Instagramのプロアカウントとは?特徴や通常アカウントとの違い設定方法について

目次
    1. Instagramのプロアカウントには「ビジネス」と「クリエイター」の2種類がある
      1. ビジネスアカウントの特徴
      2. クリエイターアカウントの特徴
    2. Instagramのプロアカウントで、できることとは?
      1. 連絡先オプション
      2. プロフィール画像の下にカテゴリラベルの表示が可能になる
      3. インサイトでアクセス解析やフォロワーの詳細が確認できる
      4. ダイレクトメッセージのフォルダ分けができるようになる
      5. 返信テンプレートの作成ができる(共通機能)
      6. 連絡先オプションで問い合わせボタンの設置ができるようになる
      7. Instagramショッピングの設定が可能に(ビジネスアカウント限定)
      8. 広告の出稿ができるようになる(共通機能)
    3. プロアカウントでは非公開設定ができなくなる
    4. アカウントの切り替え方
      1. プロアカウントへの切り替えはとても簡単
    5. まとめ:プロアカウントに切り替えて集客力をアップさせよう

無料で資料をダウンロード

※フォーム送信後、メールにて資料をお送りいたします。

Cast Me!媒体資料

弊社がご提供している、新時代インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「Cast Me!」の概要をご紹介しております。
インフルエンサーマーケティングを低コストで行ってみたい、費用対効果のある施策を打ちたいといったご要望のある企業様はぜひ一度ご覧ください。

STEP 1


フォームでの問い合わせが
完了いたしました。
メールにて資料をお送りいたします。

Instagramには通常のアカウント以外に、ビジネス向けに用意された「プロアカウント」の存在があります。

プロアカウントは集客や販促、分析などに特化しているため、企業や店舗、インフルエンサーや有名人などにおすすめです。

個人でも無料で利用できますので、積極的にInstagramを利用しているユーザーはぜひ活用してほしいところです。

本記事ではInstagramのプロアカウントでできることや、個人アカウントからの切り替え方などについて解説していきます。

Instagramのプロアカウントには「ビジネス」と「クリエイター」の2種類がある

Instagramのプロアカウントには、下記の2つの種類があります。

  • ビジネスアカウント
  • クリエイターアカウント

ビジネスアカウントはより企業や店舗での利用に特化し、クリエイターアカウントは著名人やアーティストなどに特化しているのが特徴です。

インサイト機能など多くの機能はどちらにも共通していますが、一部異なる部分もありますので、簡単に説明します。

ビジネスアカウントの特徴

ビジネスアカウントは、企業や店舗、ECサイトなどの運営に特化した機能を持つプロアカウントです。

より集客や販売促進へとつながる機能が用意されているため、こうした目的で運用するアカウントはビジネスアカウントがおすすめでしょう。

推奨されているのは、小売店やローカルビジネス、ブランドや組織、サービスプロバイダなどです。

連絡先オプションに「住所」の設定が可能なほか、「ショッピング機能」を利用できる点などが、クリエイターアカウントと異なる点です。

クリエイターアカウントの特徴

クリエイターアカウントは、いわゆる表現者などに適した機能を持つプロアカウントです。

表現力を高めることや認知を広げるための機能が備わっています。

推奨されるユーザーは、著名人や有名人、アーティストやインフルエンサー、コンテンツプロデューサーなどです。

クリエイターアカウントでは、カテゴリラベルや連絡オプションのラベルを非表示にすることなどが可能です。

予約やショッピング機能はいらないけれど、インサイト(アクセス解析)は活用したいという場合には、クリエイターアカウントを選択するのもよいでしょう。

Instagramのプロアカウントで、できることとは?

