【保存版】2023年最新!Instagramのアルゴリズム徹底解説

目次
    1. Instagramのアルゴリズムとは? 
    2. Instagramのアルゴリズムの仕組みとは?
      1. フィード投稿、ストーリーズ投稿
        1. 投稿の滞在時間
        2. いいね数
        3. 保存
        4. コメント
        5. プロフィール写真のタップ
      2. 発見タブ
        1. 発見タブの役割
        2. 発見タブランクづけのロジック
        3. 発見タブランクづけで重要視されるポイント
          1. アカウントランク
          2. いいね、保存
          3. コメントのやり取り
        4. 発見タブで推奨されないコンテンツ
      3. リール投稿
        1. リール投稿の目的
        2. リールのランクづけ
    3. Instagramのアルゴリズムで上位表示を狙うには?
      1. フィード投稿
        1. 投稿の滞在時間
        2. コメント
        3. 保存
        4. プロフィールのタップ
      2. ストーリーズ投稿
        1. 投稿頻度と投稿時間
        2. 質問箱やアンケートの設置
        3. 他のユーザーのストーリーズをシェアする
        4. ハッシュタグステッカーを活用する
      3. 発見タブ
        1. コメントでのやり取りを頻繁に行う
        2. 文字入れ系の投稿を行う
        3. 投稿の一貫性を担保する
      4. リール投稿
        1. 人気の音源を利用した投稿を作成する
        2. 解像度が高く、編集が魅力的な動画を作成する
        3. 参加がしやすいコンテンツ
    4. まとめ

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近年SNSの中でもInstagramのビジネス運用(Instagram広告、公式アカウント運用、ショップ開設、インフルエンサーマーケティング)が盛んに行われています。

これまで公式アカウント運用やインフルエンサーマーケティングを行なったことがある方は、「毎日投稿を行なっているのに、なぜかあまり見られていない」「投稿のリーチが伸びる人の投稿と伸びない人の違いがわからない」など、投稿の上位表示の仕組みがわからず試行錯誤されている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、2021年6月に公開されたInstagramの公式ブログからアルゴリズムについての公式の見解についての記事を参考に、Instagramでのさまざまなマーケティング手法を行われる担当者の方を対象として、Instagramのアルゴリズムで評価されるポイント、評価されやすいコンテンツについて明日から使える知識を解説させていただきます。

Instagramのアルゴリズムを理解することで、これまでより効果的なSNSマーケティングを行うことができますので、是非ともご参考にしてください。

Instagramのアルゴリズムとは? 

Instagramでは、フィード、ストーリーズ、発見タブなどの各機能において、「ユーザーが求める投稿」を表示するように最適化されています。この表示ロジックの最適化の仕組みがアルゴリズムです。

「利用者と大好きな人やものとのつながりを深める」というInstagramのミッションを実現するためアルゴリズムは絶えず進化しています。

アルゴリズムは投稿の形式や表示される場所(フィード投稿なのかストーリーズ投稿なのか、発見タブに表示されるのかホームフィードに表示されるのか)によって異なります。フィード投稿と発見タブでは、Instagramが意図している使用方法が違うからです。

そのため、フィード投稿で上位表示できるノウハウを持っていたとしても、それがリール投稿で同様に効果を表すとは限りません。

それぞれの投稿の評価されるポイントを理解していただきつつ、運用の中で改善できるポイントを探して改善していくことが大切です。

参考記事:Instagram利用規約

Instagramのアルゴリズムの仕組みとは?

