【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
インターネット広告
2024.11.28
更新日:2022.12.23
公開日:2020.11.19
SNSを活用したマーケティング方法としてweb担当者・マーケティング担当者から特に注目を集めている「インフルエンサーマーケティング」。
一応存在は知っている!という方も多いとは思いますが、中には、
・やってみたいけど、やり方をよく知らない
・本当に効果があるのかがわからなくて不安
・自社の商品でもできるのかがわからない
・どうやってインフルエンサーを選べばいいのかがわからない
といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
「インフルエンサーマーケティングを効果的に使って自社の商品をもっと多くの人に知ってもらいたい!」という方に向けて、
○インフルエンサー・インフルエンサーマーケティングについて
○どんなインフルエンサーがいるのか(ジャンル紹介)
○実際のインフルエンサーマーケティングのPR事例紹介
についてご説明していきます。
これらの解説・紹介を通して、今後のインフルエンサーマーケティングや、インフルエンサーを選定する際にお役立ていただければと思います。
関連記事「事例付き!インフルエンサーマーケティングの成功要素を徹底考察!」
インフルエンサー(influencer)とは、「Influence」という影響や感化、効果作用を表す語源にある通り、他者の購買行動に強い影響力を及ぼす人のことを言います。
そして、そんな世間に対して強い影響力を持つインフルエンサーが、企業の製品やサービスを紹介し、自社製品やブランドへの認知を広げ、消費者の購買行動に影響を与えるマーケティング手法を「インフルエンサーマーケティング」と呼びます。
参考:(https://www.plan-b.co.jp/blog/marketing/20439/)
美容・コスメに関するジャンルは、女性からとても人気の高いジャンルです。
自分のお気に入りのインスタグラマーや、話題のインスタグラマーのメイクを真似したり、その人たちが投稿で呟くレビューを参考にして商品を購入する女性も多いようです。
また、実際に自分がそのコスメを使用していなくてもインスタグラマーの投稿から使用感を感じることができることも、大きなメリットの1つです。
1.濱田あおい Aoi Hamada さん
フォロワー数5.9万人の「aoihamada」さんです。
コスメの写真を撮影されての投稿と、実際にご自身がコスメを使用されている写真や動画も掲載されているため、実際の使用感も伝わりやすいかと思います。
この他にも化粧品やコスメに限らず、美容系のサロンに行かれている様子なども投稿されているように、実店舗の紹介をされているインフルエンサーも多くおられることから、美容・コスメジャンルは広い幅でのPRが可能であると言えます。
2.Manami さん
フォロワー数5.4万人の「manami.cos metics」さんです。
主に動画でコスメなどの紹介をされており、それぞれの動画の全編は「manami.cos metics」さんご自身のYouTube(登録者数1.5万人)にリンクから飛んで見ることができるようになっています。
フィードの画面を見ても、美容・コスメジャンルに特化していることが分かり、このアカウントのフォロワーの方も美容・コスメ系のジャンルについて興味のある方が多いことが言えるのではないでしょうか。
このように、特定のジャンルに特化しているインフルエンサーを起用する場合、フォロワーの人たちが何を求めてそのインフルエンサーをフォローしているのかという点がわかりやすいというメリットがあり、
自社の商品・サービスと同ジャンルに特化されているインフルエンサーを起用することは、インフルエンサーマーケティングにおいて重要なポイントの1つです。
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プレゼントキャンペーンによってPRをされている例です。
プレゼントキャンペーンは主に新商品やサービスの認知拡大や販売の促進を目的とすることが多いと言われます。
この投稿においても秋のトレンドに合わせた色のリップクリームを紹介されており、「投稿時期(9/2)」と「これからの季節のトレンド品」がうまくマッチしているPRの例だと言えます。
インフルエンサーのInstagramからyoutubeに移動し、YouTubeからキャンペーンへの応募ができる形になっているため、
