【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2024.03.27
公開日:2020.11.10
InstagramによるPR効果が認められてきた昨今、ファッション業界やコスメ、飲食店など様々の業界の企業がInstagramのPRに参入しています。
また、Instagram全体の傾向として、Instagram上で購買が促進されるように新機能がどんどん追加されています。
Instagramでは、IGTVにも「ショッピングタグ」を利用して商品をタグ付けできるようになりました。また、2020年後半には、リール機能でも同じ昨日の実装テストが開始される予定です。
最近設置されたショップタブでも、多くの企業が公式アカウントで参入されており、これから先どんどん競争が激しくなっていくことが予想されます。特に勢いが激しいのがファッション業界です。
ビジュアルの「映え」が重視されるプラットフォームであり、かつお洒落な人たちの投稿がひしめいていることから、ファッションとInstagramの相性はとてもいいです。
本記事では、インフルエンサーマーケティングの観点から、ファッションブランドのキャンペーン例、プロモーション例を合わせて5つご紹介させていただきます。自社マーケティングの参考として、ぜひご参考にしてください!
また、Instagramを活用したマーケティングの一つとしてインフルエンサーマッチングプラットフォーム「Cast Me!」もぜひご活用ください。
11.1万人のフォロワーを抱える「yuri_s_official」さんによる投稿です。 ファッションや自撮りの投稿を中心にご投稿されており、平均エンゲージメント率は1.5%です。
平均エンゲージメント率は、いいね数/フォロワー数で表され、主にフォロワーの興味関心をどれだけひいているのか、の指標となります。
詳しくは、以下の過去記事をご参照ください。
PRしているブランドは、「ELENORE」と言うブランドで、かつてカリスマショップ店員として活躍した山本梓衣菜さんが立ち上げた、小ロット生産のブランドになります。
公式アカウントの平均いいね数は103、yuri_s_officialさんの平均いいね数は1,706であることからも、インフルエンサーを起用することで一つの投稿で生むことのできる認知の幅が広がっていることがわかります。
UNIQLOやGUなどの一般的に認知が広がっているブランドではなくても、十分に商品認知、ブランド認知を広げることができます。
誰でも自社のアカウントで投稿を行えることから、大規模なキャンペーンを行えない、小規模なブランドこそインフルエンサーを起用して認知を広げることが効果的です。
4.2万人のフォロワーを抱える「toy_96」さんによるPR投稿です。
#pr ハッシュタグ検索で上位に表示されいます。 先ほどの例とは異なり、顔は見せずに全身のコーディネートを強調する投稿なのが特徴です。(ファッション系のインフルエンサーは顔を見せず、首から下だけを載せる方も多いです。)
特に女性のインフルエンサーで注意なのが、顔出しのファッションインフルエンサーで、ファッションよりも顔の強調が激しいパターンです。フォロワーはインフルエンサーの顔に対して興味を抱き、フォロワーの男性比率が増加する傾向にあります。
ブランドのLoungeweartokyo様は2020年9月9日にグランドオープンしたばかりのアパレルブランドになります。
すでにInstagram上に71件もの投稿があります。
(参照元:https://www.instagram.com/explore/tags/loungeweartokyo/)
このように、多くのインフルエンサーを起用して一気に認知を広げる方法は、同一ハッシュタグの上位に同じブランドが表示される可能性が高くなる、ハッシュタグそのものの認知が広がる、などの効果があります。
4.9万人のフォロワーを抱える「akokako」さんによる投稿です。
この投稿は「pr」ハッシュタグ検索で人気投稿に上がっています。
ハッシュタグ検索で人気投稿に表示される条件は、下記の過去記事を参照してください。
PRしているブランドは、「KandK」という女性向けインポートセレクトショップです。
ECサイトを見ると、インフルエンサーによる投稿を商品の画像一覧に二次利用していることがわかります。
インフルエンサーとの契約次第で、お作りいただいたクリエイティブをECサイトで二次利用することができます。
つまり、Instagram上の投稿で認知を広げるだけでなく、見栄えのいい写真をその後の自社利用に繋げることもできます。
ECサイト以外でも、ランディングページの素材にすることなどもできます。 インフルエンサーにアサインをお願いする際に、二次利用についての許可を予めお願いする必要がございますので、トラブルにならないよう気をつけましょう。