Instagramがそれぞれの機能にアルゴリズムを用意している目的は、「ユーザーにとって本当に価値のあるコンテンツを届けるため」です。

確かに、細かいノウハウを抑えれば擬似的に価値ある投稿を作ることはできるかもしれませんが、最終的に大切なのはユーザーの心理を捉えることです。

そのため、基本的な心構えとして、「ユーザーはどうしたら自分たちの投稿を見てくれるのか」「ユーザーは何を望んでいるのか」を考え続けることが大切です。

これから記載させていただく内容は、全てユーザーファーストであるとInstagramが判断する内容を記載させていただきますが、本質的に投稿者に求められるのはユーザー心理を捉え続けることだということを忘れないでください。

フィード投稿、ストーリーズ投稿

フィード投稿とストーリーズ投稿では、それぞれ自分がフォローしている人の投稿が表示されます。

これらはTwitterなどと違い、ホーム(フォローしたアカウントの投稿が並ぶ欄)が時系列順で並んでいません。これらは、アルゴリズムで評価された順番に表示されます。

これらの表示順は、「利用者がより好むアカウント順」になるように並び替えられており、投稿の評価は下記の点が重視されると、公式のアナウンスには書かれています。

  • 投稿の人気度
  • 投稿者との関係性の高さ
  • 関心を持つコンテンツかどうか
  • 特定の投稿への興味

結局、Instagramとしては、「投稿を見る側が、見たい投稿を評価する」ということです。

それぞれにおいて、重要視されるパラメータは以下です。

投稿の滞在時間

フォロワーが、その人の投稿をどれだけ閲覧しているかについての指標になります。興味関心度合いが高いほど、その人の投稿を長い時間見ているということです。

つまり、投稿枚数や投稿の内容をより興味を引ける内容にして、投稿の滞在時間を伸ばす工夫が必要になります。

例えば、文字入れ系の投稿です。

上記の方の例ですと、投稿枚数も10枚と多く、かつ文字なしの投稿よりもお値段や商品名をわかりやすく伝えることができているので、他の投稿よりも滞在時間が延ばしやすい投稿になっています。

また、ストーリーズでは、時間経過によって次のストーリーズに進んだ人(時間いっぱいストーリーズを閲覧される)が多いほど高い評価を受けます。

ストーリーズで次の投稿に遷移するときは、①時間経過で自動的に遷移する時、②画面の右側をタップで同じ人の次の投稿に遷移する時、③左スワイプで次の人の投稿に遷移する時、の3パターンがあります。この時、①>②>③の順で高い評価を受けていきます。

インサイト上では、②が「次へ」③が「次のストーリーズ」として表示されますので、ナビゲーション数が少ない、次に「次へ」が多い、次に「次のストーリーズ」が多い、の順に高い評価を受けることになります。

 

いいね数

投稿に対して、いいねがたくさん押さえていれば、そのフォロワーは投稿に対して興味を抱いていると言えます。

例えば、フォロワー数が多くても、実際はフィード投稿があまり見られていない場合もあるので、インフルエンサーマーケティングでは、フォロワーがどれだけその人の投稿を見ているのか=いいねやコメントなどのアクションを行っているか、という指標でインフルエンサーを評価することがあります。

ただし、最近では相互にいいねを押し合う(Twitterでも、いいね返しをたくさんされた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか)ことでいいね返しを狙ったり、またいいねを購入して見た目のいいね数を集めたりする方もいるので、必ずしもインフルエンサーのいいねが多いからといってフォロワーがその人の投稿に興味を抱いているわけではない点に注意が必要です。

保存

投稿に対しての興味の度合いが強く、「また見たい」と思われれば保存数は多くなります。

多くのSNSマーケティングに関わる代理店が、最近はいいねよりも保存の方が重視されるようになってきたと考えており、保存率向上のための投稿の作成に取り組んでいます。

これは保存の方がいいねよりもより強い興味喚起である(また見返したい投稿である)ことが関係しています。

コメント

投稿に対して、コメント数が多いほど、フォロワーと投稿者の心の距離が近いと考えられます。しかし、投稿へのコメントはなかなかハードルが高くフォロワーとのコミュニケーションをとることは難しいです。

特に、ここに強いのがストーリーズです。

フィードはInstagram上で「映え」の意味合いが強いのに対して、ストーリーズは「相互コミュニケーション」の場という意味合いが強くなります。ストーリーズの投稿数はもちろん、アンケートや日常の出来事をアップすることで、フォロワーとの心の距離を縮めることが効果的です。