「自社の商品やサービスも動画で詳しく知ってもらいたい」と思われる方は、インスタグラマー兼YouTuberのインフルエンサーにPRを依頼するという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
Instagram上には様々なジャンルのインスタグラマーが活動していますが、アパレル・ファッション系のインスタグラマーは中でも特に人気と言ってもよいでしょう。
アパレル・ファッションはトレンドが変わりやすい分野であるため、女性たちは自分のスタイルや、好みにあったインスタグラマーの服装や使用しているブランドを常に参考にして購入することが多いようです。
特に若い女性はSNSで情報収集をする傾向が他の年代と比べても高く、10代から20代の女性をターゲットにして積極的にインフルエンサーを起用するファッションブランドもとても多いことも特徴です。
1.Kayo さん
フォロワー数21.5万人の「kayo.912」さんです。
1つのアイテムだけでなく、全身を写して投稿をされていることが多く、他の服装やアイテムとの組み合わせのイメージがしやすい投稿をされているのが印象的です。
また、「kayo.912」さんは「WEAR」もされており、「WEAR」ではフォロワーを35万人も抱えられています。
現状のInstagramの仕様では、アプリ上で購買が完結しないため、このようにして外部のECサイトに誘導し、購買につなげる取り組みが必要で、「kayo.912」さんは効果的にInstagramを使用をされていると言えます。
(関連記事:https://www.plan-b.co.jp/blog/marketing/27221/)
2.ayano uemura/うえむら あやの さん
フォロワー数4.9万人の「uemura_a」さんです。
こちらも全身のファッションを載せられているため、他のアイテムとのコーディネイトがイメージしやすい投稿をされているのが特徴的です。
また、二児の母でありママ系インフルエンサーであるということも大きな特徴であることから、お子さん持ちの主婦の方から大変人気がある問いことも言えるでしょう。
アパレル・ファッション系のジャンルでは「uemura_a」さんのように全身をコーディネイトを投稿されている方以外にも、で「顔出しされていない方」や、「自分の写真は載せずにアイテム写真のみ投稿される方」などの特徴を持つインフルエンサーの方がいます。
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@teany」さんとご自身でコラボをされているPR事例です。
このように特定のインフルエンサーの方や、ご自身でアパレルブランドなどを展開されているインフルエンサーの方とコラボをするという施策もPR方法の1つです。
特にコラボするインフルエンサーの抱えるフォロワーやファン層を自社の商品・サービスに興味を持っていただき、誘導する上ではとても有効な施策であると考えられます。
欲しい商品や受けたいサービスをSNSで探す傾向が高まってきた中でも、グルメ系のジャンルは特にその傾向が強いジャンルと言ってよいでしょう。
特に若者の中では、飲食点を探すときはレビューサイトよりもまず初めにInstagramで調べるといったユーザーも少なくないようです。
男女を問わずにとても人気なジャンルでありながらも、「グルメ系インフルエンサーのフォロワーの8割は女性」というデータがあることも特徴の1つです。
(参考:https://martechlab.gaprise.jp/archives/klear/22929/)
1.むにぐるめ(唯一無二の絶品グルメ) さん
フォロワー数33.9万人の「muni_gurume_japan」さんです。
主に都市圏を中心にグルメの紹介をされています。
グルメ系から、インスタ映えしそうなスイーツ系まで、「高すぎず手が届きやすい」値段のグルメを中心に幅広く紹介されていることも特徴的です。
今やInstagramは、GoogleやYahoo!などと同じ検索ツールとしての役割を果たしているため、インフルエンサーの方にPRをしていただき、投稿によって検索タブで上位表示されることは、大きな認知拡大に繋がると言えます。
特に10代や20代の若者においてにそうした風潮が見られ、中でもグルメやファッション、コスメ系のジャンルはInstagramを検索ツールとして使用する傾向が高いのではないでしょうか。
2. uryo1113 さん
フォロワー数33.4万人の「uryo1113」さんです。
様々なジャンルのグルメを紹介されていますが、スイーツやカフェ系の紹介に定評があるインフルエンサーです。
