【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2022.12.23
公開日:2018.01.15
これまで、SNS利用者といえば若年層が多かったのですが、SNSの利用が当たり前になってきたことで、利用者の幅が広がりをみせています。2019年末には利用者数は7,732万人、ネット利用者全体に占める利用率は76%に達する見通しです。
このような背景から、企業のWeb担当者は多様化していくSNS戦略の状況を把握しておかなければならなくなっています。
データ参照:日本におけるSNS利用者数
Facebook、 Instagram、LINE、TwitterなどのSNSは、ユーザーとの距離が近く、直接のコミュニケーションも可能な媒体です。多くのSNSアカウントを活用することで、ユーザーとより親密な関係を築ける可能性を持っています。
SNSごとにユーザー層や性質が異なるので、複数のSNSでアカウントを運用することでアプローチできる範囲が広がります。しかしながら、「数を打てば当たる」というわけではありません。
SNS運用で成果を出すためには、各SNSのユーザー特性や文化、習慣を理解する必要があります。
引用:BRAVE ANSWER
Web担当者が理解する必要があるのは、『訴求すべき層はどこの層なのか』という点です。
例えば、新しいサービスをリリースしてイノベーターを狙うのであれば、これまでのサービスにない革新性を出して訴求すべきですが、ある程度普及したサービスの場合は、サポート面を充実させるといった環境を整える必要があります。
冒頭でもあげたように、SNS利用者の増加によってユーザー同士のコミュニケーションが促進されたこともあり、他人に大きな影響を与えるユーザーや、企業にとって有益な情報を提供するユーザーも増えてきています。
そのため、従来のようなアーリーアダプターによる情報伝達だけでなく、イノベーターからの発信による口コミ効果が重要となる場面も増えています。
サービス別にみると、LINE は各年代とも大半が利用しており、全年代の利用率が67%と、昨年の60%から増加しています。
Facebookは20代、30代の利用率が53%と高く、Twitterは10代、20代の若年層の利用率が60%、Instagramの利用率は全年代で 20%となり、前年から6.2 ポイント上昇しています。
Instagramの利用率は10代~30代で増加しており、特に20代では45%と、それぞれ50%を超える利用率を持つ Twitter、Facebook に次いで急速に増加しています。
データ参照:平成28年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書
日々変化していく機能や環境を踏まえた上で、企業は利用者が多い4つのSNSをどう使い分ければよいのでしょうか。以下ではFacebook・Twitter・Instagram・LINEで抑えておくべき運用のポイントを紹介します。
※国内アクティブユーザーとユーザーの男女比率は2017/12/18レップ確認後更新しています。
Facebook運用のポイントはエンゲージメントを増やすことです。
FacebookのフィードにもGoogleと同様にアルゴリズムが導入されています。エンゲージメントを増やすには、ユーザーからいいね!やコメント、シェアなどのアクションが得られるような投稿が必要です。
テキストのみの投稿より、画像や動画などのバリエーションをもたせた投稿のほうが数値は伸びやすいと言われています。
Twitter運用のポイントはツイートした内容のリツイートです。
リツイートされることによって、フォロワーのフォロワーすら超えて知らない人にまでツイートが届くことがあります。企業活用にはTwitter特有のオープンさを意識しておく必要もあります。投稿頻度に関してはツイート「量」で勝負する必要があります。
タイムラインの表示は時系列となるので投稿数が多いほどユーザーの目に触れる確率が高まるからです。企業によっては1日に多数のツイートを行う企業もありますが、自社に合った投稿数と時間帯を見つけることがTwitter運用の鍵となります。
LINE運用のポイントはメッセージ送信によるトークではユーザーへ直接話しかけるのに対し、ホーム画面のタイムラインでは広く情報を発信するイメージです。
