【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
インターネット広告
2024.11.28
更新日:2024.10.24
公開日:2024.10.24
スマートフォンアプリ・PCから簡単に写真や年賀状のプリントを行えるサービスを提供するしまうまプリント様。
写真・はがきのプリントサービス以外にも、スマホの写真でアルバムを作成する「フォトブック」や、1冊から自費出版ができる印刷製本サービス「しまうま出版」などのサービスも展開されています。
国内に印刷工場を持ち、生産、梱包・出荷に至るまで自社で一気通貫で行える仕組みがあるため、一枚、一冊から高品質な商品を低価格で作れるのが特徴です。
今回はマーケティングコストを削減しながらサービスの認知拡大につなげられた事例として、インフルエンサーを活用して行った施策および弊社のインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「Cast Me!」で実現できた成果などをお話しいただきました。
―まず、インフルエンサーマーケティングに挑戦しようと思われたきっかけを教えてください。
山田様:マーケティング施策としてはこれまでは運用型広告をメインで行っていましたが、タッチポイントを拡大するためにはインフルエンサーの影響力は無視できないと感じていました。
そこで、一時期は代理店にお願いしながらインフルエンサーマーケティングをスポットで実施していました。
しかし、いただいたリストからインフルエンサーを選定する以外のことはすべてお任せしてしまっていたこともあり、かけた費用に対してどれくらいの効果があるのか疑問に思うものの測定の方法がわからず、継続すべきかどうかも曖昧になっていました。
―代理店からCast Me!にお切り替えいただいた決め手は何だったのでしょうか?
山田様:「インフルエンサーマーケティングの指針となるものがほしい」と思い、PLAN-B(Cast Me!の運営会社)が開催していたセミナーに、当時SNSを担当していたメンバーが参加したことがCast Me!を知ったきっかけでした。
セミナーではインフルエンサーの選定方法やKPIの設定方法を体系的に解説されていたのですが、その内容が非常に納得感のあるもので、「このノウハウをすぐに真似してみよう」ということになりました。
さっそくセミナーでのお話を参考に、代理店で運用していた当時のリーチ単価(※)を調べてみたところ、基準値より高いことがわかったんです。
そこで、費用対効果が高く継続しやすい方法へと切り替えることになり、セミナーで好感をもっていたCast Me!をとりあえず試してみよう、と約2年前にスタートしました。
現在も認知獲得を目的に、リーチ単価をKPIとしてCast Me!をずっと継続させていただいています。
※リーチ単価…投稿の1インプレッションあたりの単価のこと。
多くのインフルエンサーは自身のフォロワー数によって値付けがされるが、フォロワー数に対して実際のリーチは平均で見るとおおよそ20%程度しかないと言われているため、よりコストパフォーマンスを高めるためにCast Me!ではリーチ単価を重視した運用を推奨している。
―初めてのツール活用だったと思いますが、どのようなところからスタートされましたか?
立石様:スタート当初は右も左もわからない状態だったので、CS(カスタマーサクセス)の和田さんにまずは今後の方針を示していただきながら、サービスと相性の良いインフルエンサーの選定、投稿の依頼を行いました。
Cast Me!では、インフルエンサーごとの過去のPR投稿の成績など、数値を細かく見ることができます。
一般的に通常の投稿とPR投稿の数値は異なることが多いのですが、Cast Me!ではPR投稿のみの成績を確認した上でアカウントの雰囲気もあわせて検討できるので、適切な選定ができ非常に役立っています。
インフルエンサーとのやり取りも必要があればサポートの方が間に入ってくださるので、スムーズに進めることができています。
―Cast Me!を使ってみた率直な感想をお聞かせください。
山田様:CSの和田さんが導入当時から親身にサポートしてくださっていましたし、成果に対する費用感も含めて、何の不満もなく今まで続けています。
―Cast Me!を導入してからどんな成果がありましたか?
