【2023年最新版】初心者でも簡単!Instagram広告の出し方完全ガイド
インターネット広告
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Instagramに追加された新機能「リール」は、追加当時に大きな話題になっていたため、ご存じの方も多いでしょう。縦型のフルサイズショート動画を投稿できるInstagramの新機能です。
ですが、「リール広告がどんなモノか」や「リール広告の使い方」を知っている方はまだ少ないのではないでしょうか。
そこで本記事では「リール広告とはなにか」や「リール広告で成果を出す使い方」について解説してきます。
本記事を読めば、リール広告そのものや、リール広告の使い方についてもう悩むことはありません。
今後利用者がどんどん広がっていくと考えられるリール広告を、今のうちから使いこなして他社と差をつけましょう!
画像引用元:Instagramの新機能「リール」
リールとは、Instagramに搭載された15秒から60秒のショート動画を閲覧、投稿する機能です。
動画を作成する際に音楽を付けたり、エフェクトをつけたりと加工を楽しむことができます。
また、動画を閲覧する際にスワイプをすることで、エンドレス再生ができる点も特徴です。
Instagramに備わっていた「ストーリーズ」機能とも一見似ていますが、ストーリーズとは違って24時間で投稿が消去されません。
時間経過によって投稿が消去されないため、ストーリーズと比較すると作り込まれた投稿が多いです。
また、先行していたショート動画投稿サービスの「TikTok」ともよく比較されますが、使用する音源元の表示有無や投稿できるテキストの文字量など、異なる部分は多々あります。
TikTokのInstagram版ではなく、あくまでもリールはInstagram独自の機能として捉えましょう。
リール広告はInstagramのリールとリールの間に広告表示ができる機能で、2021年6月18日に開始されました。
Instagramストーリーズに表示される広告と同様に、縦長のフルスクリーンで広告表示がされます。
加えて、通常のリール動画と同様に「いいね」やコメント、保存・シェアもできます。
間違いやすい点として、リール広告はFacebook広告やInstagram広告のように独立した広告媒体ではなく、あくまでFacebook広告やInstagram広告から出稿できる配信面のうちの一つです。
もちろんクリエイティブの見え方がフィードなど他の配信面とは異なるため、出稿するクリエイティブの調整をした方が成果向上のために適していますが、Facebook広告もしくはInstagram広告を利用していれば、スムーズにリール広告を利用することができます。
また、実際に広告を出稿する際は、リール以外の配信面ではストーリーズ面としか併用できない点に注意しましょう。
フィード面や発見タブ面など、通常のFacebook/Instagram広告で利用される配信面との併用はできません。
リール広告の特徴として、大きく以下の3点が挙げられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
リール広告の大きな特徴として「スマートフォンに最適化したフルスクリーンの動画広告」であることが挙げられます。
リール広告では、縦型の9:16サイズの動画のみ入稿できます。スマートフォンの縦型画面いっぱいに動画を表示することができるため、ユーザーの目を惹きやすい配信面と言えますね。
リール広告と同じInstagram内の配信面であるストーリーズでは、正方形など縦型サイズ以外の動画や、静止画も入稿できましたが、リール広告では縦型動画しか入稿できないため注意が必要です。
続いての特徴として「一般投稿の間に広告表示される」点があります。
リール広告は一般のリール投稿の間に表示されるため、あまりにも広告色が強い動画を配信すると読み飛ばされやすい配信面であると考えられます。
ですが、知らないユーザーの投稿が延々と流れ続けるリール機能の特性上、ユーザーは確固たる目的はなく「なにか面白いコンテンツが見たい」と考えてリールを閲覧しているため、出稿した動画広告が「面白いコンテンツ」であると思われれば、興味を持って最後まで広告視聴をしてくれるとも言えます。
リール広告を作成する時は、一般の投稿をよく観察して流行を取り入れることで自然な広告にしたり、インパクトを与えるような投稿を意識したりと、リールの媒体・ユーザー特性を考慮して動画を作成しましょう。
3つ目の特徴は「競合が少なく先行者利益を得やすい」ことです。
リール広告は6月に開始されたばかりで、まだ投稿数に対して広告の数が多くありません。
同じInstagram内のストーリーズでは一般の3,4投稿に一度のペースで広告が表示されますが、リール広告では10投稿程度スワイプしても広告配信がない場合がほとんどです。
