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インターネット広告
2024.11.28
更新日:2024.02.02
公開日:2020.06.15
SNS上で若者に影響のあるインフルエンサーは、若者だけに留まらず、老若男女の購買行動に影響を及ぼすようになりました。
そんな中、SNSやWEB広告の盛り上がりと共に、インフルエンサーマーケティングを導入する企業は増えています。
インフルエンサーマーケティングというと、コスメやファッションなど、若い女性が想定されがちですが、今では料理やアニメ、家電などのジャンルでも幅広くインフルエンサーマーケティングが行われています。
今回はインフルエンサーマーケティングの成功事例を中心に、インフルエンサーマーケティングをおすすめする理由をお伝えします。
インフルエンサーマーケティングとは、企業が”インフルエンサー”と呼ばれる人々に対して広告発信を依頼し、自社製品やブランドの知名度を高めたり売上を伸ばそうとする取り組みのことを指します。
インフルエンサーマーケティングは主に
・YouTube
・Twitter
・Instagram
などのSNS上で活発に行われています。化粧品やファッションといった若者受けするものだけでなく、家電製品や日用品などあらゆる商品・サービスがインフルエンサーマーケティングによって訴求されています。
ではインフルエンサーとはどのような人を指すのでしょうか?
まずインフルエンサーの代表格として思い浮かべるのは、テレビに出演する芸能人や専門家、スポーツ選手などいわゆる「有名人」と呼ばれる人たちでしょう。
しかしインターネットやSNSが発達してきた現代では、一般人でネット上に多くのフォロワーを持つ存在が、インフルエンサーと呼ばれることが多くなっています。
インフルエンサーの評価基準は「フォロワー数」とされ、一般的に、フォロワー数が1000人を超えてからインフルエンサーの定義に入るとされています(1000人未満は「一般ユーザー」)。 さらにその数に応じて、ナノ・マイクロ・ミドル・メガインフルエンサーとカテゴリーが分けられています。
多くの企業が導入するインフルエンサーマーケティングですが、なぜ今注目度が高いのでしょうか?ここでは、インフルエンサーマーケティングをおすすめする3つの理由を説明します。
まずインフルエンサーマーケティングのメインとなるプラットフォームがSNSということもあり、若い世代からの支持を集めやすいというメリットがあります。
デジタルネイティブ世代の若者は、ほとんどがSNSを利用しています。気に入った商品やサービスがあれば、友人同士でシェアすることもあります。
こうした拡散が広がり、大きな盛り上がりを見せることで、他の世代にも商品・サービスの訴求につながる可能性が高いといえます。
インフルエンサーには彼らの活動やポリシーに共感したファンがいます。
またインフルエンサーの発信する情報によっては、専門的な領域に特化したコアなファンがいる可能性もあります。 そうしたインフルエンサーをマーケティングで活用することで、元々商品やサービスに関心の高い層にリーチすることができます。
そのためインフルエンサーマーケティングでは、顧客のロイヤルティを高められやすいというメリットがあります。
もし一度でも商品を気に入ってもらえれば、今後も長く自社製品を愛用してくれたり、ファンが自ら周りの人に商品を紹介したりする可能性も高いといえるでしょう。
インフルエンサーマーケティングは広告感が少なく、自然と商品やサービスを訴求できる利点があります。
最近では「広告離れ」という言葉もあるように、CMやチラシといったダイレクト広告は好まれない風潮が強くなっています。
そんな中インフルエンサーマーケティングでは、有名人より身近に感じやすいインフルエンサーを活用することで、ユーザーに広告感を主張することなく、自然と自社製品の訴求が可能になります。 有名人だと非常に高い拡散力が期待できますが、どうしても「有名人だからでしょ」と現実味をあまり感じられず、一度限りのキャンペーンで終わりやすい傾向があります。
しかしインフルエンサーがサービスを紹介していると「もしかしたら自分も変われるかも!」といった親近感から、買う予定のなかったものまで買ってしまったという人も多いのです。 今後ますますSNSが主流になってくると予想されるので、よりインフルエンサーマーケティングの効果は期待できるといえるでしょう。
インフルエンサーマーケティングにおいて商品ジャンルの制限はありませんが、SNS上で行う特性上、効果が出やすい商品・サービスが存在します。
