【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2022.12.23
公開日:2020.06.15
ローカルインフルエンサーとは、ある地域の情報をメインに発信する、影響力と発信力を持つ人物やキャラクターを指します。
地元愛が強いローカルインフルエンサーを起用することで、共感やエンゲージメントが得られやすく、地方PRによく用いられています。 特に旅行や観光業との親和性が高く、SNSとも相性がいいことから、今後もローカルインフルエンサーマーケティングがより多くの範囲で行われる可能性が高いといえます。
この記事では、ローカルインフルエンサーの概要から、マーケティング成功事例等を紹介します。
また、Instagramを活用したマーケティングの一つとしてインフルエンサーマッチングプラットフォーム「Cast Me!」もぜひご活用ください。
ローカルインフルエンサーとは、インフルエンサーの中でも特定の地方に精通している、あるいは地域愛が強く、一定の影響力と発信力を備えた人を指します。 大体のローカルインフルエンサーは、その土地にゆかりのある人物やキャラクターであることが多いです。
しかし中には、地方の魅力に触発され、出身を超えてローカルインフルエンサーに起用される場合もあります。
ローカルインフルエンサーは、ただ商品・サービスの販売訴求だけでなく、その土地の顔として、いわば観光親善大使のような役割も担っているともいえます。 地域愛が強いローカルインフルエンサーであるからこそ、縁もゆかりもないインフルエンサーが訴求するよりは、地元の人からも共感を集めやすいといえるでしょう。
ローカルインフルエンサーを活用することで、広告になりすぎず自然な訴求が可能です。地方でインフルエンサーマーケティングを行う際は選択肢の一つに入れてみてください。
では実際にローカルインフルエンサーを見ていきましょう。ローカルインフルエンサーは必ずしも人物だけでなく、キャラクターなどもその役割を果たす場合があります。
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Halno Kujiraokaさんは、ほうきに乗った浮遊写真で有名な旅インフルエンサーです。ほうきに乗った姿が特徴的なことから、”ほうきおじさん”とも呼ばれています。
Halnoさんはある地域に特化しているわけではないものの、全国様々な地域の写真が投稿し、地域活性に一役買っていることからも、ローカルインフルエンサーと呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。
Instagramフォロワー数26.8万人(2020年6月時点)を誇り、全国各地で撮影された幻想的な写真が話題を呼んでいるHalnoさん。
温泉地や名勝も、Halnoさんの手にかかれば別世界のように魅力的に映るのは、さすがインフルエンサーならではといえるでしょう。
参考:くまモンオフィシャルHP
「熊本県といえばくまモン」と、即座に思い描けるほど、全国的にもすっかり熊本県の顔として定着したくまモン。
全国的に人気を集めているご当地キャラ「ゆるキャラ」の中心的マスコットキャラクターです。 くまモンは2011年「ゆるキャラグランプリ」で優勝したことから、大々的に知られるようになりました。今では熊本県の顔として、熊本県内外で様々なPR活動を行なっています。
くまモンは全国津々浦々、様々な地域のイベントに参加。くまモンの出勤スケジュールは公式HPから地域別に閲覧することができます。
またTシャツやお菓子、生活雑貨など、様々なくまモングッズが販売されており、人気の高さが伺えます。 Twitterフォロワー数80万人、Instagramフォロワー数4.6万人と、非常に多くのフォロワー数を誇るくまモンは、中国をはじめとする海外からも注目を集めています。 全国的に見てもここまで人気を継続的に保ち、地方愛を発信するローカルインフルエンサーは稀だといえるでしょう。
大崎龍史さん|瀬戸内サニー株式会社社長
参考:Twitter
大崎龍史さんは瀬戸内サニー株式会社社長兼YouTuberとして、地元香川大学を卒業後、香川県の情報発信を行うローカルインフルエンサーです。
瀬戸内サニー株式会社では、うどんやスキンケア用品といった瀬戸内や香川の特産品も販売。YouTubeでは、「瀬戸内サニーさん」として地元の中高生を巻き込みながら楽しい動画を発信しています。
また大崎さんは宣伝会議別冊『100万社のマーケティング』4月号において、ローカルインフルエンサーにまつわる記事を寄稿。
ローカルインフルエンサーの啓蒙活動にも情熱を注いでいます。