プロフィール写真のタップ

プロフィール写真のタップ数も重要です。

その人の他の投稿を見たいと思う人は、プロフィール写真をタップして他の投稿も見にいくはずです。

つまり、プロフィール写真の選定はもちろん、他の投稿にも興味を抱きやすいようなコンテンツを用意することが必要になります。

発見タブ

発見タブの役割

基本的にInstagramはフォロワー外に投稿が届きづらいサービスです。Twitterはフォローしている人のいいねがタイムラインに流れたり、リツイート機能で他の人の投稿が流れたりしますので、拡散性が強いサービスと言えます。

その点、Instagramはフォロワー外の人にコンテンツを届けようとする場合、発見タブに載るかハッシュタグ検索で上位表示される必要があります。

発見タブランクづけのロジック

発見タブ上位表示のロジックは下記のようになります。

  1. 興味のあるコンテンツの調査
  2. 気に入ったコンテンツを投稿している人の特定(シードアカウント)
  3. シードアカウントと似た投稿を行う人をピックアップ
  4. 最終的に表示させる投稿を選定する

つまり、自分が興味があるコンテンツと近しいコンテンツを投稿している人を並び替えて表示しています。

そのジャンルで興味を惹く投稿を作成していると評価されることが大切です。

これらを踏まえた上で、どのような点がInstagramで評価されているのかを次項で説明いたします。

発見タブランクづけで重要視されるポイント

発見タブの上位表示には、下記の点が重要だと言われています。

・ユーザのアクティビティ
ユーザがどのような投稿にいいね、保存、コメントなどを残したか

・ユーザと投稿者のやり取りの履歴
過去にコメントなどでやり取りがあるかどうか

・投稿に関する情報
いいねしたコメントと関連性が高いコンテンツを評価

・投稿者に関する情報
魅力的なコンテンツを投稿している人を探し出します。

つまり、コンテンツのカテゴリーの中で、興味関心を惹きやすいコンテンツであるとInstagramから評価されることが重要になります。

まとめると、下記の指標が重要であると明言されています。

アカウントランク

どのアカウントがシードアカウントとして評価されるか、などはInstagramから全てのアカウントで評価されています。これらは、あなたが魅力的な投稿を普段からしているのかが判断されています。アカウントランクの決定に必要なのは、プロフィールの閲覧数や、平均の投稿の滞在時間などがあると言われています。

いいね、保存

最終的に表示される20投稿は、いいね数や保存数などの定量的な指標により重みづけされて表示されます。この時、いいねや保存のどちらを優先して重みづけするかなどは公表されておらず、Instagram側の判断によってどちらかの方が強く重みづけされていると考えられます

コメントのやり取り

投稿者とコメントでやり取りがある人は、友達などの距離が近い人である可能性が高くなります。

発見タブで推奨されないコンテンツ

逆に、発見タブで推奨されないコンテンツもあります。

 ・安全なコミュニティを作れなくなるコンテンツ
例:性的に露骨な表現、暴力描写

・医療または金融に関する不適切なコンテンツまたは質の低いコンテンツ
例:美容整形を奨励するコンテンツ、健康についての誇張

・多くの利用者が嫌いと答えたコンテンツ
例:コンテストや景品の宣伝

・質の低い投稿に関連するコンテンツ
例:オリジナリティがない、透明性のないニュースコンテンツ

・虚偽のコンテンツまたは誤解を招くコンテンツ
例:ワクチンに関する偽情報

それぞれの詳細に関しては、下記のInstagramの「おすすめに関するガイドライン」に記載されていますので、運用者は一読してください。

リール投稿

リール投稿の目的

リールの目的は、「見て楽しんでもらう」ことであると公式からアナウンスされています。

上位表示されるロジックとしても、「楽しかった」というコメントや、音源ページに移動するなどのアクションがリールの評価に関係します。

中でも、「最後までリール動画を見ているか」を重要な要素として評価されています。

リールのランクづけ

リール投稿のランクづけで重要視されるポイントは、下記になります。

・ユーザのアクティビティ
いいねしたコメントと関連性が高いコンテンツを評価

・ユーザと投稿者のやり取りの履歴
過去にやり取りがあるか=友達の投稿を重視

・リールに関する情報
解像度、フレームレート、音源、人気など

・投稿者に関する情報
魅力的なコンテンツを投稿している人

また、発見タブに適用された「おすすめに関するガイドライン」は、リールにも適用されますので、投稿作成時には注意が必要です。

Instagramのアルゴリズムで上位表示を狙うには?