立石様:導入時の目的でもあったリーチ単価の削減については、代理店の運用時よりもCast Me!を継続的に使った後の方が下げることができたので、まずはその目標は達成することができました。
山田様:リーチ単価は導入前と比べて約15%も下げられていますね。
立石様:さらに、Cast Me!では無料・無制限でクリエイティブの二次利用ができるということが本当にありがたく、さまざまな用途で活用させていただいており、成果も得られています。
主には獲得目的の動画広告クリエイティブとして活用しているのですが、インフルエンサーのクリエイティブは視聴者にスキップされる要因となる“広告感” が薄いため、クリエイティブごとに差はあるものの一部の投稿ではアプリのインストール単価(CPI)を下げることができました。
以前から再生回数が多いユーザーさんの動画投稿などを拝見していて、「私たちからもこんな発信ができたらいいな」と思っていたので、その希望が叶えられたことも嬉しく思っています。
また、新規獲得の施策だけでなく、メルマガ・LINE・ブログなど既存顧客にむけた施策にも幅広く活用ができた点もよかったです。社内のCRMチームからは「インフルエンサーのクリエイティブやUGC (※)を活用したほうがクリック率が高い」という声もあがっています。 クリエイティブの二次活用によって、施策の幅が本当に広がりました。
※UGC( User Generated Content )…消費者であるユーザーによって制作・発信されるコンテンツのこと。
―インフルエンサーが制作するクリエイティブについてはいかがですか?
立石様:インフルエンサーにはポイントを伝えればすぐにクリエイティブを作っていただけますし、戻しも少ないので制作工数がかなり削減できるというのも嬉しいポイントです。
さらにクオリティが高いからこそ、認知だけでなく獲得領域にも反響が得られたというところも大きなメリットですね。
―インフルエンサーの投稿は他にどのように活用されていますか?
山田様:キャンペーンなどのLPにインフルエンサーの投稿を掲載することもあります。 実際に商品を使われている方の口コミを通して「こういう使い方もあるんだ」と想像を膨らませていただくことができるので、情報を届ける上で欠かせないものです。
―Cast Me!のCSのサポートについてはいかがですか?
立石様:何ひとつ不満がないくらい、非常に満足しています。サポートの質にムラがなくずっと手厚く支援してくださっていて、「しまうまプリントの一員でしたっけ…?」と思うほど(笑)。
インフルエンサーマーケティングについて何も知らなかった私たちに惜しみなく知見をくださり、毎回的確な施策をご提案してくださる和田さんには、すごく感謝しています。
―CSからのご提案で印象に残っていることはありますか?
立石様:提案いただいた施策によってターゲット層の拡大を実現できたことは、すごく印象に残っています。
もともと子育て中のママ層をメインターゲットとしていたのですが、和田さんが「若い層にもニーズがあるのでは?」と、若年層向けのギフトクーポン企画を提案してくださったんです。
想定していなかったターゲットが発掘でき、実際にリーチ数など定量的な成果も見られたことは非常に大きな収穫でした。
和田(Cast Me!):クリスマスの時期にクーポンをつけたPR投稿キャンペーンを実施した結果、若年層カップルのクーポン利用率が非常に高かったんですよね。それで、バレンタインの時期に再度同様の施策を展開する流れになりました。
ツールの活用支援だけではなく、ターゲット層の拡大に向けて少しでも後押しができたことは私にとっても非常に嬉しいです。
―今後の展望を教えてください。
立石様:インフルエンサーマーケティングによってUGCをさらに増やし、多くの方々にサービスを身近に感じていただきたいと思っています。
現在はインフルエンサーが作成したクリエイティブの二次利用を積極的に行っていますが、今後も広告を中心に活用の幅をさらに広げていきたいと思っています。質の良いクリエイティブをたくさん集めるためにも、少し角度を変えて、過去の実績よりも投稿のクオリティを重視したアサインをしてみるのもいいかなと考えているところです。
山田様:インフルエンサーの投稿を見て、社内で「この使い方、真似してみたいね」という話になることがたくさんあるんですよね。そういった投稿を参考にすれば“お客様が使いたいもの”を作っていけるはずだと思うので、商品開発にも連携してアイデアを取り入れていきたいと思っています。
―Cast Me!はどんな方にオススメしたいですか?
立石様:Cast Me!はCSの方が親身になって伴走してくださるので、以前の私たちのように「インフルエンサーマーケティングに挑戦したいけど何から始めたらいいかわからない」という状態の方にオススメです。初心者の方にも安心して使っていただけるツールだと思います。
―本日は貴重なお話をありがとうございました!
Cast Me! には豊富な実績とSNSの専門的なノウハウを持つコンサルが在籍しており、様々な課題に対しご支援が可能です。是非お気軽にご相談ください!