グルメ系ジャンルのフォロワーの8割が女性といったデータを上記で記載した通り、「uryo1113」さんのフォロワーは90%以上を女性が占めています。
グルメは男女に共通して需要のあるものです。しかし、若者でインスタ映えを狙う層だと男性よりも女性の方が多いことから、フォロワーの女性比率が自然と高くなるのではないでしょうか。
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場所や営業時間、商品の値段や席数などの店舗の詳細情報に加え、PR感を感じさせないフレンドリーかつ自然な感想・レビューが印象的です。
PRする上で、フォロワーの目線から見て「PR感」が目立たないことはとても重要です。
たまにキャプションの「PR感」が強い方もいますが、あまりにも「PR感」が強いとフォロワーはその投稿やレビューの内容をどうしても信じにくくなってしまうからです。
例えPR投稿で、商品やサービスの特徴を伝える際には、いかに自然に特徴を伝えて、PR感を抑えるのかを意識されることで、より自然な魅力が伝わりやすくなるのではないかと思います。
多くの便利なもので溢れる現代では、ものに対する欲求が満たされ、「自己実現」への欲求が高まっています。
そのためスポーツ・フィットネス系のジャンルでは、「理想の自分」を求めて心身の健康や、ダイエットのためにスポーツや筋トレ、フィットネスに関心を持つ人が非常に増えており、Instagram上においてもとても人気のジャンルとなっています。
1.Maya Miyagawa.A 宮河マヤ さん
フォロワー数30.7万人の「maya_m0901」さんです。
トレーニングやワークアウトの様子を主に投稿されている他、現役のファッションモデルとしてのお仕事の様子や日常生活の様子なども投稿されています。
また、雑誌やイベントなど様々な場所で活躍されていることから、女性に人気なのはもちろん、美しい容姿に惹かれる男性ファン(フォロワー層)も多いことが、スポーツ・ファッション系のインフルエンサーの特徴であると言えます。
2.舞 / Mai さん
フォロワー数2.4万人の「maaai_fitness」さんです。
「maaai_fitness」さんはフィットネストレーナーとしても活躍されていることから、トレーニングの動画が多いことが特徴として言えます。
アカウントのエンゲージメント率は9%を超える高い数値です。
先ほども申し上げた通り、スポーツ・フィットネスのジャンルにおいては容姿に惹かれる男性ファンの方も多いことから、フォロワー層としては、男性の比率が半分ほどを占めることが傾向として言えます。
こちらは、商品のインフルエンサー専用の招待コード(クーポンコード)を使用して商品である「無添加冷凍食品」をPRされている事例です。
企業はインフルエンサーをアンバサダーとして起用し、インフルエンサーに招待コード(クーポンコード)付与します。
商品自体の魅力や、インフルエンサーが発行するクーポンを活用することによって得られる「安さ」に惹かれるフォロワーの認知獲得だけでなく、直接的な購買行動まで起こせる施策として有効なPR事例、方法であると言えます。
Instagram上で多くの女性インスタグラマーが様々なジャンルで活躍する中、近年大きな注目を集めているのが、子どものいる女性インスタグラマー「ママインスタグラマー(インフルエンサー)」たちです。
ママインスタグラマーたちは、家事や育児から、ファッションやメイクなどの幅広いジャンルの投稿をしており、同じように子どものいる女性や、同世代の女性を中心に多数のユーザーからの支持を集めています。
1.TERAWEAR さん
フォロワー数20万人の「terawear」さんです。
現在は二児の母として育児をされながらInstagramでもファッション紹介をされています。
またトレンドを掴んだご自身のファッションを紹介されていることに加え、ご自身のアパレルブランドも展開されていいます。
主にプチプラブランドを活用したカジュアルでおしゃれなファッションの写真を投稿されていることが多いことが特徴として言えます。
プチプラファッションは価格的にユーザーが真似をしやすい他、自分の生活からの身近さを感じやすいことからも大変人気なファッションスタイルとなっています。
2. Mami Ishioka /石岡真実 さん
フォロワー数8.3万人の「mami_ishioka」さんです。
ファッション、ライフスタイル、コスメなど幅広いジャンルの投稿をされているのが特徴的です。
ママ系のインフルエンサーは、各ジャンルに特化していることが特徴ではなく、「主婦」「母親」という立場に共感される女性が多いため、1つのジャンルに限らず、その他様々なジャンルのPRにも対応しているジャンルだと言えます。