ここまで、Instagramの各機能のアルゴリズムについてお話しました。では、実際にこれらの内容を踏まえた上で、どのようにSNSマーケティングに活かせばいいのでしょうか。

フィード投稿、ストーリーズ投稿、発見タブ、ハッシュタグ検索それぞれの上位表示を狙うためのコツをご紹介いたします。

フィード投稿

フィード投稿での上位表示要因には、「投稿の滞在時間」「いいね」「コメント」「保存」「プロフィール写真のタップ」などが重要だということはすでに述べました。それぞれの要素を伸ばすためのコツを下記に紹介させていただきます。

なお、ここではいいねは最近評価されていなくなってきていると言う意見もあり、評価が分かれる部分なので、それ以外の部分に注目して解説させていただきます。

投稿の滞在時間

投稿の滞在時間を伸ばすためには、文字入れのコンテンツを用意する投稿枚数を増やすことが効果的です。

ついつい、内容が気になってじっくり見てしまう、と言うコンテンツを作成することが大切です。

このため、動画を用いて最後まで見てもらうようなコンテンツを作成し公式アカウントへの滞在時間を効果的に増やしている企業もあります。

 

 
 
 
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MUJI無印良品(@muji_global)がシェアした投稿

上記の例は、「無印良品」の公式アカウントの例になります。ブランドが強い例ではありますが、再生回数としては16万回を超えています。

下記の投稿と比較すると滞在時間を増やすのに効果的であることがよりわかりやすいです。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

MUJI無印良品(@muji_global)がシェアした投稿

静止画のみの投稿は、9枚の投稿を用意しておりますが、パラパラと見た方が多いかと思います。それに対して動画投稿の例では、再生時間が約30秒という尺なので、半分まで見たとしても15秒は投稿者をコンテンツに釘付けにすることができます。

反面、コンテンツの作成には時間がかかってしまうという課題がありますので、製品の使用方法を解説する、などでカバーすると効果的でしょう。

コメント

コメントするフォロワーは基本的に返信がくることを期待しています。

「コメントに対して100%返信する」「商品紹介の際に、共感を呼ぶようなあるあるネタを記載する」などのことがコメントを増やすための工夫として代表的です。

コメントへの返信も、単純に「ありがとう」を伝えるものだけではなく、会話を始めるきっかけとなり、相手からの返信を促すようなものが望ましいです。

保存

保存は、基本的に「何らかの興味を惹いたので後で見返す」と言う気持ちから押されることが多いです。

保存を伸ばしやすい投稿は、下記のような投稿になります。

 

上記の投稿は、「自分の生活の質をあげたい」と思っている人に刺さりやすいコンテンツになります。興味があるフォロワーは、紹介されている商品を何度か見て、その商品を使っている自分を想像するでしょう。

その時、後から買うかもしれないので、見直せるように「保存」ボタンを押すはずです。(上記の例ですと、Amazonのほしいものリストのような使い方です)

このように、後から見直して楽しめるような、フォロワーのインサイトに深く刺さりやすいのが商品紹介、商品比較系の投稿になります。

プロフィールのタップ

プロフィールのタップを増やすためには、「投稿の最後にプロフィールを見る導線を増やす」「フォロワーの多いインフルエンサーの投稿にコメントする」などが考えられます。特に、投稿最後に「プロフィールも見てね」と記載された投稿を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

参照元:@24/7workout_official

上記の例は、株式会社24-7様の公式アカウント(@247workout_official)です。こちらの企業様はマンツーマンレッスンのジムを経営されており、投稿内容としてはおすすめのトレーニング方法や筋肉に効く食事の内容など、利用者の興味関心を惹くようなコンテンツを設計されています。

