テキスト広告・バナークリエイティブ事例からみる広告勝ちパターンはこれ!【健康食品業界編】

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    そのテキスト広告・バナー、なんとなく作っていませんか?

    Web担当者のみなさま、いざバナーを作ろうとすると中々アイディアが思いつかない、広告文がいつもと代わり映えしない・・そんなお悩みはないでしょうか?

    新しいアイディアを取り入れる為には、業界の事例研究は非常に重要です。
    今回は適切なプロモーションを行うための参考事例として、健康食品業界大手である3社の事例を「広告文」「バナー画像」「Facebook広告」の3つの項目から分析し、勝ちパターンを紹介します!

    テキスト広告・バナークリエイティブ事例

    では広告事例を画像も交えてご紹介していきます。

    広告事例① 協和発酵バイオ株式会社様 オルニチン

    ▼テキスト広告 (検索キーワード 「オルニチン」「しじみ 疲れ」など)

    ①しじみ約1800個分のオルニチン | 共和発酵バイオ公式500円
    5年連続売上NO.1ご利用者数180万人突破。送料無料。

    ②朝も夜もはかどり方が違う | 共和発酵バイオ(オルニチン)
    200万人の方が体験。信頼の品質で約800mg含有/ 初回お試し500円

    ③共和発酵バイオ(オルニチン) | みなぎる活力で夜も元気

    ▼レスポンシブ広告 レスポンシブ広告イメージバナー広告

    パターン①バナー広告イメージパターン②バナー広告イメージ▼Facebook 広告facebook広告イメージ<事例からみる分析>

    全体訴求パターン

    ・シーン(ユーザーの悩み)訴求

    ・実績訴求 「シジミ1800個」「5年連続売上げNO.1」「ご利用者数180万人」など人数・実績をを具体的に表記

    特徴

    「朝起きられない」「疲れで仕事がはかどらない」など、日常の使用シーンやユーザーの悩みを自分・夫といった様々な目線で写真と文章でリアルに表現されている。

    クリエイティブ

    Facebookでは、中高年以外の訴求にも当てはまるような「風呂さえもしんどいようなグッタリ」というの文言に変化している。比較的若いの女性の画像が使用されている事から、媒体に合わせた広告パターンがあるのも特徴的


    商品画像をパッケージ、錠剤と使用時を想起させるような画像が使われている。

    行動喚起部分

    「約15日分トライアル」「詳細はクリック」 キャッチ自体に「・・・」「?」など続きが気になるような文言が使われている。

    <活かせそうな勝ちパターン>

    • シーン訴求、悩み訴求はクリエイティブ内容のパターンにメリハリをつける
    • 悩みを描写する時は自分以外も主語にするとバリエーションが豊富に
    • 続きが気になるようなキャッチで終わらせる
    • 媒体やユーザーの年齢層に合わせてパターンを分ける

    広告事例②: 株式会社世田谷自然食品様  毎日の健康習慣十六種類の野菜

     

    ▼テキスト広告 (検索キーワード 「通販 野菜ジュース」)

    ①本当においしい、野菜ジュース | こだわったのは、おいしさです。
    おどろきました。こんなにおいしい野菜ジュースは初めてです’/初回限定1080円1本で16種類280g分の野菜・旬の野菜だけで作りました・無添加品質、野菜本来の味


    ②1本に野菜の栄養をギュッと濃縮 | 世田谷自然食品の野菜ジュース
    世田谷自然食品の十六種類の野菜。美味しい野菜ジュースを求めている方におすすめです
    無添加品質、野菜本来の味・旬の野菜だけで作りました・1本で16種類280g分の野菜

    ▼レスポンシブ広告レスポンシブ広告イメージ▼バナー広告バナー広告イメージ

     

    ▼Facebookfacebook広告イメージ

     

    <事例からみる分析>

    全体訴求パターン

    美味しさ訴求

    他社が企業名や価格・栄養素キーワードが多い中、広告文ではコメント風に「味の美味しさ」を訴求


    健康訴求

    野菜不足を抱えるユーザーに対して「1本で1日分の野菜不足を補える」という具体的なメリットを訴求。


    素材+使用イメージでの充実感を訴求

    16種類の野菜」という具体的な数字を使用。

    特徴

    野菜ジュースを通販で買うメリットに、”重たい苦労をせず1度に大量購入できる”側面がある。商品を並べた画像から、実際に手元に届いたシーンとユーザーの「こんなに届くんだ!」というお得感を伝えられる。


    広告文・バナー共に「初回限定」「まずはお試し」「飲んでみるなら」といった新規のユーザーに意識させる要素を入れている。


    “野菜の栄養をギュッと濃縮”など、広告文にオノマトペが取り入れられている。

    クリエイティブ

    「赤」「緑」のはっきりした色使いで価格部分に目が行きやすい。ジュースを注いでる画像によって濃厚さも視覚的に伝わってくる。


    緑以外に寒色系を使用していないので、色のトンマナ(トーン&マナー)に統一感がある。


    Facebook・レスポンシブ広告のクリエイティブでは缶や中身のジュースを並べて配置。「1セット」の充実具合が把握できるので値段のお得さも際立つ。

    行動喚起部分

    初回限定特別価格 10本1,000円+税    まずはお試し1,000円+税

     