プロアカウントでは、個人アカウントではできない数多くの機能やツールの利用が可能です。

どのようなことができるのかや、通常アカウントとの違いなどについて解説していきましょう。

連絡先オプション

プロアカウントに設定すると、より詳細な連絡先オプションの設定と利用が可能となります。

これにより、マップ上に企業や店舗が表示されるようになったり、フィードページに連絡先が表示されるようになったりします。

ただし表示される内容は「ビジネス」と「クリエイター」とで異なります。

ビジネスアカウントでは、「メール」「電話」「住所」の3種類が設定可能、非表示などの選択はできません。

クリエイターアカウントでは「メール」「電話」のみが設定できますが、それぞれ表示するかどうかは自身で選択できるといった違いがあります。

連絡先オプションは重要なコミュニケーション手段となりますので、目的に適したアカウントタイプを選択するようにしましょう。

プロフィール画像の下にカテゴリラベルの表示が可能になる

プロアカウントにすると、プロフィール画像の真下にカテゴリラベルを表示できるようになります。

カテゴリラベルとは、アカウントの属性やジャンルなどを示すものです。

プロアカウントにする際に選択したカテゴリが表示されますので、アカウント変更時に適切なものを選択するようにしましょう。

なおこのカテゴリラベルはクリエイターアカウントのみ、表示と非表示の選択ができるほか、あとから変更することも可能です。

変更したい場合は、「プロフィールを編集」から「カテゴリ」を選択し、任意のカテゴリを選びましょう。

インサイトでアクセス解析やフォロワーの詳細が確認できる

プロアカウントに切り替えると、インサイトと呼ばれている無料のアクセス解析ができるようになります。

このインサイトを利用したくて、プロアカウントに切り替えるという人も少なくありません。

インサイトのページでは、

  • 投稿に対してリーチ(閲覧)したアカウント数
  • インタラクション(アクション)数

などの反応などが、確認できます。

またフォロワーが100人超えると、「オーディエンス」の項目にて、

フォロワーの詳細(フォロワーの増減など)

を確認できるようにもなります。

これらの解析データは、期限を指定してみることもできますので、何らかの施策を試した後の反応や変化などの分析にも使えるでしょう。

また投稿ページでは「投稿インサイト」として、それぞれの投稿ごとの反応もチェックできます。

  • 投稿に対するいいねやコメント、シェアやブックマーク数(エンゲージメント)
  • プロフィール閲覧数や返信数、ウェブサイトのクリック数
  • 「発見」でリーチしたアカウント数やフォロー増加数
  • インプレッション数の合計と内訳

なおフォロワー数が100名未満の場合は、「プロフィールへのアクセス数」と「フォロー増加数」が利用不可の状態となっています。フォロワーが100名を超えると、自動的に解放されます。

なお、インサイト機能はアプリ版のInstagramのみで利用できる機能です。パソコン版からは閲覧・利用できませんのでご注意ください。

ダイレクトメッセージのフォルダ分けができるようになる

通常のアカウントの場合、受け取ったダイレクトメッセージは、フォルダなどが用意されていないため分類できません。

しかしプロアカウントにすると、ダイレクトメッセージフォルダに「メイン」と「一般」の2種類のフォルダが追加されます。

この機能により、届いたDMを「一般フォルダ」に振り分けておくことができるようになります。

プライベートと仕事で分けたり、未対応と対応済みで分けたりと便利に使えるようになるのです。

※以前はクリエイターアカウントのみの機能でしたが、現在は「ビジネスアカウント」「クリエイターアカウント」共通の機能となっています。

返信テンプレートの作成ができる(共通機能)

企業や店舗経営などでInstagramを利用していると、似たような問い合わせや相談などが多く寄せられます。

そんなときにあると便利なのが、ダイレクトメッセージ用の返信テンプレートです。

返信テンプレートは

  • あらかじめ作成しておく
  • 既存の返信メッセージをテンプレート化
  • DMの返信時にテンプレートを作成

などさまざまなタイミングで作成できて便利です。

返信テンプレートも複数作成が可能ですので、さまざまな用途やパターンに分けて利用できるでしょう。

テンプレートの使用方法も非常に直感的で、クイック返信(ショートカット)や一覧から選択して利用するなどの使い方ができます。

対応にかかる時間を短くできるほか、質問に対しての返信もスムーズになります。返信時のミスも減らせるので、ビジネス運営においても非常に助かる機能です。

連絡先オプションで問い合わせボタンの設置ができるようになる

プロアカウントになると、ユーザーがアカウントへ連絡する際の窓口を増やすことも可能です。

たとえば

プロフィールページから、連絡先オプションにメールアドレスや電話番号を登録しておくと、プロフィールページに「メッセージ」と書かれたボタンが表示されるようになります。