最近では地方活性化にローカルインフルエンサーが活用されるケースが増えていますが、なぜこうしたマーケティング手法が注目されるのでしょうか。
一般的にローカルインフルエンサーマーケティングは、旅行や観光産業との親和性が高いとされています。地域ならではの情報を発信するローカルインフルエンサーならではの特徴だといえるでしょう。
ここでは、ローカルインフルエンサーマーケティングが注目される3つの理由を紹介します。
ローカルインフルエンサーは、その土地にゆかりのある、あるいは地域に精通している場合が多く、旅行や観光産業との親和性が高いことが挙げられます。
地方愛に溢れるローカルインフルエンサーに依頼した方が、その地域特有のPRが行える可能性が高く、共感も呼びやすいといえます。
いくら有名インフルエンサーであってもその地域に詳しくない人を起用した場合、やはりローカルインフルエンサーの熱量には叶わないでしょう。
宣伝色を全面に押し出すのでなく、普段から発信している地域の情報と共に、自然にPRが行えるのはローカルインフルエンサーの強みであり、マーケティングに活用されている理由の一つです。
都市部と比較すると、地元の方が人との結びつきが強い傾向にあります。
その土地を盛り上げるローカルインフルエンサーは、地元住民から大切にされやすく、熱い思いを持ったファンがいるのが特徴です。
インフルエンサーマーケティングで成果をあげるためには、ユーザーに対し共感や熱量の高い思いをいかに伝えられるかが大切になります。 そのようなキャンペーンを行うことで、人が人を呼び、大きな拡散力が見込めるためです。
その点、ローカルインフルエンサーは既にその土地に愛着を持っているコアなファンを獲得しており、キャンペーンの効果がより期待できる存在だといえます。
20代や中高生といった若い世代から圧倒的に支持を受けるSNS。
それらのメディアで影響力を持つローカルインフルエンサーの存在は、彼らには無視できない存在になっています。 ターゲット層が極端に異なる場合は別ですが、若い世代に受け入れやすいと、拡散力が期待でき、エンゲージメントを高められる可能性が高くなっています。
今ではブラウザ上で検索することなく、SNS上で検索を行い商品やサービスを比較・検討する若者層が非常に増えています。
今後もSNSの活用幅は大幅に増えていくと予想され、都市部以外でもその傾向は見られるでしょう。そうした意味でもローカルインフルエンサーマーケティングは今後も注目されるといえます。
では実際にどのようなマーケティングが行われているのでしょうか。やはりローカルインフルエンサーであるからこそ、地方PRや土地由来の商品・サービス訴求が多くなっています。 それではローカルインフルエンサーマーケティングの成功事例を紹介します。
和牛は2006年に結成した、吉本興業所属の水田信二と川西賢志郎の二人組お笑いコンビ。
M-1グランプリを3年連続準優勝を果たすなど、人気お笑いコンビです。 そんな水牛と愛媛県がコラボレーションし、愛媛県観光PR動画を作成。愛媛県出身の水田が「オツカレ神」として、仕事に疲れたOLを演じる川西と共に『疲れたら、愛媛。』という歌謡曲を歌いながら愛媛県をPRするという動画です。
YouTube再生回数は約140万回を記録し、非常に大きい宣伝効果となりました。
ミカエラさんはカナダ人で現在福岡に住んでいるYouTuberです。英語で福岡を始め、日本全国の土地や日本の生活を動画で配信しています。
YouTubeチャンネル登録者数は30万人と、国内外から多数のフォロワーがいるミカエラさんは、九州国立博物館とタイアップを行い、PR動画を作成しました。
トラベルYouTuberのサニーさんと共に撮影されたミカエラさんの動画は、太宰府駅から九州国立博物館までの道しるべも記録されており、まさに一緒に旅をしているような感覚が味わえます。
動画再生回数は4万回、高評価も1200を超え、インバウンド客への訴求もローカルインフルエンサーを活用することで可能になることを表す、好事例だといえるでしょう。
ここまでローカルインフルエンサーの概要から、マーケティング成功事例等を紹介しました。
まとめると概要は以下のようになります。
ローカルインフルエンサー→特定の地方に精通している、あるいは地域愛が強く、一定の影響力と発信力を備えた人やキャラクター
<ローカルインフルエンサーが注目される理由>
・共感を呼びやすい
・熱い思いを持ったファンがいる
・若い世代に注目されやすい
地方活性化の情報発信には、その土地で影響力をもつローカルインフルエンサーを起用し、マーケティングを行なっていきましょう。
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