【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2022.12.23
公開日:2019.05.30
近年、市場がオフラインからオンライン重視に変化し、情報発信媒体としてWebメディアの重要性が増しています。フリーランスのWebライターが増加している中、質の担保が各メディアで重要視され始めています。
そこで、各メディアにおける校正・校閲担当者を採用する動きが活発になっています。
ただ、求人倍率が高いことから採用は難しくメディア担当者が臨時的に校正・校閲を行うことが多いはずです。
本記事では、そんな担当者に向けて校正・校閲における基本を説明していきます。
校正・校閲でオススメしたいチェックポイントをまとめているので、是非参考にしてみてください。
校正と校閲の明確な区別がついていますか?まずはそれぞれの定義について説明していきます。
校正とは、制作上の誤りがないかどうか確認する作業のことを言います。
具体的には、誤字脱字の確認や、「日本語としておかしくないか」などの観点で記事を見直していきます。
見落としやすいミスではありますが、絶対に避けたいものです。
校閲とは、記事を読み直し、内容自体に誤りがないかどうか確認する作業のことをいいます。
たとえば、商品の値段に誤りがないかなど客観的事実に誤りがないかどうか見直したり、伝えたいことを正確に届けられる表現になっているかどうかを確認します。
結局、校正と校閲はどう違うのかというと、『文字』を見るか『文字の意味』を見るかということです。
「記事に書かれた文字の意味まで考えるのか否か」が判断の基準となります。
そのため、校正よりも、校閲のほうが労力を割く必要があります。一歩踏み込んだ作業が求められるからです。
これだけは抑えておきたいと思われるチェックポイントを7つピックアップしてみたので是非参考にしてみてください。
次に実際に校正・校閲をする際に見るポイントを紹介します。
無造作に記事を読むだけなら見落としてしまうことが多いので、まずは下記のポイントを中心に校正・校閲を行いましょう。
まずは校正についてポイントを紹介します。
日付やデータなどの客観的事実である数字の間違いは絶対避けたいものです。
カンマの位置や「0」に気をつけることが最も効果的な対策です。
また、単位にも気を配る必要があります。単位が違うだけでも全く意味が異なりますので、何度も確認する必要があります。
クライアントに納品する記事であればご指摘をいただくことになりますし、最悪の場合、訴訟問題になることもありますので、細心の注意を払いましょう。
数字を入れると説得力が増す分、絶対に間違えてはなりません。間違いだとわかれば、信用を失ってしまいます。
人名や地名、会社名や商品名などの、特定のものにつけられた名前である固有名詞には、注意が必要です。
上述の数字と同様、1文字間違えるだけで、ユーザーに不信感・疑問を残してしまうことになります。
記事を納品するメディアに合わせて固有名詞表記方法のレギュレーションを作っておき、入力する正しい表現をすぐ確認できる状態にしておくことをおすすめします。
また、ウィンドウズは「Ctrl+F」・マックでは「command+F」によるページ内検索機能を活用することで、誤字脱字がないか確認しやすくなりますのでぜひ試してください。
ユーザーに不信感を与えない記事を作成するためには、一貫性をもたせることが大切です。
違和感を持たれてしまっては、ユーザーは読みたいとは思いませんし、離脱されてしまう可能性が高いです。
また、いい加減だと思われてしまうこともありえるでしょう。
では、どんなことをしていけば、一貫性をもたせることができるのでしょうか?
1. 文字の表記を統一させる
ex)メール / Eメール ⬅どちらかに統一
2. 強調などのデザインに法則性をつける
ex)最も重要なこと:赤字 重要なこと:青字
強調部分は文字のフォント・スタイルを変える
このような工夫を徹底するだけで、記事全体に一貫性をもたせることができ、統一感も生み出せます。
信用をなくすようなミスを減らすことができますので、ぜひやってみてください。
次に校閲について紹介していきます。
「このサイトにのっている情報、間違ってた!」なんて場面に遭遇したこと、ありませんか?
それだけでそのサイトを読む気がなくなりますよね。
記事に載せている情報が本当に事実としてあるのかを調べ尽くし、何度も確認をすることが大切です。必要であれば、論文や専門書を読んで裏を取ると、なお良いでしょう。
掲載している情報に間違いがあっては、何よりユーザーにとって不利益ですし、記事の信用性も低くなります。
事実について少しでも気になるところがあれば、深掘りすることをおすすめします。
遠回りにみえますが、それが結果的に良い記事をつくることに繋がります。
文章と文章の間に、なんとなく接続詞を入れてはいませんか?「そして、」や「しかし、」などの接続詞は、記事を考えているときに浮かびやすい言葉です。思考のプロセスとしてでてくるので、そのまま記事に載せてしまいがちですが、あとから読むと、全然意味が通っていないことがあります。正しい情報を届けられていないということです。
また、必要のない接続詞が入っていることも多々あると思います。ユーザーにとっては冗長な印象になることもあるので意味に注意して校閲する必要があります。
接続詞一つで、ユーザーに与える文章の印象は大きく変わります。
文章の流れや意味、読みやすさも大きく変えてくれるので、必ずチェックするようにしましょう。
普段何気なく使っている言葉の中には、自分以外の人とは違う感覚で使っているものがあります。
言葉に対する認識がずれていることが原因で、ユーザーに伝わらない表現を載せてしまうことがあります。
修飾語は状況を具体化する力がありますので、正確に届けられているかをきちんと確認しましょう。
また、修飾語の過度な使用は、しつこい印象を与えてしまうので、避けるべきです。
感じたことをそのまま伝えたいあまり、強調表現をたくさん入れたくなってしまうこともあるでしょう。
文字情報にすると、冗長で読む気が失せてしまうことにつながりますので、気をつけましょう。
「係り受け」を意識して文章を作成したことはありますか?
噛み砕いていうと、「主語ー述語」「修飾語ー被修飾語」の関係をつかみ、構造的に文章を作成することです。
「ライターなら当たり前!」と方もいらっしゃると思いますが、ここで一つ、注意点があります。
自分のなかで情報が整理されていて、論理的に文章を作ったつもりでも、それを正確に文章化できているとは限らないということです。ユーザーにとってはわかりにくい文章であったり、誤認識を与えてしまっている可能性があります。
そこで、「係る言葉」と「受ける言葉」の距離を近づけるということをおすすめします。相手に意味を正確に伝えることができるようになるはずです。
校正・校閲のチェックポイント7つをご紹介しましたが、いかがでしょうか?
ここだけはやっておきたいというポイントをまとめましたので、きっと参考になるはずです。
もしこれまでに確認したことがないチェックポイントがありましたら、試してみると良いでしょう。あなたの作る記事のクオリティを大きく向上させてくれるはずです。
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