特に、投稿の最後にタグ埋め込みでプロフィールへの遷移の導線を必ず敷いており、「他の投稿も見てみよう」と思った層をプロフィールに遷移させるための導線ができています。保存の要望についても文中に記載することで、保存数を増やす狙いもあります。

また、フォロワーの多いインフルエンサーの投稿コメントは、それだけ多くの方の目に触れる可能性が高いので、コメント欄からプロフィールへの流入が望めます。

例えば、Fashionnovaというファストファッションのオンライン販売企業では、ラッパーのCardi Bの投稿コメント欄によく出現します。このように、有名人のコメントに多く登場することによって有名人を見ている人にもアカウントの露出を増やすことができます。

もちろん、どの有名人でも良いわけではありませんので、自社のブランドのイメージと合致する方がいらっしゃいましたら、設定の「投稿のお知らせをオンにする」機能を用いて新規投稿があった場合にすぐにコメントできるようにしておきましょう。

ストーリーズ投稿

ストーリーズ投稿は、「日常の瞬間をシェア」するためのものと公式のInstagramでも記載されています。

つまり、フォロワーとの心理的な距離が近い人ほど、ストーリーズ投稿で上位表示を狙いやすいということです。

ご自身でInstagramを閲覧される方でしたら、友達の投稿ほど、近況が気になってよく見るので上位表示(左側に表示)されているかと思います。

Instagramで推奨されているのは、まさにこのような友達のような距離感の投稿です。

フォロワーとの心理的な距離を縮めるための施策として、下記のものが挙げられます。

投稿頻度と投稿時間

ストーリーズの投稿頻度は、投稿者の普段の日常を映し出すために必要不可欠です。

投稿頻度は、少なくとも2,3日に一度は投稿するようにしましょう。

また、下記の画像のように投稿時間に関してはInstagramのインサイトの「オーディエンス」からフォロワーが活発にオンラインになる時間を見ることができます。

これらの内容を見て、投稿時間をコントロールすることでより投稿を効果的に見てもらうことができます。

ブランドのターゲットが明確に決まっている場合には、フォロワーのアクティブな時間を考慮に入れつつ、ターゲットが最も見るであろう時間(例:会社員がターゲットであれば、昼休憩の12:00、19:00~20:00の帰社時間にスマホをチェックするので、その時間を狙うなど)を決めましょう。

質問箱やアンケートの設置

質問箱やアンケートは、フォロワーと交流するためのツールとして効果的です。

フォロワーの投稿をピックアップして載せることで、フォロワーは「この人は自分に対して興味を向けてくれている」と認識することもできます。

参照元:@cohina.official

上記の例は、@cohina.officialのストーリーズ投稿になります。COHINAさんは、身長155cm以下の小柄な女性をターゲットにしたアパレルブランドで、Instagramのフォロワーも19.9万人と非常に多いです。

ストーリーズ投稿を見てみると、フォロワーからの意見の収集のためにテキスト入力形式で意見を募っていることがわかります。また、IGTVを用いて(左から三番目の画像)フォロワーの方にリアルタイムでコーディネートの紹介を行うなど、アカウントの運用の中にフォロワーとの心理的距離を縮めるための工夫が散りばめられていることがわかります。

このように、フォロワーが自分も参加できるようなコンテンツを用意することが大切です。 

他のユーザーのストーリーズをシェアする

他のユーザーのストーリーズをシェアすると、シェアされたユーザーは通知が届きます。これにより、自分のフォロワー内外問わずに、その人の投稿を見るように促すことができます。