DMとは異なり、ユーザーと直接メールや電話でのやり取りができるようになるのです。

実店舗や会社、ECなどを運営している場合などには、DMよりも集客につながりやすく効果的です。

ただしビジネスアカウントとクリエイターアカウントとで、利用できるボタンの種類が異なるため注意が必要です。

  • ビジネスアカウント:電話、メール、道順、予約する
  • クリエイターアカウント:電話、メール

「予約する」アクションを利用するには、外部サービスとの連携が必要となります。

たとえば飲食店の場合、ぐるなびと連携することにより、ぐるなびからの店舗利用予約が可能。Uber Eatsと連携すれば、そのままUber Eatsの注文ページから注文できるようにもなります。

Instagramではこのほかにも「チケットの予約」や「席の予約」など複数のアクションが存在します。しかし連携可能なサービスが少ないため、日本国内でほとんど利用できない現状のがです。

※「道順」「予約する」ボタンはビジネスアカウントのみの機能です。

Instagramショッピングの設定が可能に(ビジネスアカウント限定)

人気のインスタグラマーやショップの公式Instagramなどをみると、商品タグが付けられた投稿やショッピングスタンプのつけられたストーリーズ投稿を目にすることがあるでしょう。

これはプロアカウント(ビジネスアカウント)の「Instagramショッピング」によるものです。

タグをクリックすると、Instagram内に開設されたショップの該当商品へと飛ぶ仕組みになっています。

この機能利用するためには、ビジネスアカウントに設定する必要があるほか、いくつかの条件や審査をクリア必要があるなど、ハードルは決して低くはありません。

ですが商品を取り扱っているブランドであれば、販路拡大につながること間違いなしですので、ぜひ広告の利用を検討するとよいでしょう。

広告の出稿ができるようになる(共通機能)

プロアカウントにすると自身の投稿を、広告として出稿・管理できるようになります。

広告の出稿にはInstagramとFacebookのページの関連付けが必要となりますが、幅広くアピールできるためビジネス利用をしている場合にはおすすめの機能です。

目標やターゲットなどの設定も可能、出向先もInstagramとFacebook、または両方とで選択できます。

広告の種類もバラエティ豊かなので、効果的に宣伝できることでしょう。

プロアカウントでは非公開設定ができなくなる

プロアカウントは個人アカウントとは異なり、非公開設定にできないというデメリットがあります。

通常ビジネスで使用するアカウントであれば、非公開設定は不要だと思います。

しかしクリエイターアカウントの場合には、なんらかの理由から一時的に非公開にしたいというケースも出てくるかもしれません。

どうしても非公開にしたい場合には、プロアカウントから個人アカウントに切り替えることで、非公開にすることができます。

アカウントの切り替え方

通常の個人アカウントからプロアカウントにするためには、費用などは一切かかりません。

広告出稿には費用がかかりますが、それ以外の機能を利用する費用なども無料です。

短時間で簡単にできますので、ぜひ今すぐにでも試してみてください。

それでは、Instagramのアカウントを個人アカウントからプロアカウントへ切り替える方法と、その手順を解説します。

プロアカウントへの切り替えはとても簡単

プロアカウントに切り替える手順は、とても簡単です。

1.プロフィール画面の右上にあるメニューボタンをクリック
2.「設定」を選択
3.「アカウント」を選択
4.下までスクロールし、「プロアカウントに切り替える」をクリック
5.「カテゴリ」を選択
6.ビジネスアカウントorクリエイターアカウントのどちらかを選択

プロアカウントに切り替えるための設定は、これで完了です。

以前はビジネス・クリエイター、それぞれで選択できるカテゴリに縛りがあったようですが、現在はどちらも共通となっています。

なお、アカウントタイプはプロアカウントに移行した後も自由に変更できます。

ビジネスかクリエイターか迷ったときは、まずは直感でどちらか選択するのでもよいでしょう。

まとめ:プロアカウントに切り替えて集客力をアップさせよう

Instagramのプロアカウントは、無料で簡単に切り替えることができます。

プロアカウントに切り替えることで、ユーザーとのコミュニケーションもスムーズになり、集客力も高まるなどのメリットもたくあんあります。

インサイト機能を活用すれば、ビジネスのみならずアーティストなども表現の幅や認知アップにつなげられるはずです。

プロアカウントには、ビジネスやクリエイター活動に有利なツールや機能が充実しています。

Instagramを積極的に利用しているユーザーは、ぜひプロアカウントへ切り替えて最大限活用してみてはいかがでしょうか。