LINEの利点は配信による高いリーチにありますが、気をつけなければいけないことはブロック機能があることです。自分に関係が薄い内容を投稿し続けることでユーザーに読みたくない、という感情を持たれてしまうと、せっかく繋がったアカウントをブロックされ、リーチすることができなくなってしまいます。
企業運用では、情報配信よりもユーザーとの関係構築に比重を置いた運用を行うと良いでしょう。
InstagramもFacebookと同様にタイムラインにアルゴリズムが適用されているため、投稿の量より質が重要です。
投稿の質を高めるにはInstagramは写真・動画共有のSNSであるという点と、ハッシュタグ検索という特徴を理解しておかなければいけません。これに加えてオシャレ、感動的などユーザーの視覚に訴えるクリエイティブを使い、世界観になじむ投稿を行うことがポイントです。
SNS運用では複数のアカウントを運用するのはもはや当たり前になっています。しかしながら、SNSごとに最適化された情報発信ができている事例は未だ少なく、同じ投稿をそれぞれのアカウントに流すだけになってしまっている企業が多いのが現状です。
SNSごとに投稿内容を変えるのがベストだと分かっていても、それほどのリソースを割くのは難しい。それでは、最低限のリソースで最大の成果を上げるためにはどのように投稿の内容を工夫すれば良いのでしょうか。
企業のSNS運用は投稿内容を考えたり、フォロワーのリツイートやコメント、いいね!などの反応を分析したりと時間と労力がかかります。各アカウントにはアナリティクス機能が提供されていますが、より高次元の分析を行える運用ツールが存在しています。
運用管理ツールには様々なものがありますが、その中で充実した機能が使えるツールを紹介します。
連携が可能なサービスはEvernote, Twitter, Facebook, LINE, Instagram, Feedly, Pocket,Dropboxなど61のサービスを連携させることができます。
IFTTTの名前の由来は「if this then that」」の頭文字をとっており、翻訳すると「もし『これ』なら『あれ』をする」となります。「これ」と「あれ」をIFTTTで設定を行うことでアカウントとアカウントを連携することができます。
例えば、Twitterの場合、新年になったと同時に任意のツイートを自動的にTwitterにツイートをすることや、FacebookならWordPressで書いた記事をFacebookページに自動的に投稿できたり、Twitterで指定のハッシュタグを付けたツイートをFacebookに自動投稿できたりと様々な連携が可能となります。
bufferは投稿を予約・定期配信してくれるツールです。投稿したい内容を登録すると決まった時間に投稿されるので、SNSでの連投を避けたいという方におすすめです。
SNSのアカウントごとに投稿する曜日・時間を設定できるので、SNS毎に閲覧者数の多い時間に投稿するなど、効果的な運用ができそうです。 bufferでは予約投稿した内容を何人が見たのか、投稿内容にリンクがある場合どれくらいリンクがクリックされたかが分析できます。
これらのデータをもとに、最も反応の得られやすい曜日・時間帯を把握することが可能です。
TwitterとFacebookに特化していることもあり、投稿前に見た目をチェックできるプレビュー機能や、画像の編集・複数枚のコラージュ作業を簡単に行えるのが特徴的です。
AistaはInstagramの運用に特化した解析ツールです。
エンゲージメント率やハッシュタグの分析、フォロワー数の推移などを分析できます。競合他社の分析もできるので、市場の動向を踏まえたキャンペーンの効果測定や最適なハッシュタグの解析など多機能が備わっています。
SNS上で現在自社の何が話題になっているかを分析する、また気になる投稿をモニタリングする機能があります。コンテンツ制作からユーザーの反応をモニタリング、効果測定などSNSを運用する上で必要な機能が網羅的に備わっています。
SNSでしっかりユーザーとの関係を築いていきたい企業にとっては、Oracle Social Relationship Management1つで完結するので充実した運用を行いたい方にはオススメです。
年々増加するSNS利用者とユーザーを取り巻く環境に合わせ運用者は最低限のリソースで最大の成果を上げるための方法を時代に合わせ考え続けなければいけません。より効果的な方法をみつけるためにも運用を助けてくれるツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。