【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2023.09.06
公開日:2019.08.29
この記事を読めば、ランディングページ(LP)のA/Bテストで取り組むべきことが分かり、それを実現するためのツールを選ぶことができるようになります。
A/Bテストとは2つの施策同士を比較検討する行為全般を指します。ただし、無基準にAとBをとりあえず作成して比較し判断する、という意味ではなく、コントロール(基準)グループに対して、テスト(試し)グループをチャレンジさせて比較することが本来の意味です。なので複数の箇所を同時に変更したり、違う時期にテストを実施すると、季節変動などの要素が入り、A/Bテストの結果を正しく評価できないため注意が必要です。
広告バナーや、リスティング広告の広告文やメルマガのタイトル検証など、A/Bテストは多くの場面で使えます。今回はランディングページ(LP)のA/Bテストに特化してご紹介していきます。
ファーストビューは100%のユーザーがみる箇所であるため、インパクトが大きいです。まずここからA/Bテストに取り組んでみましょう。自分たちが作ったLPを最後まで読んでもらうために、どういう内容をユーザーに最初に伝えるべきかを考えて、その要素を盛り込んでみましょう。
CTAとは、購入や申込み、予約などユーザーにとってもらいたい行動を促すためのボタンです。色やサイズ、位置、促したい行動を喚起させるコピーという要素でA/Bテストをすることができます。
ユーザーにページ内で取ってもらいたい行動を邪魔しうるような導線を表示しないようにすることも、A/Bテストとなります。外部リンクなどの別ページへの遷移ボタンの削除や予約入力フォームの数を減らしたりすることで、コンバージョン率(CVR)が改善された事例は多く存在します。
Google オプティマイズは、Googleが無料で提供しているABテストツールです。
「Googleアナリティクス 360 Suite」プロダクトのひとつで、2017年3月30日に正式に無償版としてリリースされました。
有償版と比べると多変量テストに制約があるなど機能に制限はありますが、テストの対象となるユーザーの選択ができたりGoogleアナリティクスとの連携ができるなど、無料にもかかわらず非常に使えるツールとなっています。
また、ビジュアルエディタを利用してブラウザ上でパターンを作成できるため、デザイナーやエンジニアに仕事を振る必要がなく、スピーディーにテストを行うことができます。加えて、URLを変えることなくテストができる点も大きなメリットです。
世界シェア No.1・導入社数9,000社のOptimizelyです。アメリカで開発されたツールですが、日本語にも対応しています。株式会社イー・エージェンシーや株式会社ギャプライズが正規代理店となっています。
ABテストは3種類、A/Bテスト・多変量テスト・複数ページ(ファネル)テストが可能です。簡単な操作でテストができ、多彩なテスト機能を備えているほか、多くの外部ツールと連携可能な点も特徴です。また、PCやスマホのWebテストのみならずモバイルアプリのテストなど、あらゆるデバイスでテスト・分析を可能としています。30日間すべての機能が利用できる無料トライアルプランあるので、使い勝手を確認することもできます。
価格は他のツールに比べて高額になりますが、やはり世界シェアNo.1の定番ツールであり、安心感と信頼感は群を抜いています。機能面・操作性においても、簡単に使いやすく高度なテストが可能ですし、外部ツールとの連携も容易です。予算がかけられ、外部ツールとの連携も考慮する場合におすすめです。
VWOはインドで開発されたABテストツールです。世界4,000社で利用されており、日本でも400社以上の導入実績があります。株式会社アッションが正規代理店となっています。
月額10万円~という価格の安さに加え、テスト可能ドメイン数やサブアカウント数は無制限、月間サポート回数も制限がありません。
また、非同期タグ採用で読み込みスピードの低下なし、ヒートマップ機能が無料で利用可能など、性能面でも独自機能を付加している点が目に留まります。
ブラウザ上でのデザイン変更も可能で、誰でも簡単に操作できる点も魅力です。
ヒートマップ機能付きという点や、ドメイン数やサブアカウント数は無制限で追加料金は一切ない点など、機能性に加え低価格でも定評がある注目のツールとなっています。低コストでスピーディーに高度なテストを行いたい場合におすすめです。
Kaizen Platformは、クラウドソーシングを利用してグロースハッカーにサイトの改善案を依頼できる点が大きな特徴です。社内で制作ができない、また、制作に時間と手間をかけられない企業に向いています。
内部に制作を抱えず、経験豊富なグロースハッカーを利用することで、制作の負担を一掃できる点は他にはないサービスといえます。多変量テストはありませんが、日本語によるサポートも充実しており、テクニカルサポートのほか専任のサポートチームを設けるなど手厚いサポートも魅力です。予算に余裕があり、クラウドソーシングを活用して効率よく改善するなら、ぜひ検討したいツールです。
DLPOは大手企業サイトを中心に、延べ700社以上に利用されるLPOツールです。独自のテストエンジンを搭載しており、自動的にビジュアルやアクションボタン、流入元などの組み合わせを加味して、高速にテストを行うことができます。
また、テスト成功後のCVR最大化(自動最適化、パーソナライズ)と国産ツールならではの徹底したPDCAサポートが強みです。
セグメント別チャンピオン自動発見機能により、ユーザー全体でのテスト結果だけではなく、「セグメント」ごとのテスト結果も分かり、各セグメント毎に最適化することができます。国産ツールならではの徹底したPDCAサポート体制が整っており、テスト設計のサポート、代行も可能です。
どのツールにもメリット・デメリットが存在します。
試してみたい施策の種類や内容、社内のリソースなどから、自分たちが選ぶべきツールを決めるときの参考にしてみてください!