ただし今後はより広範囲でインフルエンサーマーケティングが行われる可能性が高いといえるでしょう。
今回記したジャンル以外でも、積極的にインフルエンサーマーケティングを活用することをおすすめします。
日常生活でよく使用される料理器具から、調味料や食材、日用品はインフルエンサーマーケティングの効果が出やすいジャンルです。
ちょっとした悩みやよかったことなど、日々の出来事を記録するツールでもあるSNSは、生活を豊かにする「ライフハック」要素の強い情報とも親和性が高いといえます。
そのため、インフルエンサーマーケティングで料理器具や日用品の訴求を行えば、「こういうものを探していた!」と多くの共感を集められるでしょう。
またファッションやコスメ・化粧品といったトレンド感の強いものもインフルエンサーマーケティングで効果が出やすいジャンルです。
特にInstagramは女性ユーザー率が高く、ターゲット層となることが多い女性が幅広く使っている可能性が高いです。
最近では化粧品やコスメ、洋服を購入したいと思った場合、Googleなどで検索をせず、直接SNS上で検索しアイテムを購入するユーザーが増えています。
化粧品やコスメ、洋服以外でも、トレンド感の強いジャンルはSNS上での検索が若者の間で主流になりつつあるため、インフルエンサーマーケティングの効果はより出やすくなるでしょう。
では実際にインフルエンサーマーケティングを活用し、成功した事例を紹介します。
まず紹介するのは、大手家電メーカーのシャープが行なったインフルエンサーマーケティング事例です。
シャープは、吉本興業に所属する家電に詳しい芸人を「シャープ版 家電芸人」と呼び、自社製品を面白楽しく紹介するPRを行いました。
「シャープ版 家電芸人」第一位を決めるコンテスト「シャープPR-1グランプリ」を開催。 全国のイベントや店頭で活躍する芸人10組をピックアップし、それぞれ好きなシャープ製品を予選会にてコント形式で紹介してもらいます。
予選会で勝ち上がった7組のシャープ家電芸人は動画投票等で4組に選抜。 残った4組が決勝戦でお笑いバトルを繰り広げました。
優勝したのはエアコンを紹介した四国地区代表の「ひめころん」でした。 お笑いのコント内でシャープ製の家電を紹介するほか、人気投票で多くの人の関心を集めたこの企画は、自然と自社製品も訴求できる優れたインフルエンサーマーケティングの成功事例といえるでしょう。
シャープ|PR-1グランプリ
今や国民的アニメとして名高いONE PIECE。そんな知名度の高いONE PIECEと、ヒカキンやはじめしゃちょーといった日本トップレベルのYouTuberが所属するUUUMのクリエイターズがコラボレーション企画を実施しました。
UUUMクリエイターズがONE PIECEの歴代主題歌をカバーしたCDアルバムが2020年5月27日に発売。
日本を代表する大人気アニメとYouTuberの夢のようなコラボレーションは、非常に反響が大きく、ヒカキンとセイキンがカバーした「ウィーアー!」のYouTube動画再生回数は、投稿1週間で100万回再生を突破。
場合によっては、より大きなコラボレーションが行われる可能性もあります。今後も動向に注目していきたいインフルエンサーマーケティング成功事例ではないでしょうか。
HikakinTV|ウィーアー! HIKAKIN & SEIKIN – ワンピース アニメ 主題歌 / 「ONE PIECE MUUUSIC COVER ALBUM」
Twitterフォロワー144万人、YouTube登録者数71万人と、料理研究家の中で圧倒的存在感を放つリュウジさん。
リュウジさんが考案する、簡単に作れるけど美味しい「バズレシピ」は主婦を初め一人暮らしの男性からも幅広く支持を集めています。 そんなリュウジさんは企業と度々コラボレーションを行い、企業の製品をリュウジ風にアレンジしたレシピ紹介し、反響を呼んでいます。
一例を紹介すると、エバラ食品とコラボレーションを行い、焼肉のたれの代表格ともいえる『黄金の味』を使用して作る麻婆豆腐のレシピを紹介しました。
2週間の間に約15万回の再生回数、高評価も2500超を記録し、世間から大きな関心を集めました。
料理研究家リュウジのバズレシピ|黄金の味で作る麻婆豆腐がマジで旨すぎた【黄金麻婆豆腐】
ここまでインフルエンサーマーケティングの成功事例を中心に、インフルエンサーマーケティングをおすすめする理由を説明しました。
SNSやWEB広告の活用がますます増えていくと予想されることから、インフルエンサーマーケティングの活用幅も広がると予測されています。
ぜひ今のうちにインフルエンサーマーケティングを行い、自社製品の訴求に大きくつなげましょう。