また、副次的な効果として、シェアした人がさらにその投稿をストーリーズに載せた場合、その人のフォロワーにまで投稿の内容を届けることができます。

ハッシュタグステッカーを活用する

フィード投稿では盛んにハッシュタグの追加が行われていますが、ストーリーズでも同様にタグを貼ることができます。

そのタグを使用しているフィードに遷移することができるので、フィードとストーリーズ相互に投稿の閲覧を促すことができます。

発見タブ

発見タブでは、アカウントランクやコメントによるフォロワーとのインタラクションが大切であるとお話ししました。

アカウントランクの概念があることから、上位表示しやすいアカウントとしづらいアカウントがあります。

このため、先に述べさせていただいたフィード投稿やストーリーズ投稿での上位表示のコツを普段から実践し、アカウントとしてアルゴリズムから評価される必要があります。

コメントでのやり取りを頻繁に行う

フィード投稿、ストーリーズ投稿に関して、フォロワーと相互のコミュニケーションを普段から行う必要があります。上のフィード投稿の部分で述べている通りです。

文字入れ系の投稿を行う

文字入れ系の投稿は、投稿への滞在時間が伸びやすく、また保存率が高くなりやすいため発見タブでも表示されやすい傾向にあります。また、動画コンテンツを散りばめることで滞在時間を増やす工夫をすることもできます。

投稿の一貫性を担保する

関心度は、ユーザーがどんなコンテンツに興味関心を持っているかが重要なので、Instagramとして「このアカウントはこういうジャンルの投稿をメインで行っているアカウントなんだ」と評価されやすいように投稿の一貫性を保つ必要があります。

プロフィールはもちろん、写真の彩度や被写体(部屋撮りなら部屋撮りメイン、人物なら人物メイン)、ハッシュタグをテーマに沿って設計することが大切です。

また、インフルエンサーマーケティングの場合は、インフルエンサーの選定基準として投稿の雰囲気が一貫しているかを検討してみると、よりInstagramとして関心度の高いと評価されるユーザーを見極めることができます。

引用:北欧暮らしの道具店公式アカウント

上記の例は、「北欧、暮らしの道具店」様の公式アカウントになります。ブランドカラーとして明るい色を基調とした投稿設計となっており、投稿全体として白めの投稿が多く見られます。

このように、ブランドコンセプト、ブランドカラーと統一したプロフィール画面を作ることにより、一つの投稿を気に入った方が他の投稿を見るきっかけとなります。

リール投稿

リール投稿では、「見て楽しんでもらう」ことが重要だとお話しました。

発見タブと似ている評価軸ではありますが、リールならではの評価ポイントがある点が異なります。

人気の音源を利用した投稿を作成する

Tiktokと同じように、投稿に音源を埋め込むことができるので、最近SNSで流行っている音源を利用することで音源のタップ数を増やす効果が見込めます。

解像度が高く、編集が魅力的な動画を作成する

動画ならではの観点ですが、動画の解像度やフレームレートも評価の一つに含まれており、視聴者にとっての見やすさも評価のポイントとなります。

また、動画コンテンツのため編集によってさまざまな楽しみを提供することができます。

このため、一動画コンテンツとして楽しめる動画であることが大切です。

参加がしやすいコンテンツ

内容を楽しむために、見るだけではなく動画の内容を自分でやってみて楽しむことができるコンテンツを用意する手もあります。

例えば、最近流行りのマジック系や、日常生活を少しの工夫で便利にするようなコンテンツは、見た人が「試したい」と思うので、コンテンツ内容に対しての興味が深まります。

上記の例は、「マウントレーニア」の公式アカウントになります。日常生活の中で手に入りやすい商材を使って、ブランドの商品を簡単アレンジできるコツが紹介されています。

誰でも簡単にチャレンジができることから、見たユーザーにとって日常で活かしやすく、参加しやすいコンテンツであることがわかります。

まとめ

本記事では、Instagramのアルゴリズムに関して全般的に解説させていただきました。

Instagramのアルゴリズムは、Instagram側で全ての情報が開示されていないため、経験則で運用されることもあります。最終的に、最も大切になるのはユーザーにとってどれだけ価値があるコンテンツであるか、という点に限ります。

投稿一つ一つを見直し、フォロワーがあなたをフォローする理由を見極めましょう。

また、すでに質の高い投稿をしているインフルエンサーをマーケティングに活用される際は、Cast Me!もご活用ください。