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こちらは、美容液のPRをされている事例です。
一方的な視点ではなく、30代の女性だからこそわかる視点や悩みに寄り添われていて、ターゲットとなる女性の共感を呼ぶような投稿になっています。
こうした芸能人ではない元々一般人であるインフルエンサーの強みは、芸能人の方たちと比べ、フォロワーの方達により親近感を沸かせられる点です。
そのため、商品やサービスをPRするにあたっても、ターゲットのどんなニーズに寄り添うために、誰が宣伝するのかという点が重要となります。
最後は旅行・レジャー系のジャンルです。 Instagramが情報を検索するツールとして活用されることが増えている中、近年ではInstagramに投稿されている旅行先やスポットの写真を見て自分たちの旅行先や出かけるスポットを決めるユーザーも大変多くなっています。
実際に旅行やレジャーに関する疑問を持っている人の46%以上の人が「休暇の計画を立てる際にInstagramを使う」と回答しており、56%の中小企業が「Instagramはウェブサイトにはできない方法で旅行業界に役立っている」というアンケート結果もあるほどです。
(参考:https://about.fb.com/ja/news/2019/03/instagram-economic-impact-report/)
そのため、人気の旅行系インスタグラマーを起用したインフルエンサーマーケティングは、旅行に関連する企業にとって非常に効果的なマーケティング手法といえます。
1.????? さん
フォロワー数9.6万人の「moyamoya2121」さんです。
旅行先で撮影された写真を多く投稿されていることから旅行系のインフルエンサーとして人気を得られている他、ご自身のアパレルブランドを展開をされておりファッション系の投稿もある他、二児の母であることからママ系インフルエンサーとしても活動されています。
1つのジャンルに特化しているインフルエンサーは、そのジャンルに対して興味の強いフォロワーを抱えていることが特徴ですが、「moyamoya2121」さんのように1つのジャンルに限らず、複数の肩書を掛け合わせて持たれるインフルエンサーの方には幅の広い層がフォロワーにおられることが強みであり特徴として言えます。
2.A Y U M I ✺ traveller さん
フォロワー数2.9万人の「ooooooayumioooooo」さんです。
1人で世界一周を達成された「ooooooayumioooooo」さんの投稿は、旅先での自然や土地の美しさを感じさせる魅力的な写真を多く投稿されているのが印象的です。
ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN」のアンバサダーもされていることから、フォトジェニックな写真に移る旅先のスポットの紹介に加え、その写真を映し出すカメラのPRも同時にされています。
星のリゾート リゾナーレ那須についてのPRをされている事例です。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、大きく打撃を受けた観光業界ですが、その中でも星野リゾートは安全面を徹底的に考慮し、見事な対応を見せた企業の1つです。
今回の投稿においても、人々がウイルス感染の不安と戦い不安やストレスを抱える中、その不安を払拭するためにインフルエンサーを上手く活用していると言えます。
ホテルやスポットのPRに加え、「3密回避」の点もPRされており、心を解放して安心して過ごせる滞在のイメージ、ニーズを掻き立てるPR投稿になっているのではないでしょうか。
(参考:https://www.hoshinoresorts.com/information/release/2020/06/89320.html)
いかがだったでしょうか?
インフルエンサーマーケティングを通じて自社商品をより多くの人に知ってもらうとする上で、様々なジャンルのインフルエンサーがいることや、実際にInstagram上でインフルエンサーの人たちがどのようにPRをされているのかがおわかりいただけたかと思います。
「うちの商品(サービス)もこういう人たちに自社の商品・サービスを宣伝してもらいたい!」と思って頂けるヒントになれば幸いです。
自社マーケティングのアイデアとして、是非ご活用ください!
インフルエンサーマーケティングの会社について知りたい方はこちら>>「インフルエンサーマーケティング会社22選!【2021年】注目の企業を解説」