【2025年】インフルエンサーマーケティングの実施状況に関する調査

【2025年】インフルエンサーマーケティングの実施状況に関する調査

SNSは企業のマーケティングやPR戦略においてますます重要なプラットフォームとなっており、特に、最近ではインフルエンサーを活用したPR手法によって多くの成功事例が生まれています。

本調査では、インフルエンサーマーケティングに焦点を当て、企業が抱える課題や効果について調査を実施しました。加えて、近年注目されているコンテンツの「二次利用」(インフルエンサーが投稿したコンテンツを自社の広告やPRで再利用する手法)も含めて、企業がどのようなマーケティング手法を実施し、成果を上げているのか、傾向を明らかにしました。

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    調査概要

    インフルエンサーマーケティングの実施状況に関する調査
    調査期間:2025年2月21日~同年3月13日
    調査対象:インフルエンサーマーケティングを実施中または実施したことがある担当者
    有効回答数:160名
    調査方法:「Freeasy」によるインターネット調査、当社メルマガ会員様調査

    サマリー

    • インフルエンサーマーケティングの課題は、上位から順に「効果測定が難しい」(40.0%)「成果が予測しづらい」(39.4%)発信される情報のコントロールが難しい」(31.3%)
    • インフルエンサー起用時の確認ポイントとして「フォロワー数」を重視する理由は「定量的に効果測定を行いたいから」(56.2%)が半数以上を占めるが、「成果に結びつきやすいと感じるから」(44.4%)という回答が最も多く挙がったのは「投稿から読み取れる数値(imp、いいね!数、保存数、シェア数、コメント数など)」を重視した層
    • インフルエンサーマーケティング実施者の6割以上がコンテンツの二次利用を実施。「商品・サービスの新たな訴求軸や活用法の発掘」(52.0%)、「コンバージョン率の向上」(33.7%)、「売上の向上」(30.6%)などの効果を実感

    調査結果

    インフルエンサーマーケティングにおける課題

    まずはじめに、「Q1. インフルエンサーマーケティングにおいて課題に感じることは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、「効果測定が難しい」(40.0%)「成果が予測しづらい」(39.4%)がほぼ同率で並ぶ結果となり、マーケティング活動の定量的な予測や評価が難しいことが大きな課題のひとつであることが浮き彫りになりました。

    それ以外には、「発信される情報のコントロールが難しい」(31.3%)「自社に適したインフルエンサーを探すのが難しい」(30.0%)といったブランドイメージの保守に対する課題も挙げられました。

    インフルエンサー起用時に重視したいポイント

    次に、「Q2. インフルエンサー起用の際、最も重視したい、または最も知りたいと感じるポイントは何ですか?」と質問したところ、上位から「投稿から読み取れる数値(imp、いいね!数、保存数、シェア数、コメント数など)」(32.5%)、「過去のPR投稿の実績(CV数・リーチ数・エンゲージメント率など)」(20.1%)という結果になりました。

    また、上記Q2. とあわせて「Q3. そのポイントを重視される理由について、もっとも近いと感じるものを選んでください。」と質問したところ、「フォロワー数」を重視する理由として「定量的に効果測定を行いたいから」(56.2%)が半数以上を占めましたが、「成果に結びつきやすいと感じるから」(44.4%)という回答が最も多く挙がったのは「投稿から読み取れる数値(imp、いいね!数、保存数、シェア数、コメント数など)」を重視した層でした。

    このことから、「フォロワー数」よりも「保存数」「imp」など投稿内の数値を重視してインフルエンサーを選定する方が成果実感が得られるケースが多いことがわかりました。

    さきほど「インフルエンサー投稿の数値を見ることで成果に結びつくケースが多い」と触れましたが、どんな成果を目指すにしてもまず大事なポイントは「投稿が多くのユーザーに見られること」です。投稿に注目を集めるために確認すべきインフルエンサー指標については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

    コンテンツの二次利用の実施状況についての調査結果

    二次利用を実施している割合

    「Q4. インフルエンサーが作成したクリエイティブの二次利用(WEBサイト掲載や広告クリエイティブとしての活用など)は行ったことがありますか?」という質問では、「行ったことがある」が61.3%いう結果になり、インフルエンサーマーケティングを実施している人のうち半数以上が自社の広告・PRにインフルエンサーのコンテンツを二次利用していることがわかりました。

    二次利用の実施施策

    「Q5. 二次利用として行ったことがある施策を教えてください。(複数回答可)」という質問では、上位から「チラシ・POP・資料等販促物への掲載 」(44.9%)「広告クリエイティブとして活用 」(42.9%)「WEBサイトへの掲載 」(42.9%)という結果になりました。

    また、「二次利用を行ったことがある」と回答した人のうち約4割が複数の施策を回答しており、コンテンツを様々な場所で転用しているケースも多いようです。

    二次利用による効果

    「 Q6. 二次利用によってどんな効果がみられましたか?(複数回答可)」という質問では、「商品・サービスの新たな訴求軸や活用法の発掘」が 52.0%と多数を占め、次いで「コンバージョン率の向上 」が33.7%「売上の向上」が30.6% という結果になり、「効果は実感できていない」は3.1%にとどまりました。

    「二次利用を行ったことがある」と回答した人のうち、96.9%が何らかの効果を実感しており、新たにクリエイティブを制作する手間をかけずにこのような効果が得られたということから、二次利用はさまざまな手法を試す価値のある施策であるといえるでしょう。

    まとめ

    本調査から、インフルエンサー選定時には、インプレッション数やエンゲージメント率などの定量的な指標を確認する人が一定数いる一方で、効果測定や成果予測の難しさが大きな課題になっていることが浮き彫りになりました。
    また、インフルエンサーを選定する際のポイントとして「成果に結びつきやすいと感じる」(44.4%)という回答が最も多く挙がったのは「投稿から読み取れる数値(imp、いいね!数、保存数、シェア数、コメント数など)」を重視したケースでした。

    さらに、6割以上がインフルエンサーのコンテンツを販促物や広告クリエイティブに二次利用しており、その効果として「商品・サービスの新たな訴求軸の発見」や「コンバージョン率の向上」「売上の向上」が挙げられたことから、コンテンツの二次利用は新たな顧客創出や販促活動強化のために価値のある施策といえます。

    インフルエンサーマーケティングで確実に成果を上げるためには、データドリブンな計測・分析によって再現性を高める仕組みの構築はもちろん効果的ですが、すぐに取り入れられる方法としてはフォロワー数等の表面的な数値だけでなく「保存数」など投稿内のデータを注視すること、インフルエンサーの投稿を積極的に二次利用していくことがポイントとなるでしょう。

    当社が提供するインフルエンサーマッチングプラットフォーム「Cast Me!」は、フォロワー情報や過去のPR案件の実績を確認したうえでインフルエンサーを選定することが可能です。さらに、投稿の二次利用が無料で、専門知識がなくても安心してご利用いただける専属コンサルタントのサポートも提供しており、「成果につながるインフルエンサーマーケティング」の実現を支援します。インフルエンサーマーケティングで成果を実感したいとお考えの方は、ぜひ一度お試しください。