縦型サイズの動画広告のみが入稿できるというハードルもあり、まだまだリール広告の出稿を行っている企業・代理店は少なく、現在は各社のリール広告への参入が本格化していない時期であると言えるでしょう。
そのため、広告の配信枠に対して出稿される広告の数が少なく、ストーリーズなどの面に比べて安く配信ができる傾向にあります。
今後はTiktokやリールに代表される縦型動画コンテンツの広がりとともに、縦型の動画広告も更に普及していくと考えられるため、今のうちに縦型の動画広告を積極的に利用することで、他の企業と差をつけ、先行者利益を得ることができるでしょう。
ここまでリール広告の特徴について解説してきました。
ここからはリール広告を用いて成果を出すために、押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
リール広告のポイントについては、新しい配信面だけあってあまり表に出ていません。
本記事で紹介する3つのポイントを踏まえ、成果の出るリール広告を実践していきましょう。
1つ目のポイントは「縦長フルスクリーンを意識したクリエイティブ制作を行う」ことです。
リール広告の特徴を先述したように、リール広告は縦型かつスマホのフルスクリーンを占領できる動画広告です。
9:16のサイズ内でユーザーの興味を惹けるように、正方形や横型長方形サイズの動画を9:16に加工するのではなく、スマホの縦画面を最大限に利用した動画を制作することをおすすめします。
また、クリエイティブと同時にテキストが画面下部に表示されることも考慮しましょう。
2つ目のポイントは「広告の冒頭1-3秒で動画のインパクトを伝える」ことです。
大前提として、リールは「スワイプされやすい動画プラットフォーム」です。
ユーザーが1つの動画をじっくりと見ることは少なく、動画の冒頭で「興味の有無」を判断して、興味がない場合は問答無用でスワイプして次の動画に進みます。
同じ動画プラットフォームでもYouTubeとは違い、特定の動画に興味があって能動的に動画を見ているわけではないため、いかに動画の冒頭で興味を持ってもらうか、が動画の間に流れる広告を視聴してもらうためにとても重要です。
ユーザーに興味を持ってもらうために、以下のような工夫を試してみましょう。
例)美容系商材「美しくなれないと諦めていませんか?」
例)カードローン「今月の家賃が払えないあなたに」
動画の冒頭でユーザーを惹きつけて興味を持ってもらうことが、リール広告をはじめとするショート動画の広告では重要なポイントとなります。
いくら広告枠が安くとも、興味を持ってもらわなければ広告費の上手な使い方とは言えません。
上記のような工夫を駆使して、動画冒頭で興味を持ってもらえる動画広告を作成しましょう。
3つ目のポイントは「動画に音楽・SE(サウンドエフェクト)を設定する」ことです。
リールは音声を伴った動画が多く投稿されているプラットフォームのため、突然無音の動画が流れてくるとユーザーは違和感を覚えます。
工夫次第では、あえて無音にすることで上手く興味を惹くことも可能ですが、基本的には音楽・SEを設定して一般投稿と合わせた方が無難です。
ユーザーに違和感・ストレスを感じさせて離脱されないように、他のクリエイティブと馴染む動画制作をこころがけましょう。
リール広告の特徴や、成果を出すためのポイントを紹介してきました。
ここからはリール広告の実際の出稿方法を解説していきます。
リール広告を出稿するまでの手順は大きく以下の3STEPです。
STEP1.Facebook広告の管理画面から「広告セット」を作成
STEP2.「手動配置」を選択
STEP3.「Instagramリール」をチェック
また、リール広告を出稿する際に気を付けるべき入稿ルールは以下の通りです。
まずはじめに、Facebook広告の管理画面から「広告セット」を作成します。
次に広告の配置で「手動配置」を選択しましょう。
手動配置を選択したら、次に「ストーリーズとリール」>「Instagramリール」のチェックボックスにチェックを入れます。
(上記の画像では、リール広告と併用可能なInstagramストーリーズを併せて選択しています。)
ここまででリール広告の配信面設定は完了です。
あとは用意した9:16サイズの動画クリエイティブを入稿すれば、リール広告を配信することができます。
本記事では、リール広告の特徴や成果を出すためのポイント、実際の入稿方法を解説してきました。
リール広告はまだ出稿している企業が少なく、「今がおトク」な配信面と言えます。
今回紹介した内容は、リール広告を配信する上で理解しておきたい重要な点ばかりですので、しっかりと意識した上で競合と一歩差をつけたリール広告の配信をしていきましょう。
最後に、「自社ではなかなかリール広告の実施ができない」「リール広告を使って成果を向上させたい」とお考えの方がいらっしゃれば、ぜひお問い合わせください。