    活かせそうな勝ちパターン

    画像の見せ方として、ジュースやセット商品は「一覧を並べた画像」と「パッケージ画像」「容器の中身を見せた画像」で、訴求を分けて使用

    • 効能など文字情報に意識を集中してほしい場合には缶のパッケージ
    • 「種類の豊富さ・お得感」「液体の濃厚さ」を伝えたいのであれば缶を並べる、中身を注ぎ見せ方に変化をつける

    など、画像の見せ方で訴求ごとに情報のメリハリをつける事ができる
    世田谷自然食品様だけでなく他社様の広告事例でもよく見られる王道パターンである

    広告事例③ 株式会社世田谷自然食品様 乳酸菌が入った青汁

    ▼テキスト広告 (検索キーワード 「野菜不足」「乳酸菌」「青汁」「青汁 人気」)

    ①世田谷自然食品の乳酸菌入り青汁 | 1杯に100億個の植物性乳酸菌
    食物繊維、ビタミン、ミネラルをバランスよく配合。保存料・着色料・香料すべて無添加植物性乳酸菌100億個・飲みやすい抹茶風味・出荷総数2億杯突破

    ② 世田谷自然食品の乳酸菌入り青汁 | 1杯に100億個の植物性乳酸菌
    選ぶなら、自然素材のおいしい青汁。お米由来の植物性乳酸菌が、1杯に100億個飲みやすい抹茶風味・植物性乳酸菌100億個・出荷総数2億杯突破

    ③青汁を選ぶなら、世田谷自然食品 | 選ばれて出荷総数200,000,000杯
    国産大麦若葉使用、野菜のビタミン・ミネラルをバランスよく配合。食物繊維もたっぷり出荷総数2億杯突破・飲みやすい抹茶風味・植物性乳酸菌100億個

    ▼レスポンシブ広告レスポンシブ広告イメージ▼バナー広告バナー広告イメージ<事例からみる分析>

    全体訴求パターン

    ・乳酸菌訴求

    ・初めての方+成分訴求

    ・悩み+成分訴求

    特徴

    広告文・バナー画像で「無添加」・「乳酸菌入り」など、商品名でもある「売り」を記載し、プラスα「世田谷自然食品」という大手企業名を入れる事でユーザーに安心感と納得感を与えている。


    数字表記は「選ばれて出荷総数200,000,000杯」「1杯に100億個」など購入者にもわかりやすいよう具体的に明記。


    「初めての方」「初回限定」と、購買時の限定感を煽る

    クリエイティブ

    彩度がはっきりした色使いで「初回限定・値段」などの文字を上手く認識させている。


    青汁と野菜を天秤にかけるなど、栄養素の充実度合いをわかりやすく伝えている。


    箱のパッケージを使うのではなく、ジュースを実際に注いでる画でより商品を魅力的に見せている。


    乳酸菌訴求では成分や実績を謳うだけでなく、ユーザーに呼びかけるようなバナーもあり、1つの訴求に対して見せ方のバリエーションが複数ある。

    行動喚起部分

    初回限定1,000円+税  送料無料

    初回限定特別価格1,000円+税  送料無料

    <活かせそうな勝ちパターン>

    • 「初回限定+価格」を行動換起に使用する事で、ユーザーがクリックした先で手に入るものが明確に
    • 「赤色」「緑色」「青色」などはっきりとした色使いがされており、表示された先でレスポンシブ広告やバナー画像が目を引きやすい
    • 情報を並べるだけでなく、見せ方と伝わりやすさに工夫を

    広告事例④: サントリーウエルネス株式会社様 極みの青汁

    ▼テキスト広告 (検索キーワード 「青汁 野菜不足」「青汁」)

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    ▼レスポンシブ広告レスポンシブ広告イメージ▼バナー広告

    バナー広告イメージ<事例からみる分析>

    全体訴求パターン

    栄養素訴求、シーン訴求

    野菜の画像を並べる事で「栄養素」が入っている事を視覚的に訴求。


    広告文では「公式」+サントリーで大手企業名と品質管理を伝える事で、商品の安心感を与える。

    特徴・クリエイティブ

    「野菜不足の方へ」ブランドパネルバナーでは、GIFアニメで

    実際に青汁が注がれる動きがあるのでユーザーの視線を惹きつけやすい。加えて「野菜不足」というユーザーの悩みに対して「2億杯」の実績がある事を具体的に訴求し、商品の安心感を感じられる。


    レスポンシブ画像では青汁に氷が入った画像が使われており、ユーザーの季節感に合わせたクリエイティブ作りがされている。

    行動喚起部分

    赤色のボタンで詳しくはこちら 

    青汁の緑に対して色合い的に目立つ

    <活かせそうな勝ちパターン>

    • ジュースが注がれる、など少しの動きでもGIFアニメでユーザーの目を惹く事ができる(認知で興味を持ってもらいたい場合はより効果的)
    • 行動換起部分は「ボタン」にする事でクリックを促す事ができ
    • ・湯気がある、氷のグラスに入っている、など商材に季節感を持たせる

    まとめ

    サプリ、野菜ジュース、青汁、の3種類を紹介いたしました。同じ健康食品でも、商品特性やユーザーの悩み、訴求に対してそれぞれアプローチのバリエーションが様々です。

    今回は他社様の制作事例を元にデザイナーである私の見解を紹介させていただきましたが、実際の運用ではターゲットの興味関心度合いやキャンペーン、季節要因などで、広告の表現方法はもっと深く様々になるかと思います。

    充実した広告運用のPDCAを回したいけど方法がわからない、広告クリエイティブのバリエーションをより豊かにしたいけど自社では手に負えない・・

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