体の情報価値が高まり、今回の成果につながったのだと思います。

    また、サイト課題や判断に迷われた際には細かくご相談いただき、制作チームとも共有していただけたことで、施策が狙い通りに機能したと感じています。

    PLAN-Bマーケティングパートナーズ  中村

    山口様:記事制作についてもPLAN-Bさんにご支援いただいていたので、一定の品質が担保されたコンテンツを安定して出していける体制ができました。

    その分、私たちは大塚商会としての強みや独自性をどうコンテンツに反映させるか、といった部分により集中できたと思います。
     

    ―日々のやり取りも密に行われていたんですね。

    山口様:中村さんは柔らかい雰囲気でコミュニケーションがとても取りやすい方ですが、 一方でロジックが非常に整理されていて、信頼を置いています。

    SEOの話だけでなく、バナー、CTAといったCROの部分までご提案いただきましたし、さらに弊社で運用しているYouTubeまで見ていただいていて、マーケティング全体を俯瞰したうえで提案していただいたのは正直驚きました。

    また、日々いただくレポートにも「なんで目につかなかったんだろう」と思うような示唆がたくさん散りばめられています。数値だけでなく、なぜその結果に至ったのかを整理していただいたり、目標に届かなかった場合には次に取るべき打ち手まで提示していただけたりするので、常に次のアクションが明確な状態で手を止めることなく進めることができました。

    3C分析に基づいたレポート・提案資料

    決め手なった「事業理解

    ―どういった経緯でPLAN-Bにお声がけいただいたのでしょうか?

    山口様:PLAN-BさんのことはWebメディア「PINTO!」を通して以前から知っていて、Web担当になって間もない頃、情報収集や勉強のためにさまざまなキーワードで検索して調べていました。その中で、どんなテーマで調べても上位によく見かける会社がいくつかあり、その一社がPLAN-Bさんでした。

    実際にコンテンツを読んでみると、単なる記事というよりも、かなり実務レベルまで踏み込んだ内容になっていて、いわば説明書のように使える記事も多くありました。

    そもそも検索していつも上位に出てくる会社=SEOを本質的に突き詰めている会社」だと思うので、「相談しない手はない」と思い、問い合わせさせていただいたのがきっかけです。

    ―パートナーとして選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか。

    山口様:事業への理解の深さですね。

    PLAN-Bさんからの提案書は、これまで見たことがないくらいものすごいボリュームでまず驚いたのですが、中身を見ると、競合他社まで徹底的に分析した上でカスタマージャーニーまで具体的に作られていました。ここまで綿密に設計いただくことはなかったですね。

    コミュニケーションの取りやすさもありがたく、こちらがお伝えしたことの本質を瞬時に理解してくださるので、会話の負担が少なかったのも印象的でした。

    SEOの本質は「ユーザー視点

    ―今回の取り組みを通じて、SEOに対する理解の変化はありましたか?

    山口様:これまでは、「記事を淡々と増やしていくもの」という認識に近かったのですが、検索するユーザーがどのような立場で、どんな悩みを抱えて検索しているのかを考える「ユーザー視点」の思考が身についてきたと感じています。

    自分自身が課題や疑問を抱えて検索する立場になって考えてみると、その課題に対して本当に役に立つコンテンツに出会えたときは、シンプルに嬉しいものですよね。

    検索というのは、ユーザーのニーズが最小粒度で現れるものだと思っています。そのニーズからどれだけ想像を膨らませて、ユーザーにとって役立つコンテンツとして形にできるかが重要なのだと、今回の取り組みを通じて実感しました。


    ―最後に、今後の展望についてお聞かせください。

    山口様:業務や経営のお悩みはお客様ごとに多様で、複雑なことが多いです。Webコンテンツ自体が、課題そのものを解決することは難しくても、Webでの接点がきっかけとなって「大塚商会に相談しよう」と思っていただける状態を作っていきたいですね。
    大塚商会は、課題を解決する手段(ソリューション)の豊富さ、数多くの成功事例、営業・エンジニア・サポートの三位一体の手厚い体制などが整っているので、安心してご相談いただきたいです。

    また、今回SEO領域に投資を行う以上、会社には成果として還元できればと思っていましたが、想像以上の成果につながったことは、今後の取り組みを進めていくうえでも大きな推進力になりました。今回の取り組みをきっかけに社内の空気も変わり、他部署から相談を受けることも増えてきています。

    まずは今回の取り組みをロールモデルとしてノウハウをしっかり蓄積し、成果が出た施策については他の商材にも横展開しつつ、多くのお客様との接点を作っていけたら嬉しいです。

    ※本記事は2026年2月時点のインタビューに基づいたものです。 

    PLAN-BのSEOコンサルティングは、常に流入の先にある「事業貢献」を目指しています。単なるSEOのパートナーではなく、事業成長を共に目指すパートナーとなり、未来を創出する、そのようなSEOコンサルティングを提供していきたいと思っております。 

    売上につながる戦略を明確にする SEOコンサルティング