フォロワー数10.3万人の「bisuhada」さんの投稿です。
PRした商品は「Prima Scherrer」のワンピースです。本投稿で6,449人からのいいねを獲得しています。
一般的に3%を超えればエンゲージメント率が高いと言われる中で、bisuhadaさんの平均のエンゲージメント率は5.61%という大きな数字です。
エンゲージメント率が高ければ高いほど、「投稿を見た人の興味を惹いている」ということなので、一般的な方の投稿よりもbisuhada様のご投稿は興味喚起ができたと考えられます。
このように、インフルエンサーの投稿写真以外にも、PR投稿では「その方の投稿が普段からどれだけ見られているか?」が重要になります。つまり、インフルエンサーの選定をしっかりと行うことが大切です。
インフルエンサーの選定基準に関しては、以下の過去記事をご覧ください。
フォロワー数7300人の「haru_wear」さんの投稿です。
「SAISON DE PAPILLON」と言うアパレルブランドのPRを行っています。
このインフルエンサーさんは、ファッションアプリ「WEAR」でも投稿なさっている「WEARISTA」であることがわかります。「WEAR」上では、なんと16万人ものフォロワーを抱えています。
この方の場合、Instagram上での投稿だけでなく「WEAR」での投稿も同時に行うことができるため、大幅に認知を拡大することが望めます。
前章ではインフルエンサーを活用したInstagram上でのPR事例を紹介しました。 では、これらのようなPRを行うためにどのようなことが必要なのでしょうか?
適切なインフルエンサーの選定は非常に難しいです。
投稿写真の自社ブランドとの親和性、フォロワーの男女比率、平均エンゲージメント率など多くの要素を鑑みて、案件をお願いしなければなりません。
インフルエンサーのアサインは、自社でもできる場合がございますが、インフルエンサーマーケティングに関する専門知識がない場合、代理店に委託することをオススメします。
詳しくは以下の参考記事に、サービス別の代理店一覧を掲載しておりますのでご参考にし てください。
購買目的でインフルエンサーにPRを行っていただく場合、現状のInstagramの仕様では、アプリ上で購買が完結しないため、購買につなげるためには外部のECサイトに誘導する必要があります。
現在主に取られている方法として、
1:ストーリーズ投稿にURLを貼る
2:公式アカウントから遷移させる
などの方法がございますので、それぞれ解説させていただきます。
Instagramでは、フィード投稿にURLを載せる事はできませんが、ストーリーズ投稿にURLを載せることができます。
(ただし、フォロワー数10,000人以上しかストーリーズにURLを載せる事はできません。)
このように、商品紹介と併せて投稿する事で、認知と購買をつなげやすいというメリットがあります。
リンクがどれくらいクリックされたのか、については投稿後のストーリーズのインサイトでチェックすることが可能ですので、効果計測の際に参考にすることができます。
注意点として、ストーリーズのインサイトは投稿から二週間で消えてしまうため、それ以前に回収するようにしましょう。
公式アカウントにも、URLを載せることができます。
上記の例は、アパレルブランド「CLANE」のフォロワー数25万人の公式アカウントです。
プロフィール欄を見ると、外部ECサイトのリンクが貼られていることがわかります。 また、ストーリーズハイライトに過去に投稿した新商品のストーリーズを載せることで、「消えないストーリーズリンク」を貼ることができます。
公式アカウントのメリットは、「認知から購入までの導線を一気に引くことができる」点です。
普段の投稿で新商品や一押しのアイテムを継続的にフォロワーに届け、かつプロフィールやストーリーズ、ストーリーズハイライトにリンクを載せることで購入につなげやすいです。
難点として、「公式アカウントの人数を増やすのが難しい」というのが挙げられます。 よくあるミスが、「新商品情報を載せすぎてしまい、ブランドとしての統一感が損なわれる」パターンです。
フィード投稿の一覧の「パッと見」の統一感は非常に大切なので、自社ブランドのイメージにあった統一感のある投稿を目指しましょう。
いかがでしたでしょうか?
ファッションとInstagramの相性は非常によく、取りうる戦略は投稿の内容作成からキャンペーン方法まで多岐に渡ります。
Instagramを用いたPRでは、ブランドの認知度の代償にかかわらず、誰でも参入することができます。その分、他社との差別化が難しいポイントでもあります。
本記事を参考に、ぜひ一つのプロモーション手段として効果的な活用をしましょう!